摩周岳(カムイヌプリ)・
西別岳
ましゅうだけ にしべつだけ
857m 799.8m
第一展望台コース |
|
||||||||||||||||||
摩周岳 | 西別岳 |
登山口と駐車場 | 登山路 |
摩周岳は摩周湖の縁にあることによる山名。アイヌ時代には摩周湖はカムイ・トウ(神の湖)と呼ばれていて,
摩周は幕末に和人の命名とする説とマ・シュマ(泳ぐ岩=湖にある島が小さく泳いでいるように見える)
からの転訛とする説がある。 第一展望台の登山者用駐車場に駐車しカルデラの縁に沿って、摩周湖の南岸を半周し、 途中三つの顕著な起伏を越えて頂上直下のキツイ登りで頂上。 左手に見えていた摩周湖も684mのコブ付近で樹木に隠れて見えなくなる。 二つ目のコブを越えると西別分岐で、左手に入り、頂上に近づくほどに傾斜はきつくなり、 左側は切れ落ちてくる、そのまま進めなくなると、急斜面を巻き込むように進み、高度感のある崖の上の頂上に至る。 |
摩周湖を角度を変えながら見て歩く | 西別岳分岐 | 左側は切れ落ちている |
西別岳は、摩周湖湖岸に聳える摩周岳と尾根続きの山で、山名は、西別川の源頭にあることに因る。
西別はアイヌ語でヌーウシ・ペツ=豊漁である・川、または,
ヌ・ウシ・ペツ=温泉・ある・川を意味するという。冷涼な土地の山なのか、
標高800mで高山植物も豊富な山でガンコウランをはじめ、チシマフウロ、ミヤマオダマキ、エゾツツジ、
ヨツバシオガマ、コケモモなどがある。また、展望の利く山で、頂上からは、摩周湖や斜里岳、
根釧原野が果てしなく眼前に拡がる。 摩周岳頂上より西別岳分岐に戻り、分岐より西別岳へ向かう。広く刈り払われて歩き易い平坦な路を進みむ、傾斜がきつくなり、ヌーシベツ岳を過ぎるとまもなく西別岳頂上。 |
西別岳へむかう歩き易い路 | ヌーシベツ岳から摩周湖 | 西別岳頂上 |