
8月5日
(晴れ)
オランダ、アムステルダムに到着後、まずいつものようにユースを探した。路面電車を乗り継ぎガイドブックに書かれていた住所に向かう。残念ながらそこのユースは満室だった。しかし、フロントの人が「海の近くで、ここから電車で行かなくてはならないけれど、そこにうちの系列のユースがあるよ。」と親切に教えてくれた。海の近く=アムステルダム中心地、電車=路面電車と僕は勘違いし、「なんだむしろこっちよりいい場所じゃんか」と大喜びでその教えてもらったユースに向かった。しかし、地図を見るとなんか怪しい。近くの人に聞いてみると、「あ〜1時間くらいかかるよ」との事だった。しまった・・・と思っても後の祭。もう予約のお金を払ってしまっていたので、しょうがなく電車=国鉄で、海=海水浴場の近くのユースへ向かった。パンフレットによると、さらに駅から歩いて20分ほどかかるらしい。駅にはレンタサイクルがあったので、こりゃラッキーと1台借りることにした。が、そこのおやじが最低で「お前日本人?だったら金あるからタクシーで行け」なんて言いやがる。むかっ!そこでタクシーに乗ってしまったら日本男児の恥だと思い、歩いて行くことにした。
勢いで歩き出してみたがいまいち場所が分からなかったので散歩中のおばあさん2人組に聞いてみた。
「あの〜近くのユースを探しているんですけど。」
「あなた歩いて行くつもり?」
「はい、日本男児ですから。」
「めちゃくちゃ遠いわよ。」
「でもパンフレットには徒歩20分って書いてありますよ。」
「それは何かのまちがいよ。しょうがないわね、送ってあげるわ。」
ということで、このおばあさんの家に案内され、そこから車で送ってもらえることになった。どうも姉妹のようだ。運転するのはおねーさんのほうで余裕で70歳は超えているだろう。しかし年齢を感じさせないドライビングテクニックで、ローの引っ張り方は最高だった。僕が「この近くに海があるって聞いたんですけど?」と言うと親切に海岸まで連れていってくれた。夕暮れ時の美しい海だった。その名は北海。急いで写真をパシャリ。そんな僕のデジカメに興味を示していたので今撮った写真を見せてあげると「日本の技術は世界一!」とえらい喜びようだった。
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| 北海 | 美しい海だ |
ユースは遠かった。徒歩20分は大嘘!ほんとおばあさんに感謝だった。わざわざ玄関まで送って頂き、そこでお別れだった。たぶんっていうか間違いなく、2度と会うことはできないだろう。でも一生忘れない。心からありがとう。
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| 親切なおばあさんたち | 森の中のユース。いい雰囲気 |
ユースで自転車を借りてサイクリングに出かけた。このユースの周りは自然に囲まれており、牛の放牧、一面の草原、松林などお〜オランダ〜と感動の光景だった。また、なんか知らないけれど、自転車は右側通行という決まりがあるみたいで、2回ほど怒られた。街の中ではお祭りが開かれており、バンドの生演奏、ビアガーデンなどなどオランダの日常ともいえるいい雰囲気を味わうことができた。街の中心部よりたまにはこんなところもいいな〜。勘違い万歳!
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| 草原です。 | 牛〜 |
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| またも牛〜 | いい風景ですね〜 |