ただただ個人的な道楽で、大根についてあれやこれやと人様のお力をお借りして乱雑に、いい加減につくっておりまする。間違いや勘違いなど多々あると思いますが、老いぼれの道楽とお思いになって平に御容赦のほど。
大根の花いろいろアルバム
辛み大根 辛味亭痔焔
今年も辛味大根を作っている。春は「おいばね」と「だるま大根」を作った。「おいばね」は上手く出来るととてもきれいだ。程々の辛さで表面がつるつるしていて可愛らしい。上手くできればの話。種を蒔く段階で清潔な良質の土が一番だ。農薬を使わなければ虫や病気がつくけれど、いろいろ工夫して綺麗に出来上がった時の楽しさは格別だ。庭の片隅に昨年取り残した「からいねの赤」が、厳しい冬の寒さに耐えて今春新芽をのばし茎がのびて花が咲いて種が出来て、その種が自然に落ちて発芽して、葉がのびて根元を見るとダイコンらしき者が出来てきた。

8月の25日頃かな?「カライネ白」「カライネ赤」「辛丸」「黒丸くん」「カザフ」「辛之助」「暮坪カブ」など種まきしました。その出来は?結論から先に言うと、見事に小さくて可愛いダイコンが出来ました。標準のサイズから見るとお恥ずかしい限り。その原因を考えると、(1)連作したこと(2)肥料が足りなかったことと肥料の配分の不具合(3)陽当たりが悪かったこと(4)間引きを怠ったことなど不作の条件が見事に揃っていました。それから気候の条件が悪かったのかな?まあ、一番の原因は連作かな。春に蒔いた「おいばね」はとても成績が良かったものだから、つい不精をして余り手をかけないでほったらかしていたんだよね。それでも、思いがけない所で落ちた種が立派に育っていたりして。なかなか思うようにいきません。しかし小さくても辛味は一人前。小さいのを一回分づつ丁寧におろして食べるつもり。カライネの赤をおろして少しだけ冷酒に入れるとピンク色になって面白い。味もきりっとしまっていい感じ。又レモンやスダチの汁をかけるときれいなピンク色になって愉快愉快!北国ではもう少し早めに蒔いた方が良かったかな。もう雪がふって地面は凍っています。櫻島ダイコンががんばって畑の中に居座っている。どうなるのだろう?可哀想な気がする。
こんなふうに利用しています。
おろして、a.イカの刺身と一緒に b.納豆と一緒に c.サンマ、鮭などの焼き魚に
d.白身魚をポン酢と一緒に e.ソバ、うどん、ソーメンなどの汁に f.テンプラに
g.卵焼きに などなど
要するに、から〜いダイコンが好きなら適当に自分でいろいろ試してみたらいい。
呑ん平なら激辛をおろして冷酒に少し入れるとキリっとしてうまいかも!

1.辛丸
種時期(寒地) 8月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 8月中旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜
特長
根径約10cmで極めて辛味の強い大根。肉質は緻密で水分が少なく皮ごとおろすと辛味が強い。
<タネまき>
条間20cm、株間20cmを標準とし、1穴3〜5粒まきます。タネまき後、軽く鎮圧しておくと、発芽がそろい、岐根も少なくなります。間引きは本葉5〜6枚までに行います。また、間引き後は株が傷みやすいので、土寄せを行うことが大切です。
<施肥>
定植の2週間前に苦土石灰を1平方メートル当たり40〜60g程度を全面に施して土とよく混和します。その後、1週間前に、堆肥などの有機質(1平方メートル当たり2〜3kg)を入れます。肥料は夏秋まきで1平方メートル当たり化成肥料約40gを標準とします。春まきは肥料が効きやすいので20%位少なめにします。
2.カザフ辛み大根
播種時期(寒地) 露地5月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 露地3月中旬〜10月中旬
収穫時期 播種後 40日〜 株間15cm 条間20cm
特長
根径10cmくらいで極小の辛味大根。春作では辛味が強く秋まきではまろやかな辛さになる。 栽培期間が短く周年栽培できる。
栽培の注意点
寒い時期のトウ立ちが無い様、温度管理に注意する。 夏は寒冷紗で被覆する。
3.ねずみ大根
播種時期(寒地)8月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 8月中旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜
特長
長野県坂城町の原産。特長ある切れ葉。 そばの薬味または絞り汁専用の大根として有名。
栽培の注意点
辛味を出させるためには、肥料を抑え、乾燥気味に栽培すると良い。
ウイルスに弱いので予防としてアブラムシ防除に努める。高温期の播種は避ける。
4.雪美人
播種時期(寒地) 露地5月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 露地3月中旬〜10月中旬
収穫時期 播種後 40日〜
株間10〜15cm 条間5cmで、4〜5条蒔き
特長
根径3cm 根長10cmくらい。極小の辛味大根。春作では辛味が強く、秋まきではまろやかな辛さになる。栽培期間が短く周年栽培できる。
栽培の注意点
寒い時期のトウ立ちが無い様、温度管理に注意する。夏は寒冷紗で被覆する。
<タネまき>
条間15cm、株間10〜15cmを標準とし、収穫する大きさによって調整します。プランターで栽培する場合は条間10cm、株間10cm程度とします。1穴3〜5粒まきます。タネまき後、軽く鎮圧しておくと、発芽がそろい、岐根も少なくなります。間引きは本葉5〜6枚までに行います。また、間引き後は株が傷みやすいので、土寄せを行うことが大切です。
<施肥>
定植の2週間前に苦土石灰を1平方メートル当たり40〜60g程度を全面に施して土とよく混和します。その後、1週間前に、堆肥などの有機質(1平方メートル当たり2〜3kg)を入れます。肥料は夏秋まきで1平方メートル当たり化成肥料約30gを標準とします。高温期は20〜30%少なく、低温期では20%多めにします。
<病害虫防除> キスジノミハムシ、コナガ、アブラムシの防除が重要になります。キスジノミハムシはタネをまく時、穴に殺虫剤を混和して予防してください。
<収穫>
夏まきはタネまき後35日、春秋まきは40〜45日で収穫します。尻部がまとまり、円筒型に担ったころが収穫の目安です。
5.カライネ大根(白)
播種時期(寒地) 8月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 8月中旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜
特長
根径5cm,根長約10cm。 極めて辛味の強い大根。肉質は硬く水分が少ない。
皮さらおろすと辛味が強い。貯蔵性が高い。秋作専用。
栽培の注意点
施肥量は2割程度少なめにする
6.カライネ大根(赤)
播種時期(寒地) 8月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 8月中旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜
特長
根径5cm 長さ10cmで鮮やかな紫紅色。極めて辛味の強い大根。肉質は硬く水分が少ない。皮からおろすと紫紅色で美しい。強健な性質でつくりやすい。秋作専用
栽培の注意点
春作は出来ない
7.伊吹大根
その名の通り、伊吹山の麓、滋賀県坂田郡伊吹町大久保辺りで「峠の大根」として古くから栽培されてきた大根です。来歴は不明なのですが、古くから存在が知られ、この地の名産品であったようです。大根といっても、通常の大根のように長くなりません。かといって、聖護院大根のように、丸型になるのでもありません。長さ20cmほどの少し下膨れのずん胴型です。その大きさ・形がネズミに似ていることから、「鼠大根」とも呼ばれました。また、急に尻尾の部分が細くなる所が「マムシ」に似ているということで、蝮大根(まむしだいこん)と呼ばれる事もあったそうです。葉の形は通常の大根と全く同じですが、葉柄の部分が少し赤くなります。これも特徴の一つです。根部の色は白色ですが、青首大根と同じで、地上に出ている部分は緑色になります。この伊吹大根の里、伊吹町は、古くからのソバの大産地でした。備荒食糧として伝わったソバを、最初に栽培したのが近江の国伊吹山下とされ、ここから各地にソバ栽培が広まったのだそうです。そして、ソバに産地に付き物なのが、良質の辛い大根。大根おろしを薬味にして、ソバを食べるのですが、これは辛くなくてはいけません。この地のそれは、伊吹大根でした。しかし、伊吹大根は、おろし専用の単なる辛味大根ではありません。 肉質が緻密で澱粉含有が多い為、煮崩れしませんので、おでん等の煮物にも向くのです。また、古くから漬物用としても珍重されてきました。それから、貯蔵性もあります。このような素晴らしい大根なのですが、現在では殆ど栽培されていません。伊吹の里で、ほそぼそと伝えられてきた、幻の大根です。私は岐阜県に住んでいますが、私の住むところは伊吹山に近い地域です。(伊吹山は、岐阜と滋賀の境です。)今の時期の、雪で白くなった伊吹山は、大変綺麗です。また、「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい強風が吹く地域であり、伊吹山には関わりの深い地域です。そういったこともあり、伊吹大根に非常に興味をもっていました。そして、昨年夏、ついに種を手に入れ、現在栽培中です。これから毎年、採種して大事に伝えてゆきたいと考えています。
(野菜果物大百科第91号より)
8.信州地大根
播種時期(寒地) 8月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 8月中旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜
特長
根径約25cm 肉質堅く尻の方が太い。肉質は緻密で澱粉質が多く甘みがあり長期の沢庵漬け等の漬物に向く。
栽培の注意点
ウイルスに弱いので予防としてアブラムシ防除に努める。高温期の播種は避ける。
9.京都辛み大根
京都の伝統野菜
京都府北区鷹ヶ峰(たかがみね)で、元禄時代から栽培されている大根です。大根とは言っても、形はまるで違います。直径3〜5cmくらいで、まん丸の形。どう見ても小カブにしか見えないのですが、れっきとした大根です。水分が非常に少なくて、おろしてもサラサラしています。その為、ソバつゆが薄まらなくて、薬味にピッタリです。味はその名の通り、辛い! しかし、ワサビとは違った独特の味と刺激で、古くから通人に大いにもてはやされたという事です。特に、大晦日の京都室町などでは、昔は辛味大根おろしのソバを年越しに食べる習慣があり、ソバ屋は、ソバと辛味大根を届け、食べる直前に各自で辛味大根をおろして、ソバにのせて食べるのが習わしだったそうです。 ところが、ソバの薬味として使いみちが限られていたことで辛味大根の栽培は広まらず、また、戦時中のソバ粉の統制によって、京都市内からソバ屋が激減し、栽培も減ってしまいました。現在では、二軒しか栽培農家がないのだそうです。
11.親田(白) 親田(赤)
長野県下条村親田地区につたわる辛味大根です。白色種と赤色種があります。8月中旬〜9月中旬に播きます。(中部地方標準)栽培条件により、画像より長くなることがあるようです。粘土質の土地で栽培すると良い物が出来ます。
栽培されているのは、長野県下伊那郡下条村親田というところ。こちらの佐々木圭さんという方の家に代々伝わっていて、江戸時代の正徳年間(1713年頃)に、尾張徳川家に献上したという記録も残っているという、由緒正しい大根です。見た目はカブのような大根で、白いモノと赤いモノがあり、おろしてソバの薬味にします。水分が少なくて非常に辛いのですが、特有の甘味も含んでいるということです。交雑しかけていた種を地元の人と研究者で協力して復活させ、村の特産品としたということで、話題になっています。現在では栽培組合が結成され、全国に発送されているようです。ソバやうどんの他、焼き魚(特にサンマ等の脂の多い魚)や天ぷらの薬味にも合い、大根おろしを、そのまま天ぷらに載せて食べるのがお薦めということです。
12.四季蒔き倍辛大根
播種時期(寒地) 5月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 4月上旬〜7月上旬 9月上旬〜10月中旬
収穫時期 播種後 50日〜
特長
根径5cm、長さ10cmで、春から夏にかけての栽培が最も適している。暑さにも比較的強いので、夏採りの辛味大根としても価値が高い。
栽培の注意点
春先はトウ立ちの危険が高いので、充分地温が上がってから播種する事。
13.おろし大根
播種時期(寒地)露地4月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 露地3月中旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜
畝幅60cm 1条蒔き 株間25cm
特長
トウが立ちにくく病気にも強い。長さ40cmほど。地大根に比較すると水分が多い。時期を選ばず栽培できるが、辛味の点では春〜初夏蒔きに向き。秋作では出にくい。程よい辛さがおろしで美味。
栽培の注意点
普通の大根と栽培方法は同じ。辛味を出したい場合は肥料を控え、潅水もなるべく控える。
諏訪地方の地大根。特徴のある赤首で長めの大根。松本周辺の地大根に比べると肉質が柔らかい。
松本平南部で栽培されている。極めて特徴のある切れ込みの深い葉。形状と肉質は牧地大根に似るが、尻太りの傾向が少ない。大きさも幾分小さくより堅い。ウイルス病にはかなり弱い。播種時期など栽培法は牧地大根に準じる。
14.暮坪かぶ 辛味の強い薬味かぶ
播種時期(寒地)露地7月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地) 露地8月初旬〜9月下旬
収穫時期 播種後 60日〜 畝幅60cm 3条蒔き 株間15cm
特長
岩手県遠野特産の太さ5cm、長さ20cmくらいの大根に似た長い蕪。辛味が強いので、おろしてそば等の麺類の薬味として使う。辛さを出すために多肥栽培は避ける。
栽培の注意点
普通のかぶと栽培法は同様。 秋作用
播種時期(寒地)8月上旬〜9月中旬 播種時期(暖地)8月中旬〜9月下旬 5月中旬
収穫時期 播種後 60日〜
特長
根径約10cm。極めて辛味の強い大根。肉質は緻密で水分が少ない。皮ごとおろすと辛味が強い。
栽培の注意点
暑い時期は寒冷紗で覆う。
15.クロナガクン、クロマルクン
16.おいばね
17.辛味595
18.辛吉
■ウイルス病
■発生時期
4〜10月
■寄生植物
草花、野菜、らん類など多くの植物
■被害症状
ウイルス病はモザイク病とも呼ばれ、その名の通り、発病すると葉や花弁に濃淡のまだら模様ができ、モザイク状に見えます。その他の症状としては株が萎縮する、葉が縮れたり、小さくなる、黄化する、カスリ状のすじができたり、そばかす状の斑点が多数発生するなど、様々な症状が全身にあらわれるのが特徴です。
■発生の特徴
ウイルス病の原因となるウイルスは電子顕微鏡でないと見えないくらい微小です。そしてアブラムシが植物の汁を吸う際に一緒にウイルスを吸い込んで、そのまま次の植物を加害することで感染します。このようにほとんどの場合、アブラムシが運び屋となって感染しますが、アザミウマ、コナジラミ、ハダニなどによって媒介されたり、らん類では水で伝染することもあります。その他、剪定バサミを使い回すことで、感染した植物の汁液が健全な植物に接触し侵入するということが洋らん類の株分けの際にあります。ウイルス病は感染すると全身にウイルスが広がるため、感染した植物を挿し芽や挿し木で増やすとウイルスも一緒に増えてしまいます。ただしカビ性の病気のように空気感染することはありません。また、植物と動物では感染するウイルスの種類が違うので、植物に感染するウイルス病が人間に感染する心配はありません。
■防除方法
ウイルス病は感染すると治療する方法は無いので、発病した株は早めに抜き取り処分します。感染予防としてはウイルスを媒介するアブラムシなどを退治することですが、アブラムシがちょっと口針を植物にさし込むだけでも感染すると言われているので、たとえアブラムシを退治しても感染が防げないことがあります。ですから、予防には次々飛んでくるアブラムシを寄せつけないようにするために
ただあまり農薬は使いたくないので、 私が試していることは
アブラムシの嫌いな反射光を利用する。
畑の周りにキラキラ反射するテープをぶら下げる。
使わないCDを沢山ぶら下げる。
ハーブを植える。(アップルミントなどミント類、カモミール、セージ、タ イム、チャイブ、バジルなどいろいろ植えています)
いろいろ工夫した秘伝のオクスリ!(つづく)