ニセイカウシュッペ山
1,878m
2万5千図 :ニセカウシュッペ山
古川林道で尾根の奥まで登る最短コース |
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石狩川を隔て、表大雪連峰と対峙する形の良い山で高山植物も豊富である。ニセイカウシュッペはアイヌ語で(断崖絶壁の上にある
山)を意味する。
旭川方面より上川町で左折して273号線に入り白滝村方面へ向かう、9.8q走たところで茅刈別川に架かる中越橋の手前を右折して(案内板あり)、茅刈別川に沿った林道に入る。林道には途中にゲートがあるので事前に上川森林監署から鍵の番号を聞かなければならない。林道入口より1q程で案内板に従い右折して茅刈別第一支川に沿った林道に入る。沢沿いの林道が双雲内から続く尾根にぶつかったところで案内板に従い左折して古川林道に入り林道はひたすら尾根を登る。途中、右手より清川からの登山路と合流し、合流地点より2.4qの地点が登山口。 |
中越橋の手前の林道入り口 | 清川登山口と林道の合流点 | 林道終点の登山口 |
登山口よりしばらくは展望のあまり利かない、広い尾根の単調な登山路を辿ると標高1,500bあたりから尾根は細くなり1,533b手前の高さ1b程の岩塊(展望岩)で一気に展望がひらけここから右手には大雪山、上方には大槍、ニセイカウシュッペ山の眺めは格別だ。ここから先登山路は稜線より一段下がったところを巻くように進み1,742bのコブの北側を巻くとやがて一面のお花畑である。 |
展望岩から大雪山を望む | ニセイカウシュッペ山(左)と大槍 | 大槍 |
右手には層雲峡の朝陽山から続く鋭い稜線と小槍が見えてくる。目の前には大槍が迫る。大槍で廃道の層雲峡からのコースが合流しているので下山時に入り込まないように注意が必要。 |
層雲峡の朝陽山からの尾根と小槍 | 頂上から大槍と大雪連峰 | 頂上手前のピーク |
ここから先なだらかな歩きとなり頂上手前のピークを巻き、巻き終えたあたりがタカネイの群生地で、最後のハイマツ地帯の登りを経て平坦な頂上をもつニセイカウシュッペ山である。 | ||
頂上より大雪連峰 |