神威岳 
かむいだけ

1,600.05m
 
二万五千図 : ピリガイ山、神威岳 


0:00 神威山荘 8:40
0:30 440m二股 8:10
1:00 下二股 7:40
2:00 上二股 6:40
2:05 尾根取付 6:35
4:55 頂上 4:55

「神威山荘から尾根の取り付き迄は沢登りで、取り付き点より尾根の路を登るコース」

神威岳、ソエマツ岳、ピリカヌプリを南日高三山と呼び、 ソエマツ岳方面から眺めると端正な山容であるが、中の岳から眺めるとどっしりとした逞しい山容である。 この山の他にも、神の山の意味する「カムイ」の山名をもつ山は道内には多数ある。 国道236号の浦河町荻伏の集落から元浦河川に沿って上野深に向かい舗装道路を直進し、 上野深からは砂利敷きの林道を神威橋で元浦河川を渡って、ソエマツ沢林道を右に分ける。この先、 気の抜けない運転が続き林道終点に神威山荘(問い合わせ先 :浦河町教育委員会 п@01462−2−2311)がある。


コース前半は左岸、右岸と徒渉しながらニシュオマナイ川沿いの踏み跡をたどり、後半は尾根の滑りやすい急登なので、 尾根取り付きまでは渓流歩きスタイル、後半は登山靴が便利。神威山荘からはニシュオマナイ川左岸の造材道跡をたどるとまもなく 右岸に渡り途中大きく崩壊した所も一カ所あるが440mの二股まで造材道跡をたどる。
神威山荘


二股で左股を渡ったところの左股左岸のブッシュに本沢のゴルジュを避る巻き道があるが本沢も遡行可能。 これからは適当に徒渉をくりかえし下二股(524m)を左へ入り、上二股(710m)では右へ入り一寸登った地点が尾根への 取り付き点、ここからは路もはっきりしているが非常に滑りやすい急登だ。(二股からいきなり登りだす踏み跡もあるが、 この踏み跡はすぐ先で消えている)

1450m付近で国境稜線と合流するが、下山時国境稜線の踏み跡へ迷い込まないよう注意が必要。
440m二股上部

上二股より下流を望む 山頂 山名標識の裏側
(噛む胃、胃を噛んでいる)