7月21日
(くもり

飛行機の中では、相変わらずマレーシア航空にやられっぱなしだった。普通、飛行機の中はビール、ジュースは飲み放題なのだが、ビールを頼むとスッチ−は露骨に嫌な顔をする。さらに、おやつにサンドイッチが配られたのだが、僕の分だけ足りない。腹が減っていた僕が当然文句を言うと「すみません、足りませんでした。変わりにピーナッツでいいですか?」と相変わらずのポーカーフェイスで答える。そして持ってきたのがこれ!


ピーナッツの山


 こんな量のピーナッツ、食べられるか!


 1人では食べられないので隣のカップルに半分プレゼントする。そのカップルは日本でインターナショナルスクールの先生をしているイギリス人と婚約者の日本人女性だった。彼らにイギリスの観光地を紹介して頂く。そして機内食が配られたときに、ワインで誕生日を祝ってもらった。マレーシアとイギリスとの時差はサマータイムの関係で7時間だ。つまり



誕生日が31時間もあったのだ!


飛行機から見えるカスピ海


 12時間後、無事にイギリスHeathrow 空港に到着。巨大だが意外に古い。ガイドブックに書いてあるユースに電話をするために公衆電話を探す。うまい具合にテレフォンカードの自販機も見つかり、早速電話をかけようとTRYした。このカード、普通のカードと違って電話に入れるのではなく、いわゆるプリペイドカードのようなもので、まったく使い方が分からない。しかたがないのでJTBカウンターの日本人スタッフに聞いてみるが彼女たちも知らなかった。次に現地の若い女性に聞いてみると、仕事を中断して代わりに電話をかけてくれた。しかし、そこのユースは満室だった。 あ〜次のユースに電話しないと・・・だけどまた使い方が分からない。今度はいかにも現地人化している日本人の若者にお願いした。彼のおかげでやっと使い方が分かった。ありがとう。しかも彼は僕にこう言ってくれた。



「僕の家に泊まりにくる?」


 なんていい人だ。ここはお世話になっておこう。
「いいんですか?じゃあお願いします。」



 いいですよ。北アイルランドだけど・・・


 彼は今から飛行機で北アイルランドに帰るらしい。そんな冒険は僕にはできません。でも北アイルランドに住んでいるなんて、何している人なんだろう?

 やっとテレフォンカードも使えるようになり、いくつかのユースに電話してやっといいユースを見つけた。Wellington Hall というKing's college London (これ日本語訳すると、王立ロンドン大学でいいのだろうか?)の寮を夏休み期間中だけ開放しているものである。電話したときに相手がバリバリのBritish Englishで話すもんだから会話が成立しない。ほんと、英語なんだろうかと疑問に思うくらいだった。相手はなんかくすくす笑っていやがる。むかつく〜「お前らちゃんと分かるように喋りやがれ!」と言いたかったが、それは鹿児島訛りの俺がNHKのアナウンサーに「鹿児島弁喋りやがれ!」と言うようなものだ。悔しいがイギリス人に完敗だ。


Wellington Hall


 イギリス、特にロンドンは物価が高いのでユースなのに一泊4000円(朝食付き)もした。マレーシアに比べると天国から地獄だ。

 このユース、ロンドン中心部ヴィクトリア駅近くで交通の便がよかったので、荷物を置いて、さっそく市内観光に出かけた。


ロンドン名物ダブルデッカ− ロンドンの街並み


 ロンドンの町は涼しく、半袖では寒いくらいだった。しかも緯度が高いので夜10時くらいにならないと暗くならない。外が明るいのでいろいろまわりたかったが、時差ぼけでかなり眠かったので早めに休んだ。




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