ウペペサンケ山1848m 天候:快晴   2007/09/30 
秘湯、管野温泉から登る
6:58 車止
7:13 登山口
9:17 分岐
10:08 糠平富士
10:40 本峰
11:25 糠平富士
11:45 糠平富士出発
14:12 登山口
長い頂上稜線を持つ特異な山容で、山名のウペペ・サンケ (雪解け水が増して・流れ下る) の名の通り深く切れた沢を持つ山。登山口はこの管野温泉からと糠平からの二つある。管野温泉コースの登山口へは管野温泉の奥、車で30分ほど。
菅野温泉より林道を車で30分位走ると車止めになる。
3〜4台止められるスペースに車を置き、10分程歩くと登山口。
登山口入り口は草が生い茂り、ササも身体に巻き付いてくるが、すぐにしっかりした登山道になる。倒木を潜り、跨ぎ、イシカリベツ川の支流の沢に入る。ゴロゴロ石の枯れ沢を進み、小さな滝にぶつかり左から回り込むと枯れ沢の石にコケがついているのが多くなり、とても滑る。
沢がなくなると急登で、一気に登り切る。稜線に出て、糠平温泉コースとの分岐に9時17分着。

360°の展望の中、ウペペサンケ山頂を見ながらの稜線歩きは気持ちが良い。
ホシガラスがハイマツやコケモモの実を食べているのか3〜4羽ハイマツの中に入ったり、出たりと飛行しつずけている。今年は夏がいつまでも続き、そして突然寒気が来て、4〜5日前の雪で葉も中途半端な紅葉のまま縮れてしまっている。
稜線上にもあちこち雪が残っていて、風もとても冷たい。
三角点のあるウペペサンケ山頂=糠平富士(1834b)に10時08分到着。
本峰(1848b)の方が僅かに高いので、そのまま本峰に向かう。
ここからは一気の急な下りで、ピークを2〜3乗り越えウペペサンケ山本峰に10:40分到着。 ニペソツ、石狩岳、音更岳そして背景に雪で山頂が真っ白くなったトムラウシからの大雪山連峰。糠平湖や然別湖が鏡のようで、 太陽に光りとても神秘的。又、三角点のある山頂に戻り休憩。 今日は天気も良いので他に3組ほどの登山者に出会う。 11:45分山頂をあとに往路を下る。 登山口14:05分帰着
山頂より然別湖方面 山頂よりニペソツ
ウペペサンケ山  糠平温泉コース