7月31日
(晴れ)



 デンマークの首都コペンハーゲンへの到着は17時59分。まず今夜の寝床を探す。USE IT という学生向けの宿泊案内所があるということを聞いて早速そこに出かけた。コペンハーゲン中央駅を出ると真正面に見えるのがチボリ公園。どこかの街にある偽物とは違います。毎年夏の間だけオープンするこの公園はコペンハーゲンっ子の心のふるさとらしい。せっかくのチャンスだったが入場料が少し高かったので、まわりから眺めるだけだった。あっ、ここで大事なこと。ヨーロッパの物価は日本に比べれば安いのだけれども、北欧は別!世界有数の福祉国家のため、すべてのものが高い。北へ行けば行くほど物価は高くなるが逆に治安はよい、南に行けば行くほど物価は安くなるが治安が悪いというのはよく聞く話。


本物のチボリ公園



 チボリ公園を過ぎると市庁舎前広場。この市庁舎前広場とコンゲンス・ニュートゥーを結ぶストロイエはヨーロッパでも屈指の歩行者天国だ。ストロイエとはデンマーク語で「歩く」ということ。市民や観光客を楽しませてくれるこの通りは、その名にふさわしい歩行者天国だった。



立派な市庁舎 市庁舎前広場



 ストルイエをしばらく歩き、右に折れたところにUSE ITはあった。ここは学生や若者向けのinformationで、市内の見どころや安い宿泊所などを紹介してくれるだけでなく、インターネットが無料でできるすばらしい施設である。ここの職員に近くのユースを紹介していただいた。

 20分ほど歩いてそのユースに到着し、荷物を置いて明日の電車を予約するために再び駅に向かった。無事に予約を終え、近くのお惣菜屋で夕食を購入し、市庁舎前広場のベンチに腰掛けて食べる。少しセンチメンタル。

 ユースに戻りシャワーを浴びに行く途中、1人の日本人と出会った。奈○県立医○大学のK君だった。どう見ても年上に見えたが実は20歳の若者だった。(K君、ごめん)彼はスカンジナビア半島北部のラップランドから東欧にまわり、デンマークにやってきたらしい。「シャワー浴びてすぐ来るから」と彼に告げて、急いでシャワーを浴びて帰ってくると、彼は金髪のおねーちゃんに囲まれているではないか!


こりゃ、俺も混じらなきゃ!

 髪も乾かさず、すぐにその輪の中に混じる。西洋のおねーちゃんは本当に美人だ。この美人2人はイタリア人で、名門ボローニャ大学の学生だった。


RobertaとPaolina



 さすが陽気なイタリア人。しかもよく飲む!彼女たちとお話していると次々といろいろなひとが集まってきた。
 


左から中国人、イタリア人、日本人、イタリア人、スウェ−デン人



 写真には映っていないが、オランダ人、サビネちゃんとカーラちゃん、中国人のFei Liuさん、、スウェ−デン人のジェスパーくんともう1人(名前忘れた)、そしてさっきのイタリア人2人とKくんと僕の9人で盛りあがった。オランダ人の2人は漢字に興味があるらしく、「私の名前を漢字で書いて」というので「紗美音」と「花羅」と書いてあげた。特にサビネちゃんは大喜びで一生懸命書く練習をしていた。それを見ていたスウェ−デン人が「俺の知っている日本語は「飲み」という言葉だ。これを書いてくれ」なんて言ってきた。一体誰が教えたんだろう。また、ジェスパーくんは日本の漫画が大好きで、今「阿修羅」にハマっているらしい。だいぶ日本の文化が世界中に広がってきた感じがする。特に漫画はすごい勢いで広まっていて、HongKongや台湾では中国語で書かれたドラえもんが普通に売られているし、ポケモンは世界共通語になっている。他にもPSやゲームボーイはどこの国でも売られていて、おもちゃ屋で「ゲームボーイのソフト買って〜」と駄々をこねている子供もいた。そう考えると日本ってすごいね。


 夜中の2時くらいになると、イタリア人が「今からディスコに行こう!」といい始めたので、みんなで夜のコペンハーゲンに繰り出した。いろいろな店を訪ねて歩いたが、平日だったためになかなか開いている店がなく、1時間ほどさまよい歩いて、結局ユースに帰ってきた。ただ歩いただけだったけれどかなりいい思い出になった!旅って素敵だね。


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