利尻山
りしりざん
1,721m
2万5千図 : 鴛泊 仙法志
鴛泊~山頂~三眺山~沓形のコース |
↓ |
|
|
↑ | ||||||||||||||||||||
洋上からの利尻岳 |
島全体が一つの頂点に引き絞られて天に向かっている。こんな見事な海上の山は利尻岳だけである。(深田 久弥著 日本百名山)
と賞賛されている利尻岳は、アイヌ語のリ・シリ(高い山)に由来し、「利尻富士」の別名をもつようにコニーデ型の死火山である。
熊とヘビの生息しない山で、北海道にあって熊からの解放感も味わえる山である。 高山植物も豊富で、リシリトウチクソウ、リシリヒナゲシ、リシリオウギ、リシリゲンゲなどこの山ならではの花も多くある。また、 南西側の中腹にはチシマザクラの群生地があり、天然記念物に指定されている。 鴛泊市内の多くの宿は3合目登山口まで早朝でも送ってもらえる場合が多いので事前に確認してみ ては。3合目登山口を5分程登ったところが日本百名水の一つ「甘露泉水」。ここが最後の水場なので 充分に補給しましょう。5合目で深い針葉樹林の路が終わるとダケカンバ、ミヤマハンノキの中の単調な登りが続く、 7合目からは岩混じりの尾根歩きとなり高山植物も多く見られる、8合目まで来ると遙か先に頂上 を望む長官山で、ここには避難小屋がある。 |
登山口 | 甘露泉水(日本百名水) |
長官山からは稜線の灌木の中につけられた路を登り9合目を過ぎると右側が急斜面となって 落ちこんでいる、更にロープの張られた砂礫の急斜面を登ると沓形からのコースと合流する。 | |
長官山からの山頂 |
|
||
ロープの張られた砂礫の登り |