手順 |
1.細かい部分の塗り方 |
a.細かい部分の塗装には基本的にタミヤのエナメル塗料を使用します。
理由としてはアクリル系(水性塗料共々アクリル系は下地と 密着しすぎる)よりも
エナメル系のほうが塗装に失敗したとき、薄め液で下地を痛めずに簡単に失敗した部分を除去し、
再度塗りなおしができます。
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b.テールとか窓枠などは面相筆など細めの筆を使用しますが、
ウィンカー部分など点を描くような部分はつま楊枝を使うと便利です。 |
2.モール部分 |
a.モール部分はデカールシールを使用するときれいに仕上がります、
模型ショップに400円〜600円程度で販売されています。
また、インクリボンのプリンターをお持ちなら、クリアデカールでオリジナルのデカールも作成できます。 |
※デカールシールを貼るときは、デカールフィットを使用すればよりきれいに仕上がります。
これも模型ショップで250円前後で販売されています。 |
3.シート |
a.シートの状態が悪かったり、別の色で塗りたかったら、塗り変えましょう。
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裏にプライマーを吹き付ける |
表にも同様に吹き付ける |
軟質プラスチックなどを塗装する場合は、プラスティックプライマーを使用します。
塗装するものの汚れゴミをよく落としてから、遠くから吹き付けます。
乾いたら上塗りしてください。 |
※プラスティック用のプライマーはホームセンターなどで販売されています。
軟質プラスティックなどにも良く密着しますので、塗装がはがれにくくなります。 |
b.a.の下塗りが乾いたら、お好きな色に塗装してください。(先に白色に塗っておくと八色がよくなります
シートとフロアを塗り分けたり、ハンドルを、シフトノブを塗り分けたり、
するとよりリアルにできあがるかもしれません。
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4.ライト&グリルの塗装(メッキ調) |
方法1.メッキ調のスプレー
ライト又はグリル部分は普通銀メッキされています。
しかしめっきが剥がれてしまい下地が出ているよう場合とか、
紛失してプラリペアで作った場合など塗装するしかありません。
下地の汚れなどを取った後、プラスティック用プライマーをを吹き付けます。
このとき部品が細かいのでスプレーの風圧で飛んでいってしまうので板などに、
両面テープで貼り付けたりしておくと楽にぬれます。
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プライマーが乾いた後にメッキ調のスプレーを吹き付けます。
本物のメッキのような光沢までは出ませんが、仕上がりはきれいです。
メタリックカラーとは違いますので、くれぐれもクリアーを吹き付けないように、
メッキ調でなくなってしまいます。
欠点は、塗料の乾きが遅いことです、一週間は乾かしておいたほうが無難です。
指紋の跡がついたら終わりです。 |
メッキ調スプレーを吹き付ける |
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方法2.メタルックを使用
模型店で600円程度で販売されています。糊のついたアルミ箔です。
長所:アルミ箔のためまさに金属の感じが再現できます。
短所:コストが高く、非常に薄いアルミ箔のため破れやすいので、きれいに仕上げるには技術が必要です。
アルミ箔のため厚みが出てしまう。
使い方は貼り付ける箇所より少し大きめに切り、ピンセット等を使い貼り付け箇所に置き、
綿棒を水で少し湿らせてから
押さえて貼り付けます。このときあまり力を入れすぎるとアルミ箔が破けてしまいますので気をつけてください。
空気が入ってしまったら、気泡を針でさして綿棒で押しながら空気を抜いてください。
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方法3. 「こすって銀さん」という商品がありますのでそれを使用します。
長所:メッキ調スプレーよりメッキに近い。、
短所:とれやすいという点、こすってメッキ調にしても、クリアを塗って保護することもできないし、
ぬれた手で持つとすぐ取れてしまう。
使い方は下地を光沢黒に塗った後に「こすって銀さん」を少量布に取りこすりつけるように磨きます。
すると不思議とメッキのように見えてくるという具合です。
完全にディスプレイモデルとするなら良い方法だと思います。
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方法4. Mr.カラースーパーメタルカラー(メッキシルバー)
長所:メッキ調スプレーよりメッキに近い。、
短所:値段が高い。(1000円くらい)
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使い方はメッキ調スプレーと同じ。
フラットな面に吹き付けた場合、メッキ調スプレーなどよりはるかにメッキに近い塗装ができ尚且つ乾燥が速い。 |
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方法6. ガンダムマーカーメッキシルバー
長所:メッキ調スプレーよりメッキに近い。、
短所:狭い範囲しかぬれない。
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トミカのフロントグリル・タイヤのホィールまどはこれで塗ると楽にぬれます。
値段は300円くらいだったと思いますが、上記のMr.カラースーパーメタルカラー(メッキシルバー)に匹敵する塗装ができます。
ただペンですので、ぬれる範囲は狭い。 |
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掲示板に投稿していただいたSATO様からメッキ部品修理方法の情報
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「ダ●ソーで売っている「プラチナペイントマーカー」というシリーズの中のシルバーのペンを使用するとメッキパーツまではいかないもののかなりメッキに近い状態になるそうです。
私もメッキ調のスプレーは実際使いにくい点もたくさんあるので、それに変わるものを探していました。是非使ってみたいと思います。 |
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