遊楽部岳 (見市岳)
ゆうらっぷだけ (けんいちだけ)
1,277m
太櫓コース |
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八雲と熊石を結ぶ道道の雲石峠の北西にある山。遊楽部岳を主峰に、臼別岳、太櫓岳、白水岳、冷水岳と山塊をなしている。
山名は遊楽部川の源頭にあることに因る。日本海側では見市川の源頭にあるので見市岳とも呼ばれている。
遊楽部はユー・ラプ(温泉が・下る)を意味する。その名の通り山麓には温泉が多い。
また見市はケネ・ニ・ウシ(アカダモの多い所)を意味する。 八雲・北檜山を結ぶ道道42号で太櫓川に架かる曉橋より「登山口」の標識で、林道に入り、1キロほど先に登山口がある。 林道は狭く、登山口付近には駐車スペースは無い。、林道脇に2〜3台の駐車がやっとである。 登山路は臼別頭(臼別岳)を経由する起伏の多い長い尾根道で、コースは整備されていて、一合毎に標識もある。 |
登山口 | 歩きやすい登山路 | 5合目のダケカンバ |
5合目あたりからの臼別岳ピーク | 1275.5mピーク | 背後に臼別岳 |
ブナ林が続く、起伏の多い単調な尾根路を行くと5合目でやっと臼別岳が姿を現す。 7合目あたりでやっと視界も開きはじめる。きつい登りで臼別頭(8合目)に着くと、 眼前には遊楽部岳の全容が見渡せる。ここから一旦下って、ウメバチソウ、トリカブト、アザミ、 オトギリ等が咲く小さなお花畑を過ぎ、9合目からの急な登りで頂上稜線の肩に到達する。ここが頂上で、 この北東0.5キロ先にある一等三角点(点の名称=見市岳)1275.5メートルは旧地図では最高地点であった。 |
1277mピークから冷水岳 |