鍛造(たんぞう)製法
一人一人の要望を取り入れて作るオーダーメイド
鍛造製法では、一点一点を金属の塊から成型し作り上げていくことになります。
既製品の中から選ぶのではなく、お客様のご要望に合わせてデザインを検討して頂くことが可能です。
キズや変形に強い金属組織をつくる
鍛造製法によって作られるジュエリーの特徴は硬さにあります。
金属の塊を金槌で叩いて成型する鍛造製法は、金属組織が硬く仕上がりキズや変形に強い指輪になります。
複雑な曲線表現を多用するデザインには向かない
鍛造製法では、金属を手仕事によって形作っていきます。
「曲げ」と「削り」によって作られる指輪は、複雑なデザインの制作には向いていません。
作り上げるひとつの指輪をいくつかのパーツに分け、ロー付け(接合)することで完成させることはできますが、
作業工程と時間が膨大にかかり製作費が割高となってしまいます。
鍛造製法は昔ながらの伝統的な作り方であり、大量生産が不可能なため制作費が割高となります。
鋳造(ちゅうぞう)製法
日々進歩する最先端の技術
指輪の製造方法には、これまでご説明した「鍛造」とは別に「鋳造(ちゅうぞう)」という製法があります。
鋳造製法は、ワックスと呼ばれる樹脂を削って指輪の原型を作ります。
その原型の「型」を作り、溶かした金やプラチナを流し込んで製造します。
柔らかい樹脂をコンピューターや手作業で制作したものがそのまま金属になります。
鋳造は複雑なデザインを作ることに向いていおり、デザインの自由度が高いことが特徴です。
鍛造のように硬い金属そのものを加工するよりも制作が容易であり、原型を一つ作れば同じ形状の指輪を大量に製造できます。
現在、流通しているブライダルジュエリーやファッションジュエリーのほとんどは鋳造製法によって作られています。
>制作風景「鍛造」
>結婚指輪(マリッジリング)
■MARINA-マリーナ-長岡店
新潟県長岡市台町2-8-35 ホテルニューオータニ長岡パティオモール