ニペソツ山
2,012m
二万五千図: ニペソツ山
16の沢コース往復 |
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天狗の下りからのニペソツ山 |
アルペン的山容をもつ東大雪の主峰で、急峻な尾根と切れ落ちた谷で構成されている。山名の由来はニペソツ川の上流に
あることに因り、ニペソツはアイヌ語で(シナノキが群生するところ)を意味する。 「日本百名山の改訂版を出すことになろうが、ニペソツは文句なしの一級品」と深田 久弥にいわせた山である。 登山口までの公共の交通便はなく、国道273号で帯広方面より「十勝三股」手前の音更川の橋の袂から左折音更川沿いの林道に入る。1.5qほど先で本流沿いの林道と分かれて左折し、16の沢林道に入って6.3q先が杉沢出合登山口。 |
登山路は16の沢と杉沢の間の尾根につけられていて、 最初のピークの小天狗までは殆ど展望の利かない樹林帯の中の単調な登りが続く。 小天狗手前を左にトラーバスし緩い下りで前天狗とのコル(天狗のコル)に至る。 前天狗近くなるとニペソツがその姿をあらわしてくる。前天狗と天狗の間は広い尾根で踏み跡が沢山あるので悪天候時には要注意。 天狗は西斜面を巻き、急な登りで山頂到着。 |
天狗岳 | 頂上より天狗を見る |