★ミニミニ旅日記・番外編★
| 六甲全山縦走への道!<完結編> |
午前5時・六甲縦走スタート地点 須磨浦公園■11月23日(祝・火)。
「’99KOBE六甲全山縦走大会」当日の朝がやって来ました。
天気は曇り、最低気温は18度という、比較的暖かい朝です。
スタート地点の須磨浦公園、午前5時前にはもう参加者の長い列が。
今回、酒RUNNERSから参加するのは、ねこ・K三氏を含め、男性7名・女性5名の計12名です。全員受付を済ませ、5時40分頃、いよいよ出発!
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■スタートの須磨浦公園から、いきなりの登りです。
ねこはさっそく出遅れました・・・でも、あわてないあわてない。
自分のペースで行くしかないんだから。
13日の練習でも一緒だったメンバーが2人、少し前方を歩く様にして、ペースを合わせてくれています。申し訳ないけど・・・でも心強い。
鉢伏山・旗振山・鉄拐山を越えると一旦下り。
高倉団地という大きな団地を抜け、再び登りに入ります。
栂尾山を登ったところで、先に行ったK三氏から携帯に連絡。
前方で渋滞しているとのこと。横尾山に向かう途中で、出ました!六甲縦走名物「渋滞」。
ここから須磨アルプスを越えるまでは、かなり道が細い上、途中「馬の背」という岩場の尾根を通らなければならないため、必然的に渋滞するのです。
(歩みののろいねこにとっては、唯一ひと息つける場所でした・・・)
その「馬の背」を目の当たりにしたときは、息を呑みました。
名勝と呼ばれるにふさわしい美しい景観・・・しかしそこは、一歩間違えば、足を踏み外して落ちてしまいそうな難所でもあったのです。
感動と恐怖、2つの意味で言葉を失いながら、必死の思いで岩場を渡りました。
名勝「馬の背」に向かう参加者たち・・・
渡って行く人たちがまるで豆粒の様に見えました。
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■ところが、幕切れはあっけなくやってきました。
自分のペースを保とうと、ゆっくり歩き続けたねこ。しかし、あまりに遅すぎた!
第1チェックポイント(妙法寺小学校)に到達しないうちに、何と赤鬼(最後尾の係員さんのことをこう呼びます)さんに追いつかれてしまったのです!
チェックポイントへは、赤鬼さんと同時に到着。8時57分。
休憩の後、再び歩き始めましたが、これ以上ペースを上げる力はありません。
高取山に登る途中で、赤鬼さんに抜かれました。
鵯越に向かうまでは、青鬼(赤鬼よりさらに後ろを歩く救援パトロール班のこと)さんたちが一緒に歩いてくれましたが・・・鵯越到着と同時に、このペースでは、次のチェック時間には間に合わないと、リタイアの勧告を受けてしまいました。
午前11時10分、ねこ、リタイア。しかし、元々完走はできないと思っていました。
赤鬼さんに追いつかれたとき、リタイアは免れないと思いました。
ならば、どこで終わりを迎えるか・・・ねこが歩いている間考えていたこと、それは「せめて練習した場所に到達して終わりたい」ということでした。
摩耶山まではとても行けそうにありません。でも、せめて菊水山までは・・・。
もはや、時間を気にする必要はありません。
練習の時よりも、もっと時間をかけて、ゆっくり菊水山を登りました。
初めて登った時、あまりの段差に「こんなんありか〜!?」と泣きの入った階段も、前よりは少し楽に上がれる気がしました。
途中で、縦走参加者ではない、たくさんの登山客の方と出会い、話をしたことも、先へ進む力になりました。
そして、頂上・・・練習の時と違って、曇り空の頂上からの景観。
でも、忘れないと思います。
午後1時30分・・・ねこの六甲縦走は終わりました。
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■そして、K三氏は・・・
ねこが鵯越でリタイアした頃、K三氏は菊水山山頂にいました。
練習量が格段に少ないにもかかわらず、足腰の強さにそれなりの自信を持っていた彼。他の酒RUNNERSのメンバーとほぼ同じペースで歩いていましたが・・・。
菊水山を越え、鍋蓋山にたどり着いた頃から、少し異変を感じていたようです。
第2チェックポイントの大龍寺を通過し、市ガ原では、メンバーの一人が、何と持参していたなべと材料で、ぜんざいを作って振舞ってくれたそうです。
(ねこも食べたかった!!)
食事休憩をし、ぜんざいをごちそうになり、いざ出発しようとした時・・・K三氏は、自分の下半身が重く、動かなくなっているのを実感しました。
(・・・食べ過ぎたからではないと思います(笑)。念のため(^^;)
そこから徐々にメンバーから遅れ、一人、摩耶山へ向けて歩き続けることに。
K三氏は、13日の練習には参加していませんでした。
延々と続く摩耶山への登り・・・まだ3合目、まだ半分、まだ7合目・・・。
先の見えない不安に、彼の気力はどんどん萎えていきました。
それでも、最終チェックポイントのゴルフ場へは何とかたどり着きたいと思っていたようですが、青鬼さんに追いつかれ、ついに彼も、午後3時半、リタイア。
摩耶山からバスで下山することになったのでした・・・。
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■そして、午後10時前。
ねことK三氏は、ゴール地点の宝塚・湯本台広場にいました。
一緒に歩いた酒RUNNERSのメンバーが、次々とゴールしてきます。
途中から雨が降り出して、最悪のコンディションになりましたが・・・みんな元気!
確かな足取りで、見事にゴールしていきます。
ねこと第1チェックポイントまで一緒で、途中K三氏とともにリタイアするかも、と言っていた一人のメンバーと連絡が取れず、心配していましたが・・・彼も、メンバーの中では一番最後にゴールに入ってきました。
ねことK三氏以外は、全員完走です!やっぱりすごいぞ、酒RUNNERS!
酒RUNNERS・'99六甲縦走完走者たちに拍手!
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■終わりに・・・
全くの興味本位で参加した今回の大会。
しかし、縦走は体力と気力の勝負だということを、改めて実感しました。
しんどかったけど・・・完走できなかったけど・・・でも、とっても楽しかったです。
今回の参加に当たって、いろいろと面倒を見てくれた酒RUNNERSのメンバーの皆さん、大会当日、お世話をして下さった縦走の係員&ボランティアの皆さん、そして、途中で出会った全ての人たちにお礼を言います。
本当に、貴重な経験をありがとうございました。で、来年ですが・・・今のところ、参加する勇気がありません(笑)。
ただ、特にK三氏は、完走できなかったのが結構悔しかったらしいので、ひょっとしたら・・・?
でもまぁ、期待はしないで下さいね(笑)。
完走したらもらえたはずの・・・「完走認定証」
終わり・来年に、続く?