八戸南郷区 青葉湖(世増ダム)

     
青葉湖の周辺が少しずつ整備されつつあるなか
この秋に観光屋形船の試験走行が行われました(H19・10・27 記)
  
屋形船は乗員11名(観客9名)地元のガイドさんがダムに沈んだ村の歴史や
昔話・平家の伝説を紹介してくれ一回45分の航海はあっという間でした


世増ダム建設現場見学  

以下はH14年HPに公開したもののコピーです


完成予想図:ダムパンフレットより

       
            H14・8・8撮影                        H14・8・28撮影    
             

「世増ダム」の3つの役割
◎新井田川沿川地域の洪水被害の軽減を図る
◎畑のかんがい用水を確保し営農をしやすくすると共に、
 農作物の安定・供給を可能とする
◎水道用水の安定供給

      
☆ ダムの構想は昭和30年代に作られ、昭和51年から
土地改良事業が昭和62年から新井田川総合開発事業
が実施され、平成10年度からダム本体の建設に着手しました。
☆ 平成15年2月からは試験運用が始まり、水が溜まっていない
ダムを見学できるのは今年(平成14年)だけです。
☆ 現在新井田川の水は山の方にトンネルを通して流して
いますがそのトンネルを閉じて水を溜め始めるのがH15年2月です

               ダムの概要
  ダムの高さ・・・・・・52m      総貯水量・・・・・3,650万トン 
  ダムの長さ・・・・・247m      有効貯水量・・・3,310万トン
  ダムの体積・・・・・・22万立方m  建設費・・・・・・約527億円

    
作業員がダムの下方からクレーンで吊り上げられてきました。

 世増ダムの建設に伴い水没区域は180haに及び、
 4集落71戸の家屋移転が行われました。
この水没区域は、縄文時代中期・後期の遺跡が発掘され、
貴重な石器や土器が出土されると共に、
平家の落人伝説などが語り継がれている。


   
作業現場の見学用展望台と南郷民族資料館にある水没した村の模型


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