夕張岳
ゆうばりだけ


1,668m

2万5千図 :夕張岳  滝ノ沢岳

夕張コース

0:00 林道終点 7:20
2:30 望岳台 5:40
4:30 頂上 4:30
ガマ岩と夕張岳

屋根形のドッシリした山容をもつ、スケールの大きな山で、頂上付近一帯にはお花畑が展開し、夕張岳固有種も多く、 花の山として知られている。山名の夕張の由来はアイヌ語のユ・パロ(温泉の出口)、ユー・パロ(鉱泉のわき出るところ)、 等の説がある。 国道452線をシューパロ湖沿いに進み、明石町から、ペンケモユーパロ川沿いの林道を進むと駐車場に着く。

駐車場から10分ほどでヒュッテ経由「馬の背コース」を左に分ける。しばらく視界の利かない森林帯を登り、水場を過ぎるとすぐ「馬の背コース」と合流する。展望もよくなり、滝ノ沢岳(通称姫岳)や前岳が見えてくると急登のあと前岳のトラーバスとなり望岳台に着く。望岳台から少し進むと沢の周囲がお花畑の憩の沢水場につく。

これより緩い登りで湿原地帯となり、湿原から一旦下りダケカンバの中の路を進むと「ガマ岩」脇を抜け、蛇紋岩の露出地にでる。ここはユバリコザクラやユウバリソウ等夕張岳固有の植物が見られるところである。

ここから熊ガ峰を越えて頂上直下の吹き通しとなり、ハイマツ帯の急登で、祠を過ぎるとすぐに頂上である。


ナンブイヌナズナ ユウバリソウ