◆「備前焼まつり」に行こう!!◆
2009.10.16

備前焼まつり・駅前会場入口

備前焼の里、備前市伊部地区一帯では、毎年10月の第3日曜とその前日の土曜日、「備前焼まつり」が開催されます。
(2009年は10月17日(土)・18日(日)開催、前日の16日(金)夜には前夜祭もあります)
町を挙げての一大イベントで、作家作品なども通常より2割程度安く買える(!)という事もあり、毎年数万人というお客さんで賑わいます。
そんな備前焼まつりを「より」楽しむ為のあれやこれや・・・こちらでご紹介していきたいと思います♪

Mission:1 とにかく歩け歩け!

 会場となるJR伊部駅前から周辺一帯は約1kmに渡って歩行者天国となっており、特設即売会場となるテント会場の他、軒を連ねるお店の前にもたくさんの備前焼が並び、販売されています。
また、地区の北側にある天津神社ではお茶席が設けられたり、西の端のリフレセンターでは、備前の器と自然の花とのコラボを楽しませてくれる「野の花と器展」が恒例で開催されています。

 とにかく、町一帯がお祭り会場ですから、全てを見て楽しんで回ろうと思ったら・・・
歩く!
スニーカーなど歩きやすい靴が必須です!一日歩き回る体力も(笑)
さらに、会場一帯には駐車場も各所にありますが・・・当日はものすごい渋滞になります!!
できるだけJRなどの公共交通機関を利用しての来場が吉。
「荷物があるから車でないと・・・(;;)」という方も、できれば伊部より手前の駅
(東からならJR赤穂線の赤穂・日生・備前片上、西からなら長船・邑久・西大寺辺り)で車を置いて、JRでお越しになるのが良いと思います。

Mission:2 恥ずかしがらずに話しかけてみましょう♪

 全国で活躍中の備前焼作家さんも、このお祭りの時期は多くの方が地元に戻り、お客さんとの触れ合いを楽しんでおられるそうです。
歩行者天国では、お店の他にも、作家さんのお宅の前で露店が開かれての販売を多く目にするはず。
興味を持った作品があり、またそこに作家さんがおられるなら・・・買う買わないはひとまず置いて、ぜひ!話しかけてみましょう。
作家さんならではのいろいろなお話が聞けるチャンス!たくさんの中から一番のお気に入りを見つけるためにも、積極的に、ね♪

Mission:3 お祭りと町の雰囲気を楽しみましょう(^^)

 会場では、祭り期間中1日3回、ろくろの実演を見る事ができます。
(画像左・昨年までは駅前広場でしたが、今年は陶芸美術館前の第4特設会場での実演だそうです)
実演が始まると、みんな興味津々で集まってきますよ〜(^^)
見るのも面白いけど、備前焼、一度は作ってみたいなぁ・・・という方には、JR伊部駅構内の伝統産業会館内で「ろくろチャレンジ」という体験コーナーがあります(画像右)。
人気コーナーですので毎年長蛇の列で待ち覚悟ですが、もし時間に余裕があればチャレンジしてみてはいかが?
(ちなみに、できた作品を焼成してもらうと有料になりますが、チャレンジだけなら何と無料!らしいです)

 駅周辺の特設会場ではフードコーナーもあり、お祭りではお馴染みの焼きそば・たこ焼きなどだけでなく、海の近場らしく瀬戸内自慢の海産物なども販売。
地元日生産の「穴子」焼などが楽しめたりします。
町中では名物「しょうゆソフト」なんかも売られています。
見かけたらぜひお試し下さい。しょうゆソフトはまるでキャラメルソースがかかってるみたいでなかなかです♪
(その他、最近の名物としては備前バーガー、備前カレー!?なども・・・ぜひ探してご賞味下さい。)

 そして、もちろん、お買い物メインの方が多いと思いますが・・・ぜひその合間に、備前焼の古里である町の雰囲気を楽しんでいただきたいと思います。
伊部駅を出てすぐに目にする事ができる、焼き物の町ならではの煙突。
駅前広場や天津神社で見られる備前焼の敷石、学校や公民館などの外壁に見られる備前焼の看板やレリーフの数々。
また、懐かしさを感じる古き良き街並みの風情・・・心癒される、素敵な思い出になると思いますよ。

第27回備前焼まつり
日時:

平成21年10月17日(土)9:00〜17:30
18日(日)9:00〜16:30
≪前夜祭 16日(金)19:00〜≫

会場: 備前焼伝統産業会館およびJR伊部駅周辺

イベント詳細はこちらをご覧下さい(備前焼陶友会HP内)

★陶芸ブログ「備前焼まつり」タグで今までの祭りの模様をご紹介してます★

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