迷沢山
まよいざわやま

1,005m

2万5千図: 手稲山

手稲山ルート

0:00 手稲山ゴンドラ山頂駅
1:20 961mピーク
3:20 迷沢山
4:50 平和の滝
迷沢山

奥手稲山からの台地上のポツンとした50mほどのコブがこの山で、山自体の魅力は少ないが、頂上からの手稲山山頂の長い崖や 定山渓天狗岳3峰の、迫力ある展望が楽しめる。また途中の台地も針葉樹林帯で見応えがある。 かってこの一帯は、磁石を使わないと方角が解らないほどの深い針葉樹帯で、その上 沢が入り組んでいるので、この山名が冠けられた。

ゴンドラ山頂駅前より右側にトラーバスして、手稲山の岩峰の基部を巻き、991mのコブの先で尾根に出て、 961mのピークを目指す。961mピークにはダケカンバに大きな鐘が吊してあり、 振り返ると991mのコブの後方に手稲山が見える。尚961mと991mの中間のコブから北に延びる尾根の800m付近から東へ伸びる 小さな尾根はパチンコ尾根と呼ばれ登りに利用されている。

ピークから西北西に下降し、コルの870m付近からトラーバス気味に965m、994m台地を巻き、 迷沢山から伸びる北尾根の950m付近を目指す。このトラーバス中は大きな針葉樹帯の中を歩くことになり、深山にいるようで、 なかなかののものだ。

このあと、平坦な尾根筋を南進して目指す迷沢山に至る。帰路は送電線あたりまで登りがあるのでシールはつけたまま、 頂上より北東に伸びる尾根を下り、896mあたりから936m台地を巻き気味に送電線に至る。 ここから送電線の苅分を下るが、送電線は2本あり、最初の送電線が旧送電線ルート、 その先の送電線が新送電線ルートでどちらをとっても手稲山の登山路にぶつかる。

一般的にこの送電線ルートが登路として使用されているが、平和の滝登山口から尾根上まで3時間程度、 尾根上から迷沢山迄は1.5時間程度は要する。


961mピーク 961mピークからの手稲山 台地トラーバス中からの手稲山