小学3年生のわんぱく君の親子学習会が開催された
    
当日、学校に行ってみると赤と黒に塗られた馬が出来ていた
前日までに子供達が色を塗って仕上げたとの事
周りの子供達のを見ると黄緑や水色の馬もありカラフル。
  
まず初めにタテガミと尻尾をつける
タテガミの材料は麻の繊維に黒く着色した物だそうです
  
セットになっている中の千代紙を切り糊で付け
手綱やアブミなどを絵の具で描く
    
左の写真:黒はわんぱく君が赤は管理人が作りました
右の写真:黒は以前「大久保 直次郎」氏の指導の下作った物です
赤は今回の作です


生徒の質問から
Q なぜ馬は赤と黒が多いの?
  昔、農家の副業として作り始めたので自然の色
  燃やした灰に泥やにかわを混ぜたり
  漆を使ったりしたからです

Q 八幡馬と呼ばれるのはどうして?
  この地方は、昔馬の産地で
  櫛引八幡宮に奉納し、その境内で
  お土産品として売られるようになったから

  木で出来た馬を「三春駒・みはるこま」「木下駒・きのしたこま」
  とこまと呼ぶが八幡馬は「やわたうま」よいうのは

  駒と言うのは、若い馬のことで
  八幡馬は親子の馬がセットになっている為
  「こま」ではなく「うま」と呼ばれているのです

Q 木の材料はなに?
  昔は、赤松やカラマツを使ったが今は、桂の木を使用
  北海道産の桂を使っているが太さ10cmになるのに
  20〜30年かかるので新しい材料も探さなければならない  とのことです。


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