
8月2日
(晴れ)
オースレン大橋を越えたらそこはスウェーデンだ。スカンジナビア半島の東側を占める立憲君主国。北欧最大の国で東はフィンランド、西はノルウェーに接し、南はオースレン海峽をはさんでデンマークと向かい合っている。総面積44万9964平方kmの国土には2700kmもの海岸線が続き、国土のおよそ半分が森林に覆われ、9万以上の湖が点在している。
まず到着したのはオースレン海峽に面したマルメという街だった。ここは言わば国境の街なのだか、ここでもパスポートのチェックはない。なかなか行く機会はないからパスポートにハンコくらい押してもらいたかった。
マルメでは20分の待ち時間があり、首都ストックホルム行きの夜行に乗り換えた。スウェーデンではエロ本が有名だという噂を聞いていたので、駅のキヨスクで立ち読みしようと試みたがしっかりビニールで包んであり、1ページも覗くことができなかった。少しショック。
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| マルメにて |
出発は23時。今回はクシェットという寝台を予約していた。クシェットは普通の寝台と違い3段ベットである。だから料金も安く、1000円の追加料金を払うだけで乗ることができた。コンパートメントには6つのベットがあり、僕と40歳くらいの女性、そして20代のおねえさんの3人だけだった。ラッキー若い女性と一緒だ〜と喜んだのもつかの間!
このおねえさん、イビキがうるさい!
遠い異国での一人旅、車窓から流れる夜景が目に映る。ゴトゴトゴト。かすかに響く車輪の音。その音とハーモニーを奏でるかのように聞こえる美しいイビキ!う〜ん、ロマンチック!
僕は眠かったのであまり気にならなかったが、一緒のおばさんはかなり気になるらしくイライラしているのが良く分かった。そしてついにこのおばさんは堪忍袋の緒が切れ、枕と荷物を持って他のコンパートメントに移っていった。それほどこのおねえさんのイビキはすごかった!
ストックホルム中央駅に到着したのは午前6時5分。いろいろ悩んだ末に、このまますぐにノルウェーに向かうことにした。それならなんでコペンハーゲンから直接ノルウェーに向かわなかったの〜と言われそうだが、その理由はずばり列車が満席で乗れなかったから。しょうがなくスットクホルム経由でノルウェーに向かう方法に変えたのです。この時点ではノルウェーから再びストックホルムに帰ってくる予定でいたのだが、結局時間の関係でストックホルムに戻ってくることはできなかった。残念だった。また次ぎの機会にでも・・・
ノルウェーの首都オスロ行きの列車は6時35分の発車だった。Y本君が降りてくるのをずっと待っていたがどこかですれ違ったらしく見つけることができなかった。時間もなかったため、Y本君とはさよならも言わずにお別れとなった。急いでサンドイッチを購入し列車に乗りこんだ。
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| ストックホルム中央駅 |
さすがは森林の国、窓から見える景色は緑に囲まれた湖が点在する美しい自然だった。広大な大地の広がる西ヨーロッパとは違い、どちらかというと日本に似た風景だと感じた。
さて、次はノルウェーに入国だ!