三国山
みくにやま
1,541.4m

三国トンネルコース


0:00 駐車場 2:00
0:40 上二股 1:30
1:10 頂上 1:10


標高1,139mの道内最高の三国峠そばにある山。旧十勝国・石狩国・北見国の境界にあることに因る山名。 三国に跨がることに依る山名の三国山は全国各地に見られるが、この山は更に、 石狩川から日本海に、無加川を経て常呂川からオオーツク海へ、音更川を経て十勝川から 太平洋へと、三大海の分水嶺となっている珍しい山である。

国道273号で三国トンネルの上川側の入口から登る。

トンネルの上川側100mほど手前に大きな駐車場がある。峠が高い所にあるので、頂上までの標高差が400mで、 コース全般に水量は少なく登山靴で手軽に登れる山。トンネルの左側から沢に入ると沢沿いに踏み跡がある。 踏み跡は流れを左岸・右岸と渡ったり、何回か高巻きをしながら次第に高度をあげる。上二股を右股に入り、 稜線が近づくと、稜線直下をトラーバス気味に三国の国境ピークに出る。

国境ピークから踏み跡は稜線沿いに一旦コルまで下り、登りかえしてササやハイマツの中を三国山に至る。 国境ピークから本峰は実際に見るより意外と早く10分ほどで登れる。
頂上からは周りを取り巻く山々(ユニ石狩・石狩・音更・大雪連峰・武華・クマネシリの山々・ニペソツ・ウペペサンケ等)360度の展望が楽しめる。

トンネルの左側から登る 沢筋を進む 上二股



頂上から大雪連峰を望む 頂上