2007/2/18 | 箕輪スキー場から 鉄山 北西面 滑走 ▼箕輪スキー場最終リフト (福島県) | Sorry! |
今年最初の山スキーはテレマーク隊に混ぜてもらい、7人で箕輪スキー場から鉄山へ向かう。 Cリフトを降り、普通なら箕輪山山頂を目指して登っていくが、今日は山頂の南西面をトラバースして一旦沢筋に降り、そこから一気に鉄山避難小屋の西にある通称「プロペラの碑」へと登って行く。 天気が良くないので避難小屋には寄らず、シールを外しプロペラの碑から緩やかな北西面を下っていく。途中いくつかのピークを超え(五段山というらしい)最後に樹林帯の中を一気に下っていくと、国道115号線に降りてくる。 知識が豊富な方と一緒で途中で弱層テストの見方や雪崩を避ける滑り方などを教えてもらったのは、よい勉強になりました。 |
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<参考〉 | (P)国道115号線沿いの路肩・無料 (WC)スキー場 (水場)なし | |
(Time)計測せず | ||
今日はビーコン装備で参加。小規模な雪崩は随所でおきていて、改めて注意しようと思った。 |
2007/3/23 〜3/26 |
K2 Prize Winner ニセコ 旅行 ▼ (北海道) |
スキーメーカーK2のキャンペーンでニセコにバックカントリースキーをしに行く。どうせ北海道に行くのなら「小樽で寿司を食べよう!」ということで3泊4日で北海道に向かい、スキー三昧の日々を過ごす。 |
23日 お昼には小樽に着き、運河・ガラス館といったありきたりの観光コースを巡り(写真@)、夜はホテルの人のオススメの「ひきめ」というお寿司屋さんに行く。 ここは、安くておいしい上に「あら汁」までサービスしてもらい、大満足でホテルに戻る。 |
24日 6時の始発で小樽を発ち、8時に倶知安に到着、バスでニセコヒラフスキー場まで行くと、宿泊先であるコンドミニアム北海道トラックスのスタッフの方が迎えに来てくれていて、宿泊先(写真A)に荷物を置かせてもらう。 (スキーのレンタルも含まれているのだが「どうしてもテレマークスキーがしたい!」という栗さんの我がままにより、テレマークスキーのブーツやヘルメットといった大荷物を抱えていたのでとても助かる) 9時過ぎから、ニセコアンヌプリ山北面をバックカントリースキーし(詳細はこちら)トラックスに泊まる |
25日 この日もバックカントリーの予定だったが、あいにくのガスで入山が禁止されていて、仕方がないので、グランヒラフ・花園・東山(写真B)・アンヌプリの各スキー場を回り、スキーのレッスンを受けることに。 お昼は花園スキー場でかにラーメンを食べる。 |
26日 最終日は午前中一杯ニセコでスキーを満喫し、夜にプリンスの最後のコンバットに参加するべく、慌しく福島に戻る。 |
2007/3/25 | K2 Prize Winner ニセコアンヌプリ 南西面 滑降 ▼グランヒラフスキー場 (北海道) |
<参考〉 | (P)利用せず (WC)グランヒラフ・ニセコアンヌプリ各スキー場 (水場)なし |
(Time)キング第4リフト→30分→ニセコアンヌプリ→50分→五色温泉→30分→モイワ山東面→20分→ニセコアンンヌプリスキー場 | |
ニセコの規模の大きさと外国人の多さに驚いた。また、K2の宣伝をする気はサラサラないが、やっぱりK2の板は滑りやすい。テレマークスキーを空輸した栗さんは2日目からはテレマークスキー参加を強行する。 |
K2のキャンペーンでニセコヒラフにパウダースノーを満喫できる「White Room」というバックカントリースキーをしにいく。が、今年は雪が少ないということで肝心の「White Room」というプログラムは一週間前に終了していて「パウダーは期待できないけど、それでよければ・・・」と前置きされた上でビーコンを装着しニセコアンヌプリへ向かう。 |
オーストラリア人でプロのスノーボーダー&ガイドであるギャザーとスキーのインストラクターのジェイソンと栗さんと私の4人(写真@)でグランヒラフの「キング第4リフト」からスキー板を担いでニセコアンヌプリ山頂へ登って行く。 30分も登ると標高1308Mの山頂到着(写真A・B)。ビックリするほどのお手軽さ。ここから一旦真西にトラバースして、南側が垂直に切り落ちた恐怖の南西斜面を下っていく。 |
ギャザーが「各自何M以上離れないと雪崩が発生する・・・これより何度南側に寄ると崖から滑落する・・」と説明してくれるのだが、いかんせんギャザーは日本語が全く話せないので、意味がイマイチ理解できず、時折聞き取れる「Death(死)やAvalanche(雪崩)」という単語に恐怖が倍増する。 |
それでも五色温泉までの斜面(写真C)は気持ちの良いほどのパウダースノーで、あまりにも気持ちがいいので滑ってはゴロゴロ転がり全身でパウダーの感触を楽しむ。五色温泉からスキーを漕いでモイワ山東斜面に出てから一気に下っていくとニセコアンヌプリスキー場のコース上に合流し本日のバックカントリーは終了する。 |
最後にスキー場のレストランで遅いランチタイム「好きなのを食べていいですよ」と言われるのだが、甚だ申し訳ない上にギャザーやジェイソンと’英語で会話する’という緊張感で、今となっては何を食べたか思い出せない・・・ |
時期外れで誰もいないニセコのパウダーはとても気持ちがよかった。ギャザーもジェイソンも「翌週にはオーストラリアに帰る」と言っていたので、もう日本にはいないだろうが、楽しい思い出に心から感謝したい。 |
2007/5/24 | 安積の一等三角点峰 高旗山 登山 ▼宇奈己呂和気神社登拝路 (福島県) |
夏山シーズンが到来、快晴の下、今年最初の登山は近くてお手軽な高旗山に決定! 郡山・湖南線から源田温泉方面へと入っていき、途中からデコボコの細い砂利道となり鳥居が立っているところが登山口。 今日は気温が高いが、序盤の樹林帯の中は涼しくて気持ちが良い。途中の細々と出ている水場を過ぎると、鳥居と祭壇らしきものがあり(これが宇奈己呂和気神社らしい)、鳥居をくぐるとすぐに山頂到着 あいにくのモヤで遠くまでは見渡せなかったが、北に安達太良山、東は郡山の広々とした平野が広がり、南に二岐山、西に磐梯山と眼下に猪苗代湖・・・と、さすがに展望はバッチリ!「空気の澄んだ晩秋にもう一度来たい」と思うほど良い山でした。 |
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<参考〉 | (P)路肩5〜6台・無料 (WC)なし (水場)途中アリ(細いが出ていた) |
(Time)登山口→25→鉱山跡分岐→20→ 山頂 →15→鉱山跡分岐→20→登山口 | |
展望良く、整備された登山道なのでファミリーや、道沿いには初夏の花が咲いていたので花好きな人に おすすめです。 |
2007/6/27 | 阿武隈のピラミッドピーク 蓬田岳 登山 ▼ジュピアランド平田 (福島県) |
ひと月以上山登りをしていないので、梅雨の間の晴れ間の今日がチャンスと思い蓬田岳へ登る。 序盤から樹林帯の連続だが、途中の水場は陽射しが眩しく清冽な水が出ていて気持ちが良い。水場から山頂まで、ほぼ樹林帯の中を通るので道中の展望は皆無。 山頂は菅船神社という小さな社から始まり、社→NHK電波塔→一等三角点→展望台が南北に細長く連なっていて「ここが山頂!」というピークは見つけられない。眼下に平田村ののどかな田園風景を望めるが、6月のこの時期は木々に新緑が生い茂り南側の展望は得られない。 |
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<参考〉 | (P)ジュピアランド平田・無料(芝桜の時期4〜5月は有料) (WC)水場の手前 (水場)あり(大量) |
(Time)登山口→10→水場→25分→下蓬田分岐→15→ 山頂 →10分→下蓬田分岐→25分→水場→10分→登山口 | |
このコースぬかるみの急坂なのでストックは必携。山頂から探検コースを通れば周回できるらしい |
2007/7/8 | 静かなゲレンデ横を登る 安達太良山 登山 ▼奥岳登山口 (福島県) |
本当は日光白根にグループで登る予定だったが、週間予報で雨だったので、残念ながらそれは中止。が、今朝起きてみると、まぁまぁの空模様。せっかく登山の準備をしていたということもあり、6時前に1人寂しく安達太良へ向かう。 まだゴンドラ運行前なので、薬師岳のコースも静かに歩けるということで、ゲレンデの脇を薬師岳(ゴンドラ山頂駅)を目指して登っていく。 このゲレンデ脇のコースは昔はよく登ったが私も数年ぶりに登るので少々不安だったが、登山道はきちんと刈り払いもされていて、少し分かりにくいが迷うほどではない。 薬師岳からは、ゴンドラ組と同じルートで山頂へ向かうが、今日は静かでとっても快適。 帰りは峰ノ辻からくろがね小屋へは向かわず、勢至平を通って奥岳に戻ってくる。 |
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<参考〉 | (P)あだたら高原スキー場大駐車場・無料 (WC)スキー場のレストハウス内 (水場)なし(峰の辻上部に沢はある) |
(Time)登山口→55分→薬師岳→45分→ 山頂 →25分→峰ノ辻→40分→勢至平・馬車道合流点→25分→登山口 | |
ゲレンデ横は寂しい上に道も分かりにくい。勢至平コースは花も多くなだらかなので、足に自信の無い方にはオススメです |
2007/8/5 〜8/7 | 日本一の御来光を拝む 富士山 登山 ▼富士宮登山口 (静岡県) |
<参考〉 | (P)五合目駐車場・500台・無料 (WC)五合目(チップ制)・六合目から上の各小屋(100円〜200円) (水場)なし |
(Time)五合目→20分→六合目(雲海荘・宝永山荘)→65分→新七合目(御来光山荘)→50分→ 元祖七合目(山口山荘)→40分→八合目(池田館)→30分→九合目(万年雪山荘)→35分→ 九合五勺(胸突山荘)→35分→浅間大社奥宮(頂上富士館)→25分→剣ヶ峰 |
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足場が砂礫なので歩きにくいのでスニーカーはオススメしない。また、このコースは登山路・下山路が同じコースなので、すれ違いに時間を要するのでコースタイムに余裕を持って計画を立てる。 夜歩く時はヘッドランプが、また砂埃が凄いので下山時に着用するマスクとサングラスは必携! また、六合目は小屋が二つあるので、金剛杖の焼印をコンプリートするには、その両方に焼印を押してもらう必要がある。 このコースは山小屋が少ないので混雑するが、我々が泊まった新七合目(御来光山荘)は標高が低いせいか、宿泊者が少なく快適に泊まれる。また若いスタッフの対応も気持ちが良いのでオススメです。逆に八合目(池田館)は(別に他の人が利用するのを止めるつもりはないが・・・)私は死んでも利用しません(理由は↓の本文を参照して下さい) |
8月5日(日) |
『富士山に 登らない馬鹿 二度登る馬鹿』 というありがたいお言葉があるらしいので、まだ一度も登ったことがない我らWin登山隊は『登らない馬鹿』を晴れて卒業するべく、総勢10人で午前3時に福島を出発する。(ちなみに自称熟達者3人・ほぼ初心者7人) |
高速を飛ばして、午前10時半位には富士宮口へと続く富士山スカイラインに入ったが、丁度今日は「富士登山駅伝」なるイベントが開催されていて渋滞している上に、駐車場から溢れた車が路肩に停まっているので、五合目の駐車場までなかなか辿りつけない。 |
五合目(2400m)で、この高度に体を慣らしてから登った方が良いので1時間程度ランチ休憩をダラダラとってから、いよいよ富士山制覇へ登山開始!この時点では10人みんな元気一杯である。 |
今日の宿泊する小屋、新七合目の「御来光山荘」はスタートから1時間30分もあれば到着するので、山荘到着時には(夜勤明けで参加したMつる君の彼女以外は)全員元気。 小屋に着いたらやることは『酒→飯→酒』しかないので夕方4時にはビールを飲み始め、7時くらいには就寝する。 |
8月6日(月) |
午前1時に起床し、小屋の外を見てみると下のほうからは暗闇の中でポツポツポツとヘッドライトの明かりが登ってくるのが見え、 空を見上げると、雲1つないはずなのに・・・どこの山よりも天空に近いはずなのに・・・ここから見る星は何故か少しよどんで見えるのは、自分自身が富士山の山の格を見下しているからなのだろうか? 2時少し前に新七合目を出発する。この時点で時間的に山頂での御来光は諦め、八〜九合目での御来光に向けヘッドランプの明かりを頼りに歩き出す。 |
先週3000mのアルプスに4日間滞在していたので、高度には十分対応できるはずなのだが、登りはじめてすぐに息が切れる。5分も歩いていると呼吸が慣れるのだが、休憩をとった後にはまた、登りはじめと同時に呼吸が乱れるの・・・繰り返し。 私でさえ呼吸がキツイのだから他のメンバーはさぞかし辛いだろうと思い、何度も何度も小まめに休憩を取りながら50分かけ元祖七合目に到着。この時点でMつる君とY子ちゃんが体調に異変を訴えていたので、Y子ちゃんの荷物を元祖七合目の山口山荘に預け再び出発 |
まだ暗闇の中歩き続けるが『富士山は蟻の行列で前の人に付いて行くしかない』と聞いていたが、なかなかどうして、前にも後ろにもほとんど登山者がいない!山頂で御来光を見る人はもっと上の方を歩いているだろうし、普通に朝から登る人ははこれから登りはじめるのだろうから、丁度人がいない端境期のような時間帯なのだろうか? いずれにしても、空いていたため、休憩を多く取ったりと余裕を持って山登りが出来たのでラッキーだった。 |
八合目に着いたのはAM3時・・・休息がてらトイレに行ったら、八合目(池田館)は午前3時だというのにトイレに料金番が立っていて、トイレの中でお金を徴収し、女性もその番人に音を聞かれながらしなくてはいけないという・・・・まあ普通では考えられないことをしていた。 私はその山小屋の懐の狭さ、非常識さに何かとても寂しい気持ち・悲しい気持ちになり、こういう山小屋は利用したくないな・・と強く憤りを感じた。 |
八合目を過ぎ、九合目に近づく頃に空が少し明るくなり始め、どこか良い『御来光ポイント』はないかと探しながら九合目(万年雪山荘)に着くと丁度、小屋の方が『ご来光が良く見えるポイントに案内しま〜す。着いてきてくださ〜い』とブルトーザー道を東に入って行き突き当たりが展望台のようになっていて、そこで皆御来光を待つこととなった。 |
皆、御来光には感動した!・・・に違いなく、そこで30分くらいは朝日が昇る様を見ていただろう、体もすっかり冷え九合目(万年雪山荘)に戻ってきて、小屋の中で体を温めてから、いよいよ山頂に向け出発するがMつる君の体調不良は益々悪化してきているようだった。 |
ゆっくりゆっくり登って九合五勺(胸突山荘)を過ぎ午前7時15分念願の富士宮口の山頂にあたる『浅間大社奥宮』に到着。 比較的みんな元気で景色を眺めたり、写真を撮ったりして山頂を満喫している。 しかし、体調不良のMつる君の顔はドス黒くなっていて、いよいよもって末期症状・・・酸素を大量に吸わせ、しばらく休ませ、落ち着かせ、お鉢を周って10人揃っていよいよ富士山の最高峰『剣ヶ峰』へと向かう |
富士宮口は剣ヶ峰の最短ルートなので、山頂から剣ヶ峰は15分たらず、足元が滑って歩きにくいが頑張ればすぐ剣ヶ峰である。 が、剣ヶ峰についたら行列が出来ていて、何の行列かと思ったら最高峰の碑での記念撮影を待つ列だった。 さらに展望台に登って去年登った北岳などの南アルプスの山々を満喫し山頂の奥宮に戻ってくる。 それにしても富士山は大行列と聞いていたわりには山頂周辺もさほど混雑しておらず、なかなか快適。 |
奥宮に戻ってきてからは、富士山制覇の興奮が抑えられない男子は腕立て伏せで上腕二頭筋の強さをアピールし、女子はランジで大腿四頭筋の美しさをアピールするというお祭り状態で、周囲から顰蹙を浴びる中、下山を開始する |
下山は登りとは大違いで皆早足・・一気に今朝の出発地新七合目まで下りてきて、預けていた荷物を受け取り、楽々五合目まで下りてきて満面の笑みで記念撮影をして、富士登山終了。 |