7月23日
(晴れ)


 この日の午前中はウェストミンスター寺院の見学に行った。ウェストミンスター寺院は昨日訪れたビッグ・ベンの隣にあったのだが、日曜日だったので中を見せてもらえず、しかたなく再度訪れた。「王室の教会」と言われ英国王室の戴冠式や故ダイアナ妃の葬儀などが行われた場所である。中には歴代の王族の壮麗な墓所はもちろん、おびただしい墓や記念碑、彫像がある。あのエリザベス1世のお墓もあった。


 

ウェストミンスター寺院(中は撮影禁止)


 続いて、世界最古で最大の博物館、大英博物館に向かった。すべてが高いイギリスだが、ここは無料!太っ腹!ここの目玉はやっぱりロゼッタ・ストーンでしょう。エジプト遠征中のナポレオン軍が1799年に発見し、シャンポリオンが20年かけて解読したもので、エジプト象形文字解読の手がかりになった。入館すると真っ先にこのロゼッタ・ストーンへ走った。
 

大英博物館 ロゼッタ・ストーン


  この大英博物館は90ほどの展示室があり、その中には「日本コーナー」もあった。ここには浮世絵やお茶室など日本の文化について紹介してある。遠い異国で本物の葛飾北斎を見たときは感動した。


葛飾北斎(本物) 和英庵(裏千家の寄贈らしい)


 とにかく広い博物館で、今どこにいるのかも分からないのでぐるぐる適当に歩いていた。そうしたらある特別コーナーに出くわした。そのタイトルは「OMIYAGE」 日本人はなぜお土産を買いあさるのかということについて解説していた。ただ決して批判的な書き方ではなく、日本人の僕から見ても共感できる内容だった。また、そこにはプリクラの機械が置いてあり、子供達から大人気だった。日本人であることがちょっとだけ誇らしかった。


大英博物館にあるプリクラ


 ちなみに日本人に一番人気なのはミイラコーナーらしい。


ミイラコーナー

 大英博物館内のレストランで昼食をとったとき、セルフサービスのシステムがよく分からず、あやうく1500円くらいとられそうになった。すると後ろに並んでいたおばちゃんが店員に交渉してくれて、半額まで安くしてくれた。本当にありがたかった。ありがとう、イギリスのおばちゃん!

 大英博物館を後にしてシャーロック・ホームズ博物館へ行った。ここは小説に登場するホームズの下宿と同じベイカーストリート221番地Bにある。作品の通り1階のホールから2階まで17段の階段がある。


シャーロック・ホームズ博物館 ベイカーストリート221B
17段の階段 かなり似合っていると思うのだが・・・


 このように様々な場所を観光したが、移動はほとんど地下鉄を利用した。ロンドンの地下鉄はTubeと呼ばれ、1863年に世界に先駆けて地面の下に列車を走らせることに成功した。1863年って日本では明治維新のころですよ。当時のイギリスの技術がいかに進んでいたかが理解できると思います。掘り抜く面積を最小限に抑えようと試みた結果、土を円形にくりぬくこととなった。だから構内の形が丸い!電車の顔も丸い!ドア付近に立つ長身の人は頭が天井についてしまいそうだった。また、イギリスでは地下鉄の表示は「Underground]。 「Subway」は単なる地下道のことなのでご注意!チケットは「One day travelcardといって、地下鉄、バスに乗り放題の便利なカードを利用した。


ロンドンの地下鉄


ロンドンにもそろそろ飽きてきたので、明後日にはパリに向かうことに決めた。そこでユーロスターのチケットを買うためにWaterloo International Stationへ行った。フランスに行くにはドーヴァー海峡を船で渡る方法もあるのだが、時間がかかるうえ、ドーヴァーまでの電車賃を考えると値段もさほど変わらないので、ユーロスターを利用することにしたのです。このユーロスターのチケット、日本で購入すると片道1万8000円くらいするのだが、ここではユーレイルパスの割引もあって8000円だった。カウンターの女性に「日本じゃ倍の値段だよ。」というと「Unbelievable!」との声が返ってきた。その通りだと思った。



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