@ 連峰 縦走コース       天元台〜人形石〜藤十郎〜名月荘(泊)
名月荘〜昭元山〜烏帽子山〜兵子〜家形山〜一切経山〜浄土平
2時間30分
7時間20分
A 一切経山 魔女の瞳コース 浄土平〜酸ヶ平〜一切経山〜浄土平 3時間
B 谷地平湿原 花満喫コース 浄土平〜姥ケ原〜谷地平湿原〜鎌沼〜浄土平 5時間
C 東大巓 裏吾妻コース 姥湯温泉〜薬師平〜弥兵衛平湿原〜東大巓〜(ピストン) 5時間40分
D 西大巓 お手軽花探勝コース グランデコスキー場・ゴンドラ山頂〜西大巓〜(ピストン) 2時間30分
 @ 吾妻連峰縦走コース  ▼天元台登山口 (Date)2004/10/16〜17  (Time)2時間30分/7時間20分
天元台 吾妻連峰を縦走するのにはグランデコスキー場から登るコースもあるが、より手軽な天元台から登る。天元台はリフトを使えば西吾妻山に登る最短ルートなので多くの登山客で賑わっている。
リフトを降りてからは坂道が続くが20分も登れば最初のポイント「かもしか展望台」につく。展望台は雪をかぶった飯豊がくっきりと見える絶景ポイントで、年配の方がここで戻るのもうなずける。
さらに20分ほど登れば広々とした岩場の人形石につき、シートを広げて食事を取る家族連れを多く見る。目印の乏しい人形石は道を失いやすいが、標識に注意して藤十郎の方へ向かう。
↓30
人形石
↓30
藤十郎
↓55 人形石〜名月荘の間はほとんどが木道歩きで歩きやすい。北に山形の山々、南に福島の山々を見ながら歩くこの間は花の楽しめる弥兵衛平湿原もあり、本当に気持ちが良い。
名月荘(泊)
↓40 早朝の弥兵衛平湿原は霜柱に草紅葉がキラキラ輝き本当に幻想的。一旦稜線の分岐に出てから東大巓の方へ向かう。遥か先に家型山・一切経山を望みながら稜線上のアップダウンをこなしていく。
昭元山
↓90 昭元山〜家形山間は樹林帯が多いのであまり展望が楽しめないが、アップダウンもさほどきつくは無く、烏帽子山から見下ろす谷地平湿原は本当に箱庭みたいで一見の価値がある。
烏帽子山
↓95 烏帽子山からは先はいくつか分岐があるが道は分かりやすい(この辺りは熊がいるらしいので注意)。人のいない家形山からみた五色沼は一切経山から見るよりもはるかに素晴らしく時間を忘れる。
ここから50分ほどかけての一切経への登り返しはキツイがゴールはもうすぐ、一切経から一時間ほど下れば浄土平に着く。
家形山
↓105
浄土平
(P)天元台に大型P。無料  (WC)リフト乗り場・名月荘・浄土平  (水場)名月荘から滑川温泉の方へ10分ほど(豊富)
 A 一切経山 魔女の瞳コース  ▼浄土平登山口 (Date)2003/9/5  (Time)3時間
浄土平 1900mを越す一切経山と魔女の瞳と呼ばれる五色沼を楽しめるコースで、スカイラインを使えば誰でも手軽に登れることからシーズン中は多くの人で溢れている。
浄土平Pは有料なので、少し離れた兎平Pに車を止め、一旦浄土平まで降りてきてから登り始める。一切経へは酸ヶ平を経由するコースと直登するコースとがあるが、どちらも大して変わらない。
ハゲ山の一切経は見たとおりガレたゴツゴツ岩場で歩きにくいが直登コースの分岐と合流するとほどなく山頂に着く。ここからみた五色沼は疲れを忘れさせてくれる。
↓30
酸ヶ平
↓50
一切経山
↓60 帰りは直接浄土平に降りるコースを取る。時間・体力があれば酸ヶ平から鎌沼を周回したり、東吾妻まで足を上しても気持ちがよい。
浄土平
(P)浄土平大型P・有料/少し遠いが兎平P50台位可・無料  (WC)浄土平  (水場)なし
 B 谷地平 花満喫コース  ▼浄土平登山口   (Time)6時間45分
浄土平 吾妻の箱庭ともいうべき静かな谷地平湿原を訪れる、吾妻のなかで一番のオススメのコース。(浄土平へは「A一切経山」を参照)
無料の兎平Pからまずは姥ヶ原へ向かう。姥ヶ原もチングルマなどの初夏の花が楽しめる湿原で木道が続くので歩きやすい。姥ガ原の奥の姥神石像のある分岐から先は本格的な登山道となる。
ゴツゴツした岩とぬかるんだ道の中をどんどん高度を下げていく。途中道が分かりにくかったり、沢越えなどがあるので注意して歩く。全く展望のないまま75分ほど歩いているとヒョッコリと谷地平の避難小屋が見えてくる。
↓50
姥神石像
↓75
谷地平小屋
↓15 小屋から谷地平湿原はすぐ。木道を歩いていくと小さい湿原が見え、さらにその奥に広大で幻想的な箱庭が表れる。湿原の周りを家形山〜烏帽子山〜東大巓〜中吾妻と取り囲んでいる様はまさに圧巻!人で溢れている尾瀬とは比べ物にならない満足感が待っている。
谷地平湿原
↓90 ワタスゲが一面に広がる湿原の中心で、誰もいない木道に寝転んで昼寝をしたら名残惜しいが来た道を戻る。今度は姥神石像までは上りが続くので少し辛い。
姥神石像
↓55 帰りは石像からは鎌沼を経由して帰ることにする。この鎌沼周辺も遊歩道があり、四季折々の花が楽しめるので人気がある。鎌沼に映った一切経山を眺めながら快適な木道を歩いて浄土平に着く。
鎌沼経由浄土平
(P)A参照  (WC)浄土平  (水場)谷地平の沢で得られるが水質は?
 C 東大巓 裏吾妻コース  ▼姥湯温泉登山口   (Time)7時間30分
姥湯温泉 メジャーな縦走路とは違った吾妻の裏側とも言うべき顔を持つ地味な登山道を歩いていき、滑川温泉・姥湯温泉といった秘湯で日帰り入浴も楽しめる、温泉ファンにはたまらないコース。
国道13号線から滑川・姥湯に行く道は切り替えしが必要なほど細く急なので運転に注意が必要。(今回は姥湯から登ったが、滑川温泉から滑川大滝をめぐって登るコースの方が人気)
姥湯からはいきなりの急坂。展望もなくかなりキツイ。途中、薬師森という展望スポットをすぎ滑川温泉の登山道と合流し、延々と樹林帯の中を歩いていくと、水場につき、その少し先に名月荘が待っている。
↓75
滑川温泉分岐
↓90
名月荘
↓30 小屋からは湿原の中の木道をとおり東大巓まで足をのばしてみる。といっても東大巓はまったく展望がないのでイマイチだが。登山道から遥か先に見える一切経山は壮大である。
東大巓
↓120 来た道を忠実に戻る。急坂やアップダウンが目白押しな上、展望がない樹林帯の道なので帰りもまた辛い。
滑川温泉分岐
↓70 姥湯温泉の日帰り入浴は4時までなので終了していたのが少し残念。
姥湯温泉
(P)姥湯温泉20台位・無料  (WC)名月荘  (水場)名月荘の手前・金名水
五色沼(魔女の瞳)
吾妻小富士
谷地平湿原
浄土平のリンドウ
鎌沼
C
B
A
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