浦臼山の山名は麓の浦臼町に因り、浦臼はウライ・ウシ・ナイ=梁が・多い・川(鮭が豊かで梁をかけた)
又はウラシ・ナイ=笹・川を意味するという。
樺戸山の山名はこの山のある樺戸郡に因り、樺戸はカバト=河骨という水草が多い河・沼ことを意味するという。
隈根尻山の山名はクマ・ネ・シリ=魚干し棚・みたいな・山、若しくは 尾根が棚のように平らに見える山を意味するという。
札幌方面より275号線の浦臼町の消防所のすぐ先で山側に左折して、鉄道を横断して直進すると突き当たりの神社で右折して
そのまま進む。途中には分岐があるが案内標識がある。
標高240mの砂防ダム前に駐車スペースがあり10台以上駐車可能。この先、浦臼山の山頂付近まで林道が続いているが、
ダム上にゲートがある。林道を登っていき次第に高度が上がってくると、木々の間から石狩川流域の田園風景が見える。
30分ほど登ると車道は尾根を挟んで左右に分かれる。左の車道に入りジグザグ道を登ると、
標高500mの展望台である。展望台のすぐ上に反射板があり、そのあたりから傾斜が急になりだす。
平らな尾根を少し進んだところの左側の開けたところに、山頂標識がある。
浦臼山の山頂のすぐ先に、ハングライダーの離陸ポイントのようなものがある。この先で、
林道は終わり本格的な登山路となる。そこから少し登ったところが782m地点である。
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浦臼山から夕張岳や芦別岳の展望を楽しみながら幾つかのコブを越えると樺戸山。
樺戸山からはいったん急勾配をロープを伝って下りて、登り返すと、隈根尻山山頂になる。
頂上は狭いが、ピンネシリが近くに、その左奥には神居尻山、そして、その後ろには暑寒別岳が見える。 |
隈根尻山(左) |
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