
8月4日
(晴れ)
僕の隣りの席は中国人の男性だった。マカオに住む丘さん。彼は家族5人で旅行中との事だった。今日は列車だが、他の日はだいがいレンタカーで移動しているらしい。マカオも日本同様左側通行だから、右側通行のヨーロッパは運転が難しく、「いつもひやひやしているよ!」と笑って言っていた。ほんと、笑顔が素敵な人だった。
オスロへの到着は6時58分。ロッカーに預けていた荷物を取りだし、急いで列車を乗り換えた。今度は7時30分発スウェーデンのマルメ行きの列車だ。夜行から続けて列車の乗り継ぎは多少きつい。しかしまだ始まったばかり。実は今日、一気にベルギーまで行くのだ!最初は一度ストックホルムに戻り、それからフィンランドに行く予定だった。地図を見たら分かるのだが、フィンランドの首都ヘルシンキに行くためにはスカンジナビア半島をぐるっと周らなければならない。丸1日はかかる旅程となる。だから時間を有効に使うため、夜行で行くことを考えたのだが、ヘルシンキ行きの夜行は運行されていない。その訳はスウェーデンとフィンランドではレールの幅が違うので国境で一度は乗り換えないと行けないからだ。国境の街Haparandaは思いっきり北極圏。そこで一度降ろされ、バスか徒歩で国境を渡らないといけないらしい。そのため、これ以上の北上をあきらめて、南下することにしたのである。
車窓から流れる景色を楽しんで・・・なんてことはなく、ひたすら寝る。たまに起きて外を見ると、やたらと風力発電が多いのに気がついた。僕の母方の実家N間池にもK州電力の風力発電があるが、軽くその20倍はある。広大な平野そびえる風車群は見ているだけでもおもしろい。
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| 風力発電 | 車窓から |
マルメ到着は15時39分。今度はデンマークの首都コペンハーゲン行き、16時4分発の列車に乗り換え、到着16時39分。コペンハーゲン中央駅でシャワーを浴びてしばし休憩。しかし、列車の旅はまだまだ続く。今度は17時47分発、ドイツのハンブルグ行きの列車に乗る。行きと同様、デンマークRodbyhavnとドイツPuttgardenとの間では列車ごと船に乗る。甲板に上がると、ちょうど夕日が沈む時でロマンチックな光景を見ることができた。
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| ここがドイツとデンマークの国境 | 沈む夕日 |
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| 夕日をバックに | どこの国も人も夕日は好きらしい |
ハンブルグ到着は22時16分。は〜疲れた!やっと今日最後の乗り換えだ。22時36分発のベルギー行きの夜行列車に乗る。一体今日何回列車の乗り換えしたかな?よく一度も間違えなかったものだ。自分で自分を誉めてあげたい。青春18切符で鍛えていてよかった!(大学2年のとき、鹿児島から北海道まで18切符で行った時は、20回の乗換えで一度だけ間違えた。その時はヒッチハイクでどうにかなったけれど、外国で乗り間違えたらえらいことになりそうだ。)この夜行はクシェットが取れたので快適なベットでおやすみなさい。明日の朝にはもうベルギーだ。