コルから頂上部 コルから登ってきた沢を振り返る
頂上まで 2,750m
沿面標高差 +753m
野塚岳
のずかだけ
1,353.2m
豊似川ポン3の沢支流コース
2007/05/06
オムシャヌプリ、十勝岳、楽古岳 トヨニ岳
振り返るとトヨニ岳が
左手に頂上直下からの沢
日高山脈の南、国道236号、 天馬街道のトンネルがこの傍を抜けている。 山名は日高山脈の十勝側を流れる野塚川の源頭にこの山が位置することに因る。野塚は@ ヌプ・カ・ベツ=原野を流れる川 A ヌプカ・ベツ=野・川 等の説がある。
左側のピーク直下をトンネルが走っている。右側が野塚岳







やがて上二股に至る。左手の沢は頂上から真っ直ぐに落ちてくる沢で、 右手の沢に入り1331mと頂上のコルを目指す。傾斜もキツクなってくるが雪は柔らかくケリを入れると足場ができるのでアイゼンを必要としない。沢形も無くなり広い斜面となるころ、左手に目指す頂上部が見えるてくる。
トンネルの広尾側の駐車場に駐車し、トンネル広尾側抗口の右手から沢に入りツボ足で登る。沢は広く、暫くは作業道跡のような所を進む。標高700m付近で進む右岸の斜面に亀裂が入っているが雪も 安定している。渡渉は水勢が強く難儀なようなのでそのまま進む。直ぐにまた沢幅も広くなり、振り返るとトヨニ岳が真後ろに見える。
0:00 トンネル広尾側抗口 3:50
1:00 上二股 3:20
2:30 コル 3:05
2:55 頂上 2:55
コルから頂上に至る尾根にはハイマツが顔をだしており、残雪とハイマツの中の踏み跡を繋いで頂上へ。頂上からはオムシャヌプリ、十勝岳、楽古岳、目を転じるとトヨニ岳、ピリカヌプリがはっきりと見える。眼下には天馬街道を走る車やその騒音も聞こえてくる。