南白老(三等三角点名)
みなみしらおい
944.6m

二の沢コース




0:00 駐車スペース 3:40
1:30 コル 2:40
2:20 頂上 2:20



頂上まで 3,200m
沿面標高差 +450m
沿面標高差 -50m


白老岳の南に位置する無名峰で白老岳方向からはピラミッド型に 聳えて見える山。 この山の三等三角点名が南白老となっている。
276号線で美笛峠より大滝方面に向かい、 滝笛トンネルを抜けた先の「二の沢」=中笛橋の架かっている沢=より登る。 「二の沢」右岸の川原より20m位高いところにつけられた林道を進む、 林道が大きく左折する標高580m付近の林道の二股で右側の林道を辿り沢 に降りて、沢を渡り対岸の尾根に取り付く、
(積雪が充分でない場合は沢の徒渉に手こずるので前記の林道を使用せず、 国道の橋を渡ったところから、いきなり尾根に取り付くと良い。)

沢から尾根上までは傾斜はきついが、尾根の上に出るとなだらかな登りで、 そのまま尾根の背を一寸横切った尾根の東斜面を辿り沢形が切れる 標高720mあたりで沢の上部を横切る。殆ど水平に進み、この先にある2つの沢の沢底を標高750〜760mあたりで横切り、白老岳と南白老岳のコルを目指す。 沢形には樹木も見られ、傾斜は緩い。 コルまでの最後の登りは多少きついが、この先、もっとキツイ登りが 待っている。 コルからの南白老岳は見上げるような急斜面で登高意欲を誘う。 今日はコルのあたりでもクラストしていて ツボ足でも直登できる。コルは風の通り道なのか風当たりが強い。

クラストは硬く蹴りこみを入れてもつま先が入る程度。 稜線から一寸離れたところを稜線に沿ってツボ足で登る。 40〜50m上からは雪が着いていて歩きやすい。時折膝下までぬかり ながら急登を頑張ると間もなく、急に傾斜も緩くなり、 いきなり頂上部が見えてくる。 頂上稜線は雪庇の下に雪崩斜面が切れ落ちている。 所々一寸埋まる所もあるが比較的楽に歩ける稜線を 踏み抜きに注意しながら頂上を目指す。

頂上からは正面に白老岳が、目を転ずると眼下には道々86号線が見える。

コルから白老岳 頂上から白老岳 コル付近


頂上