ペテカリ岳から派生する支尾根上にある山。山名はこの山がポンヤオロマップ川の源頭に位置することに因る。
ヤオロマップ川の支流を意味する、ポン・ヤオロマップはアイヌ語で小さい=支流の・危ない川。
道道55号線で拓進から、「坂下仙境」の標識で山側に折れ、牧場を過ぎて歴舟川沿いの林道に入る。
林道にはゲートがあるがシーズン中は施錠されていないとの事だが、大樹森林管理センター
(TEL: 01558-6-2171))に道路状況と併せて確認をしたほうが無難。
次に歴舟川とポンヤオロマップ川の分岐が現れる。分岐には「ペテガリ岳登山口・ここより10粁」の案内板に従って左折、
終点が登山口。登山口には数台分の駐車スペースがある。
登り始めから急な斜面をジグを切って登ると、途中には梯子まである急登。この斜面を登りきると尾根に出る。
何度か小さなアップダウンを繰り返して進み、笹が足元に目立つようになってくると1121mピーク。
尾根はここで西に折れ、今まで右に見えていた三角形をした頂上が正面に現れる。樹林の中のアップダウンが続き、
向かいには早大尾根が見渡せる。頂上が近ずくにつれ、尾根が痩せてきて、ようやく最後の登りだ。
岩壁基部を巻き、鎖のある岩場を過ぎると、ゆるやかな登りで山頂だ。灌木帯の頂上からは、北側が開けていて、
カチポロ、エサオマンまで遠望がきく。 |