中 岳
なかだけ
1,387m
2万5千図 : 中山峠
喜茂別岳〜無意根山縦走コース |
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中岳(左)と無意根山 |
札幌市南区と京極町の境界線上にある山。山名は喜茂別岳と無意根山の中間にあることによる。
同名の山は各地にあるが、いずれも主峰の脇役的存在である。
夏路は無く、夏期は白水川の遡行で、冬期は中山峠から喜茂別岳を経由するか、無意根山から登るのが一般的である。 このコースは雪が締まった3月上旬から4月末が適期。上記の参考所要時間はラッセル時のもので、無ラッセルだと 上記時間の70〜80%で可能。 中山峠の駐車場から、無線中継所への作業道を辿る、緩やかな尾根につけられた作業道は平坦で 道路脇に電線もあるので、途中の無線中継所までは、この作業道を辿る。 無線中継所の手前で道は大きく左折しているので、ここで道と別れダケカンバの樹林帯に入り、 喜茂別川源流を右から大きく回り込むようにして、樹林帯を抜け、緩やかな尾根筋を喜茂別岳を目指す。 標高1000mを過ぎると、樹木もない、広い尾根をたどり、平坦な頂上の喜茂別岳に達する。 目の前には羊蹄山がデンと鎮座してをり、尻別山やニセコ連峰のパノラマが広がっている。 この先は白一色の世界で、ホワイトアウト状態である。目標物は並河岳のピークと中岳の岩肌のみである。 無意根山山頂からは1,269mのコブを目指して下降し、ここから、長尾山を巻きながら千尺高地目指す。 千尺高地の多少の登りはあるが、千尺高地から豊羽鉱山まで一気に滑降を楽しめる。 |
あと一息で中岳頂上 | 中岳頂上より喜茂別岳 |