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4月に、私の91歳になる祖母が夜中に転んで大腿骨折をしてしまい、私の入院していた病院に入院してしまいました。
高齢の転倒→骨折での入院は、病院では日常茶飯事なのですが、身内でもそれは例外ではありませんでした。
手術をして経過観察とのことでしたが、痛みや炎症がひくまで放置されました。ほぼ半月ほど。手術の日程がはっきりきまらないまま、祖母は足をベッドに固定され吊るされていました。
初めてお見舞いに行ったときには全く同じ病棟に3年ぶりに入り、妙な懐かしさを感じました。勝手知ったる自分の家みたいな感じ。
基本的な設備などはほぼ変わっていません。置いてあるものも・・・
私の祖母の病室は、おばあさんばかりの4人部屋で、みなさん寝たきり状態。看護婦さんもお世話が大変そうな部屋・・・。
知ってる看護婦さんがいるかな〜とナースステーションを覗いてみましたが、ほとんど知らない人に代わっていました。
お見舞いに行ったのが休日で手薄なのか、看護婦さんはバタバタ走り回ってます。なんか、キーッとして叫んでいたり・・・。
私がいたころより圧倒的に環境が悪化している気がします。人員削減とかになってしまっているのでしょうか?
あと、飲み薬が大量にでていました。食後に5〜6種類と寝る前の3種類。知ってる薬はロキソニン(痛み止め)と胃薬ぐらいで、あとは傷を治す薬、とかいろいろと看護婦さんが言ってましたが・・・私は何も飲んでなかったなぁ。眠剤だけ。
後で知ったのですが、その大量のクスリの中にひとつだけ、「消臭用の錠剤」があったらしいです。介護用などでいま市販もされている「便の臭いを消す」クスリ。寝たきりの部屋なのにあまり臭わないな、と感じたのはそれでしょう。私も寝たきりの時に飲みたかった!!結構気を遣って大変だったんだから〜〜〜!!
何度か目に行った時に、病室に入ろうとしたら中から忙しそうに出てきた看護婦さんとバッタリ鉢合わせしました。
「あれ?」と看護婦さん。「どこかでお会いしたような・・・?」
なつかし〜い!K田さんだ!「はい、私昔こちらに腰椎の圧迫骨折で入院していました」「あ、そうでしたか」と、忙しそうにバタバタと立ち去るK田さん。K田さんはちょっと怖い感じの人で、苦手な患者さんもいたのですが私は、好きでした。結構お茶目な感じなんです。すっかり先輩の貫禄が出て、後輩を呼びつけててきぱき指示していました。
少しして、私のところへやってきて「昔、落馬して骨折した方ですよね?覚えてますよ!」と言われました。やはり印象深かったのかなぁ・・・
祖母は3ヶ月近く入院し、手術を1回しました。
直接私がドクターから聞いていないのでどこがどういう骨折でどういう手術をしたのかはわかりません。リハビリを開始しても痛くてうまく歩けないらしく、祖母はさんざんリハビリを嫌がっていたようです。
ただ、あの歳で寝たきりになってしまうと、トイレに立つ事すらできなくなってしまうのだということがわかりました。一度車椅子でトイレに連れて行ったのですが、つかまりだちも筋力の衰えでできなくなっていました。私でさえ、3週間寝たきりのあとの筋力ダウンは激しかったので、高齢の寝たきりは最悪なんだろうと容易に想像がつきました。
気持ちの方もだんだんボケが入ってくるようになり、あっちの世界とこっちの世界を行ったり来たりしていて悲しくなりました。
歳をとって骨折すると、ボケてしまうとよく聞きますが、本当にそうなんですね。
加齢とともに骨ももろくなるし、体力もなくなるので骨折は免れないかもしれませんが、入院はしたくないなと思いました。
なるべく若いうちから骨と筋肉を鍛えておかなくてはならないですね。
難しいとは思いますが・・・・
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