良い治療えらびのコツ


治療法、治療院を選ぶときのコツは?というと、
結論から言いますと、それは、「良いご縁にめぐり会うこと」になります。

「何、それ?」と思われるかもしれませんが、最終的にはそう言うしかなくなるのです。
とはいっても、いきなりそれではよく分かりませんので、目安のようなものは、一通り説明してみます。

民間療法にもいろいろな方法がありますね。
鍼灸、整体、カイロ、マッサージ、指圧、ヒーリング、反射区療法などの手技療法から、
健康食品、薬、健康機器、体操や気功などなど。
なかには、宗教系や超能力、霊能力のような、ちょっとあやしいかな?とも思えるものまであります。

その玉石混交のなかから、どのような治療を選び出せばよいでしょうか。

私の視点からみると、治療法と施術者の波動を調べれば、その信頼性はおおよそ判別できるのですが、
これは、一般的にはとても難しいことでしょう。

たまたま、テレビや雑誌、本などで目にしたり、
似たような症例が治ったという、ご近所、知人の噂を耳にしたりするぐらいしか、普通は判断の仕様がありません。
このことだけでも、もう、ご縁なんだ、としか言えない気持ちになります。

しかし、
病状が思わしくなく、時間的余裕がない方。
片っ端から試してみる経済的余裕のない方。
病院の治療では「治らない」、「原因が分からない」と言われ、途方にくれている方。

このような方たちが、どうしたら、できるだけ治療による害を受けないように、
あやしい治療法にもてあそばれないように、
どうしたら良い治療法とめぐり合えるかを、できるだけ考えてみました。


適正価格かどうか

物価などの地域格差はあれ、鍼灸、整体、カイロプラクティックなどの治療院の、
だいたいの料金は、施術費が4000〜7000円です。
これ以外に、初回時に初診料など3000円〜5000円がかかる治療院が大部分です。

これ以上高額なところは、
施術に用いる器具や材料そのものに費用がかかる治療法なのか、
場所代が高いのか、オフィスの内装や雰囲気作りにお金がかかっているのか、
あるいは、あえて料金を高めに設定して、権威を持たせようとしているのかもしれません。
または、よそと比較して、それだけの価値があるという自信の表れかもしれません。
しかし、だからといって、料金と技術力が必ずしも比例しているわけではありません。

また、健康食品や器具を、やたらと勧めてくる先生は考えものです。
そういったものは、どんなに良いと言われるモノでも、
ひとりひとり、その時の症状や身体の状態で合う合わないがあります。

それを検査し、見極めることもなく勧めてくるようなら、ちょっと問題ありです。
ほどほどに軽く聞き流しておくのが上手い対処法でしょう。



■時間をかけて話をしっかり聴いてくれる

現在の症状や、過去のケガ、事故、病歴など問診に時間をかけて聴いてくれること。
また、治療に際しての不安や質問に対して、丁寧な応対をしてくれること。


■痛みや恐怖をともなうような乱暴な調整をしない

痛みや恐怖がともなう治療では、治療によって身体を壊される可能性があります。
また、悪い部分を必要以上に誇張して伝え、不安感や恐怖感を与えて治療を受けさせたり、
高価な健康食品や機器の購入を勧めるような治療院は、危険です。



■現代医学を否定せず、長所、短所を理解している

腰痛や肩こりの裏に、ガンなどの重篤な病気が隠れていることもあります。
ただの腰痛と思い、民間療法でのんびり治療を続けているうちに手遅れ、というケースもまれではありません。
代替医療関係で、現代医学に反感をもっている施術者の言うことには、そのまま受け入れるのではなく、
十分な常識的感覚と、注意をもって聞くようにしましょう。


■身体の「診立て」が、明確にできる治療システムであることが望ましい

「診立て⇒調整⇒確認」のプロセスをもつ治療法で、
かつ、施術者に多方面から身体の診立てができる技量があれば理想的です。


@病者の状態を明確に評価できるシステムを持つ治療法と、施術者を選ぶ。

治療法によって、おのおの診断システムは異なるでしょうが、
身体の「診立て」がきちんとできる治療体系であることが大切です。
もちろん、医療行為には当たらないので、「病気を診断」することはできませんが、

「身体の歪みがコレコレこういう状態にあるので、このような調整をしてゆきます」
というように、現状の把握が認識でき、それにもとづいた調整をする。そして、その結果が確認できる。
「診立て⇒調整⇒確認」という流れのある治療体系が望まれます。

例えば、身体の左右の対称性に焦点を当てる治療法では、
歪みをよく観察し、診立てをし、それを矯正するためのポイントとなる筋肉や骨、経穴などに働きかけます。
調整が終わったら、確かに左右がそろったかを確認する。
最低でも、このような流れをもった治療法を選びましょう。

身体の診立ては、問診以外に、観たり、触ったりして、
呼吸、顔色、皮膚、目、姿勢、骨格、筋肉、経脈、チャクラ、
オーラや気などの生体エネルギーの歪みなどを診ることで、行われます。

できる限り多くの情報をもとに、身体を診ることで、より精度が上がるでしょう。
また、目に見える部分での診断に加えて、不可視の生体エネルギー(気)のレベルでも診断ができれば、
より高度な診立てということができるでしょう。

注意が必要なのは、病者の身体の状態もよくわからずに、
つまり、診立てもせずに、ちょこっと症状だけを聞いて、マニュアル通りに、
ただ骨を動かす、指圧する、手を当てる、気を入れる、ハリを打つ、電気を当てる、
あるいは、薬や健康食品を飲む、体操を指導するというような治療?です。

これらは、治療というよりも、単なる慰安か信仰に近いものがあり、病気が進行した
「時間の猶予のない」状態の方が、このようなレベルの治療に安易に手を出すことは、
それなりのリスクも覚悟しなければなりません。


しかし、そのような治療の中にも、
ちょっと手を当てれば、とにかくどんな病気もたちまち治る「神のごとき先生」や
「万病を癒す奇跡の治療法」や「超絶の健康食品」、「脅威の宇宙パワー」も、全く存在しないとは限りません。

また、人間同士の出会いの中には、時には、奇跡のようなことも起きることがありますから、
良くならないとは言えませんが、ハズレると、全く効果がないばかりか、
身体に合わず、反ってマイナスになったり、早期治療のチャンスを逃してしまうケースもあるのです。
あなたが「好運」に恵まれていれば良いのですが・・・。

できるなら、診断システムが明確な治療法をおこなう施術者を選択する方が無難です。

これは、治療法について、本やパンフをよく読んでみたり、施術者に詳しい説明を求めてみたり、
現在の自分の身体の状態について、ちゃんと説明をしてくれるかどうか、
どの程度、自分の身体の状態を把握した上で治療を施しているのか、を指標にしてみてください。

もちろん、言うまでもなく、あなた自身の「病気や治療法についての情報収集や学び」は、とても大切です。





A多方面(骨、筋肉、内臓、経脈、チャクラ、オーラなど)からの診立てと、
治療による全身の変化が、認識、確認できる技量を持つ施術者を選ぶ。


一般的に、代替医療の多くは、筋肉だけ、リンパだけ、骨格だけ、骨盤だけ、仙骨だけ、
背骨だけ、頚椎だけ、経絡だけ、足や手、耳の反射区だけ、オーラだけなど、
身体の特定の一部やシステムに、全身の縮図を観て、そこから働きかけてゆくというシステムが多いようです。

その結果、自分の治療法に関する、特定の部分には精通しているが、その他の部分の
器官や生体システムについては、ブラックボックスのまま、よく分からないということが多くなります。

また、@で身体の状態を明確に把握できる治療法が望ましい、と述べましたが、
それだけですと、
あくまでその診立ては、「特定の治療理論による、ひとつの解釈にすぎない」
ということですので、精度という面で言うと、
非常に粗く、偏っている可能性もあります。

残念ながら、
いまだ多くの代替医療について、いわゆる科学的信頼性の立証がなされていないのも事実です。
さらに、さまざまな治療理論があり、時には、まったく逆の主張もあります。

それでもお互いに、治療効果は上がっているわけで、どちらにもそれなりの真実が含まれているのでしょうが、
一つの理論を盲信するのは、危険な感じがどうしてもしてしまいます。
あらゆる治療法を包括するような統一的な理論
と、それに基づいた治療法の出現を待つしかないところです。

ですから、今のところは、単一の治療法による診断に加えて、
それとは異なる系列の知見や診断をいくつか加えることで、
診立ての精度を上げ、信頼性を高めてゆくことが望まれるのです。



もっとも、現代医学だから、厚労省が認めているから、科学的信頼性、安全性が十分確立されているかというと、
そうではないことは、お分かりかと思います。医学の世界も、科学の世界と同様に、
昨日の常識が、今日のウソということは当たり前ですし、未だ現代医学が見落としている領域もたくさんあります。
また、これまでにも数え切れないほど多くの薬害、医療過誤といった問題がありました。
現在も、これからもあり続けるでしょう。
検査をして、病名をつけることは得意ですが、だから、その病気をすべて治せるのかというと、
それは全く別の問題です。おそらく、治せない病気の数は、減るどころか、多くなってきているはずです。


私自身の経験からいっても、人間の身体は、治療法の教科書に書かれているパターン通りに、
動かないことも多く、教科書は参考程度にしています。

つまり、ある治療法の手順を、一応マスターしていたとしても、病者の全身の状態が、
ブラックボックスのまま、よくわからないという技量では、教科書どおりの治療、マニュアルどおりの
治療しかできませんし、それでは、実戦では十分役に立たないでしょう。

そして、実際に今、自分の施したその治療が、病者に対して本当に効果的に働いているのか、
それとも、実は、壊しているのか、を確認することもできません。
患者の自覚症状の軽減の有無でしか、自分の治療の有効性、安全性を確認できないのです。

おそらく、このことが自分で分からない施術者の多くは、自分が本当に正しい、
安全で有効な治療を行っているのかどうか、内心どこか不安を抱いているはずです。
症状が軽減し、患者が楽になった、といっているのだから、(恐らく)正しいのだろう、といった感じでしょう。


ですから、「明確な診断システムを持っていること」に加えて、その特定の系のみに頼ることなく、
それ以外にも、いくつかの系から身体を診ることができる技量があること。
これが、より精度の高い治療や施術者を見つける選択の要件です。


●複数の治療法を併用する施術について注意すること
二つ以上の治療法の診立てを併用することで、治療の信頼性が増す。と述べましたが、
診立てだけではなく、実際に同時に二つの治療を施す場合は、要注意です。
なぜなら、その二つの治療理論は全く合い矛盾するものかもしれないからです。

例えば、「万病の原因は仙骨にある」という理論を持つ治療法と、
「万病の原因は上部頚椎にある」という理論を持つ治療法があるとします。
いったいどちらが真実なのでしょうか?

本やパンフなどを読んでみると、どちらの理論もなるほど正しいような気がして、困ってしまいます。
で、施術者が、二つの治療法の調整をひとりの患者に、併用して行ったとします。
上部頚椎も仙骨も調整してもらって、より治療としての完成度が高まったような気がします。
受ける方もお得な気分です。が、しかし、ホントにそうなのでしょうか?

この場合、二つの治療の身体に働きかける方向性は全く反対になります。
同時にこの治療を施すと、身体の中にエネルギーのぶつかり合う箇所が出てきます。
その結果、壊れる部分が出てくる可能性があります。

複数の治療法は、安易に組み合わせるのではなく、
エネルギー(気)レベルで、組み合わせによる不都合が身体に生じないように深慮しなければなりません。
それができない場合は、一度に身体に複数の治療による調整は与えないで、
必要なら適切に時期をずらして、他の治療法を行うべきなのです。


■「何かヘン?」という素朴な違和感や身体の声を大切にする

上述したように、施術者が、病者に与えた治療的刺激によって、確かに全身が、
好転する方向に変化しているかどうかを、複数の指標によって、確認できていれば理想的です。

複数の指標とは、ひとつの治療法の診立てだけではなく、
他の系の診立てなども併用して、多方面から身体の変化を診るということです。
例えば、身体の左右の歪みに焦点を当てて調整する治療法なら、治療効果を、
左右の歪みの整復の確認に加えて、それ以外に、経脈の診立てなども加えて、確認するということです。

治しているつもりで、実は「壊している」ということもかなり多いので、このような複数の診立ては有効なのです。

けれども、偉大なるかな人間の治癒力です。「壊す」ことで、これは大変、と一時的に治癒力が高まり、結果治ってしまう。
という治療法や健康法は、残念ながら、巷間かなりあります。

最近はあまり見かけなくなりましたが、トンカチでたたいたり、足で思い切り踏んづけてみたりする整体や、
のけぞるほど痛い足裏マッサージ、ボキボキ骨を鳴らす整体などは、わかりやすい一例です。

痛みや衝撃、恐怖をともなう治療、細胞を痛める治療では、
あきらかに身体は強い刺激に、拒絶、防衛反応を出しているのですが、
その声を聴き取るすべがない治療法、施術者は、そのことにすら気づけません。

では、弱い刺激なら良いのかというと、ソフトな刺激は身体が拒絶せず、防衛反応をくぐり抜け、
なかへと浸透してゆきますので、適切な方向性を持った調整刺激でなければ、
強い刺激を受けたときよりも破壊的に作用する場合があります。

また、ソフトなゆえに、受けていて気持ちがよいことも多いので、まさか、そのせいで悪化しているとは思いもよりません。
何回か受けているうちに、最初の軽いコリや痛みが、だんだんと強くなってきたり、
シビレが出てきたりする、といったこともあるのです。

それが精神のレベルで変調を引き起こすこともあります。
過った施療によって、一時的に気分がハイになったり、怒りっぽくなったり、
うつに傾いたり、わけもなくイライラしたりするようなこともあるのです。
実際には、正しい施療による好転反応でも、浄化反応としてこのような変化が出ることがありますので、
見分けが難しいのですが。


●「良薬、口に苦し」?
痛みを伴う治療や、つらいことを我慢して行う健康法があります。
その方が刺激が強いゆえに「効く!」という感じを持ちやすいのだと思います。
しかし、それが病気の原因に対して適切な処置をしているかというと、大いに疑問なのです。
「良薬、口に苦し」の喩えは、必ずしもいつも正しいわけではありません。
苦痛を伴う治療は、身体にとって有害なことが多いのです。

一方、ただ気持ちが良いだけの慰安的な治療も、本当にその治療が有効な症状でなければ、
何の治療効果もないばかりか、逆効果になったり、早期治療の機会をのがしてしまいます



ですから、いづれにしても、施術者が、治療による身体内部の変化を追跡、確認できることが、
本当は大切なことなのです。

しかし、これは、複数の治療法に精通していたり、生体エネルギーのレベルで身体を把握できる
技術がないと難しいので、治療法というよりも、施術者個人の技量によって、差が出てくる部分かもしれません。

運良く、いい先生にめぐり合えればいいですが、それまでは、少なくとも受ける側は、
刺激の強い治療、痛みをともなう治療、恐怖感を感じる治療、不安を感じる治療、
呼吸が浅くなる治療、緊張する治療は、避けた方が無難です

ソフトな刺激の治療法についても、受けた後、もし気分が悪くなったり、
「あれ、何か変?」という症状や体調の悪化が感じられて来た時は、慎重に経過を見守りましょう。
再考の余地があるかもしれません。


■「好転反応」には要注意

なかには、初めは体調が良くなったのだが、受け続けていくうちに少しずつ、調子が崩れていった。
でも、初めに良くなったのだから、きっと続けていればまた良くなると、信じて通いつづけたが、
どんどんおかしくなっていった。施術者には、好転反応が出ていると言われ続け、
疑問と不安をぶつけると、精神的に不安定だから、とまで指摘された。というケースもあります。

この例のように、治療によって、実は身体が壊されているというケースもあるのです。
にもかかわらず、施術者は、これを好転反応と一緒にして言っていることがよくあります。

本当に良い方に向いて出てきた好転反応なのか、実は治療によって壊れた結果出てきている症状なのか
施術者には、それを判断する技量がないだけで、悪気はないのですが。

しかし、治療を受ける側にとっては、治しに行ったはずが、
新たな病気の火種を仕入れにいっている、ということにもなりかねません。

あまり痛みをともなわない治療の場合、はっきり身体が壊されているという実感をすぐにはもてないかもしれませんが、
たとえ、どんなに良いといわれる健康食品でさえ、使い方を誤れば身体を壊すこともあるということを覚えていてください

これは、もう受ける方が、自分で自分の身を守るしか手はありません。

そのためには、「あれ?何か変だな?」という、素朴な違和感や疑問を大切にします。
自分の身体の声によく耳を傾けましょう。

治療を受けるに際しては、最初からある程度、治療法や施術者を信頼することが大事です。
しかし、自分の身体感覚を無視してはいけません。一方的に依存してはいけないのです。


●好転反応とは
治療を受けていると、風邪に似た症状や、いつもより眠気が強くなったり、
過去の症状が現れたり、痛みが強くなったりする時期がある。
これを好転反応といい、一般に病気が良くなるときに一時的に悪くなったような症状が現れることをいう。
出てくる症状や期間には個人差がある。

治療によって、本当に身体の状態が、「好転」した結果出ている反応なのか、
良く変化しようとしている身体にブレーキをかける不自然な生活習慣などの要素が、作用しているための反応なのか、
病者自身の無理な生活状態によって、一時的に出ている症状なのか、
実は、治療によって壊され「悪転」した結果の反応なのか、の判断が難しい。

激しい好転反応が出るようなケースは、たとえ、その好転反応の経過後、
運良く、気になる症状が改善されたという場合でさえ、
治療によって身体を「壊されている」要素があるために、必要以上に激しい反応を引き起こした、
という可能性も考えられるのである。


■対症療法は、できる限り避けましょう

症状をなんとかしようとする治療は、病院にまかせましょう。
病院では、症状に焦点を当てます。病院でなくてはいけない場合もあります。

自然療法は基本的に、治癒力を引き出し、高めることに全力を注ぎます。
治癒力が働き、症状が変わってくるのを「待つ」治療です。

それぞれ得意分野がありますので、利用する側が少しでも勉強して、
賢く使い分けてゆきましょう。

症状もまた、生命のバランス作用によって、必要があって出てきます。
基本的に、症状を抑える治療は自然の方向とは、全く逆の方向です。必ず反作用があります。
特別にそういう治療が必要な場合を除いて、自然治癒力のアップを心がけてゆきましょう。

病気の回復には、それまで何年も、何十年もかけて作ってきた
あなた自身の生活習慣の見直しと、全身まるごとの変化がともなうので、
それなりに時間はかかります。

それでも、節制してゆけば、ずいぶんと短い時間ですむかもしれません。

手技による施術者のなかにも、症状に焦点を当てた対症療法をおこなう場合もありますが、
症状が現れた全身のバランス状態を考えずに、対症療法を施せば、
それが手技による治療であっても、確実に反作用が生じ、身体は壊れます。

ちゃんと治すつもりなら、
身体まるごと全体を視野に入れている治療法を選びましょう。


以上のように、どのような治療法を選択するかという時の、目安について述べてきました。
拙い文で、少し分かりにくかったかもしれません。

結局のところ、これらの条件をクリアする治療院なり、施術者なりを見つけるには、
やはり、実際に通ってみて、試してみるしかありません。
めぐり合いは、ご縁なのです。


(c)Tomoyuki.U/http://www.yun.co.jp/~tomo/photo.html


幸運にも、早い時期に
あなたが、良い治療法と先生にめぐり合うことができますように。

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