オプタテシケ山
2,012m
2万5千図 :オプタテシケ山 白金温泉
美瑛富士避難小屋コース |
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十勝連峰の北端に位置し、大雪山系と十勝連峰の接点にある山で、北西面は深い谷にえぐられた鋭い
山容の山。オプタテシケは「やりがそれた山」(アイヌ神話で、恋愛でしっとした山がこの山にやりを投げたが、
それがそれてしまったので)。
日帰り登山は無理なので美瑛富士避難小屋に一泊して登る。尚、美瑛富士避難小屋付近には融雪期以外、水場が無い。 白金温泉の奥にある「国立大雪青年の家」を過ぎて美瑛川に沿った舗装道路を1q進んだ地点の分岐を右に入るとゲートがある。 美瑛営林署(п@0166-92-1291)に問い合わせると鍵のナンバーは教えてもらえる。
林道が右にカーブするとまもなく山道の入口だ、多少の駐車スペースは100b程先にある。 しばらく造材道跡を歩いて左カーブの後右手に登山路が現れる。取り付きは急な登りだが、 やがて緩い登りとなる路は最初真っ直ぐ美瑛富士方向へ向かっているが標高1,150b付近から二つの沢形をトラーバスして美瑛富士避難小屋へ向かって美瑛富士の斜面を巻きながら登る。 周りの樹木の丈が低くなったころ「天然庭園」に着く、岩と樹木の配置は「天然庭園」の名そのものだ。この後ササとハイマツの登りで、最後の急登のあと草原の中の美瑛富士避難小屋に着く。 避難小屋から岩石の積み重なった石垣山を登りベベツ岳越え高度差200bの急登でオプタテシケ頂上。 |