海別岳
うなべつだけ
1,419m

峰浜コース


0:00 入山口 8:20
3:00 森林限界 6:50
6:00 頂上 6:00


知床半島の付け根に位置する成層火山。山名は海別川の源頭にこの山が位置することに因る。 ウナベツの語源はアイヌ語で、噴火に依る火山灰が海別川を埋め尽くしたので@ウナベツ(灰川) Aウナオベツ(灰の入った川)等の説がある。

海別川とシマトッカリ川に挟まれた峰浜尾根を登る。 尾根末端へはウナベツスキー場の前を走る東十線でシマトッカリ川を渡り、 海別川方向に直進した先の住居付近が最奥の除雪地点。 219mと197mのコブを抜けシマトッカリ川に沿って進み、峰浜尾根末端に取り付く。 緩い傾斜の続く、広い尾根は深い針葉樹林で見通しは利かない、標高800m付近で突然, 樹林帯から抜け、 白一色の世界となる。シュカブラが現れ出すと、 次第にクラストしだすので、アイゼンのほうが登りやすい。 稜線下部は雪がつかずにハイマツの先が顔を出して、それが波打っている。 峰浜尾根のピークからコブを越えて頂上。

頂上からは天候が良ければ、流氷原の向こうにクナシリ島。羅臼岳から硫黄山への連山や、 すぐ近くには斜里岳などが見える。

標高180m付近からの海別岳 深い樹林帯をゆく 森林限界付近から頂上 標高900m付近から峰浜尾根ピーク


標高1000m付近から斜里岳 頂上から峰浜尾根のピーク 頂上目指して稜線をゆく