フレ岳
ふれだけ
1,046m
2万5千図: 漁岳、支笏湖
縦走コース |
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フレ岳 |
支笏湖の西岸にある山で、空沼岳から漁岳・フレ岳・丹鳴岳と連なっている連山の一つ。山名は玉石だらけの急流、 フレナイ沢の上流にあることに因る。フレ・ナイ(赤い川)は流域のどこかに土砂崩れがあって、 川が赤くなっていたのであろう。 |
フレ岳頂上直下 | 頂上より小漁岳遠望 |
丹鳴岳頂上より、928m台地へ向かいフレ岳を目指す。
フレ岳頂上部は樹木は全く無く、 頂上直下南西部は吹き溜まりのある急斜面で、
雪が十分に締まっている場合は直登も可能であるが、
状況に因っては樹木の疎らにある東側から巻き気味に登る。頂上は平坦で殺風景である。 帰路は928m台地に戻り、往路を辿る。雪が安定している時ならば、 小漁岳手前1,128mピークの小漁湖付近からオコタンペ湖へ向け下降することも可能である。 地形図に表れない小さなコブがあったりする、かなり急な斜面の気の抜けない下降である。 このルートを使うと時間は短縮でき、稜線から駐車地点まで2時間30分余りで到達できる。 また、この下降の際には、 フレ岳側の沢は岩峰があったりするバリエーションルートなので、フレ岳側の沢には入らないように 注意したい。 |