並河岳
なみかわだけ

1,258m

2万5千図 : 中山峠

喜茂別岳コース


0:00 中山峠
2:10 喜茂別岳
2:40 並河岳

喜茂別岳より並河岳(左)中岳(中央)無意根山(右)



中岳と喜茂別岳の間にある1,258mの山。山名は北大スキー部の2代目部長 並河 功氏の名前を付したという。
夏路は無く、この山のみ登られることは希で、冬期に喜茂別岳〜中岳〜無意根岳への 縦走中登られる山である。

このコースは雪が締まった3月上旬から4月末が適期。
中山峠の駐車場から、無線中継所への作業道を辿る、緩やかな尾根につけられた作業道は平坦で 道路脇に電線もあるので、途中の無線中継所までは、この作業道を辿る。無線中継所の手前で道は大きく左折しているので ここで道と別れダケカンバの樹林帯に入り、喜茂別川源流を右から大きく回り込むようにして、 樹林帯を抜け、緩やかな尾根筋を喜茂別岳を目指す。

標高1000mを過ぎると、樹木もない、広い尾根をたどり、平坦な頂上の喜茂別岳に達する。 目の前には羊蹄山がデンと鎮座してをり、尻別山やニセコ連峰のパノラマが広がっている。尚、この尾根は広く、目標物もないので、 視界の利かない時は注意が必要である。

この先は白一色の世界で、ホワイトアウト状態である。目標物は並河岳のピークと中岳の岩肌のみである。


喜茂別岳を下って並河岳へむかう