これかわ縄文まつり

平成19(2007)年 8月25日(土)
縄文学習館にて 午前9時〜午後4時


学習館で作った土器や土偶を野焼きする火起こしで
セレモニーは始まりました。

      
縄文土器教室の作品

   
縄文布の体験コーナー
農家育ちの管理人は【むしろ】やお盆に使う【こも】を作ったことがあり懐かしかったです

  
火おこし体験コーナー(2〜3分位で火が付き感動!!)
 

    
この他のイベントは、土器作り・弓矢体験・縄文なべや
近くの遺跡巡りなどが行われました。


是川縄文まつり  (平成14年度)


   是川遺跡は新井田川沿いの縄文時代の遺跡で 縄文時代晩期の中居遺跡
   縄文時代前期・中期の一王寺(いちおうじ)遺跡
   縄文時代中期の堀田(ほった)遺跡に分かれていて
   三遺跡を総称して是川遺跡と呼んでいます。

     

大正から昭和の初めにかけて泉山岩次郎・あや次郎兄弟に
よって発掘調査が行われ、約4千点以上の遺物が出土
特に特殊泥炭層から出土した藍胎(らんたい)漆器・赤漆塗り
木製品など全国にも注目される貴重な資料があり
633点は国の重要文化財に指定されています。
 今回の見学で感じましたが
出土された物はパズルのように継接ぎされた物が多い中で、
是川遺跡からの出土品は完全品がほとんどでした。

    

今回の中居遺跡の発掘調査でも赤漆塗りの鉢・櫛・腕輪
トチ・胡桃などの貴重な資料が出土しました。
左は赤漆塗りの鉢(パネルより)
右は今回の発掘品の一部で手にとって見られるのも最後かもしれません。

    


縄文土器作り

用意する物

野焼き用粘土
竹べら
濡れタオル(自分で用意)
今回粘土代 400円
粘土を6等分し
底から作る厚さ1cm位
1番を長く伸ばして底の上に重ねていく
つなぎ目をしっかりおさえる

空気が入ると焼いた時に割れるから
粘土を5回積み重ねて出来上がり
上部の飾りを作る為粘土を竹べらで削るとる
取り除いた粘土で細い紐を作り
図の様に飾りをつける
(粘土を溶いた糊でつける)
縄文(縄の模様)
5cmぐらいに切った縄を転がしながら付ける
是川縄文まつり

9:00  オープニング
9:30  野焼き火入れ

その他 イベントたくさん

出来上がった土器
色の違った部分は割れて
しまったもので接着剤で
補修してもらいました
 

野焼きは雨の為25日に行われた
一緒に土器作りをしたグループの作品
「縄文ボランティアガイド」

縄文学習館に待機しており館内の案内・説明などをしています

◎部屋の入り口の皿:岡本太郎氏が見て驚き、大坂万博の太陽の塔の
   アイディアの基になった話
◎「合掌する土偶」がイギリスやアメリカに旅行していること
  説明のボードだけでは知りえないことを興味深く聞く事が出来ました


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