2000.11.4
安達太良山登頂
奥岳温泉→薬師岳→安達太良山→牛の背→馬の背→鉄山
→馬の背→峰ノ辻→勢至平→奥岳温泉

 連休中日を利用して安達太良山に登ることにした。職場の仲間で作る「ニコニコ登山クラブ」(笑)今年最後の登山。計画を立てた時点では、天気次第では中止の可能性もあると覚悟していた。というのも仲間は皆、まだ登山をはじめたばかり。靴も軽登山靴で防寒衣もちょっと心もとない。天気が荒れて雪にでもなったらどうしようもないからだ。ところが、当日は拍子抜けするほどの快晴(^^)。深秋の山を満喫してきた。

 奥岳温泉には9時前頃到着。すでにかなりの数の車が止まっており、観光客、登山者も多数。スキー場の駐車場に車を停め、早速準備して出発。実はここ奥岳から薬師岳までは、スキー用のゴンドラリフトが通年運行していて、これを利用すると一気に中間点の薬師岳まで運んでくれるのだが、もちろん我々は利用しない(笑)。別に急ぐわけでもないので富士急ホテル前を通ってくろがね小屋に向かう林道を歩き始める。

 林道をしばらく行くと左手に薬師岳への登山道を示す看板がある。そこからコースは林道を離れスキー場の端を歩いていく。しばらくはスキー場のコースに沿って登り、小さな沢筋に入ってしばらく登ると一番上のリフト降り場につく。ここまで30分ちょっと。晴れて日差しが強く風もなかったので、ここまでですでにみんな結構汗をかいている。一休みしてさらにしばらく急な斜面を登ると、五葉松平の端に出て、ようやく目指す安達太良山や鉄山などが見えてくる。
 薬師岳到着は10時20分。大勢の人で賑わっている。ゴンドラリフトを使えばほとんど苦労なくここまでは来れるので、普段着に普通の靴を履いた観光客も多い。ここからは今日登る予定の安達太良山鉄山までの稜線が一望できる。雲一つない天気で空気も澄んでいて、遠く安達太良山頂に立つ人達まで小さく見えている。本宮や福島方面の盆地は低い雲で覆われている。安達太良山はこの辺りから上には高い樹木はないので、どこにいてもわりと見晴らしがいい。

 写真などとってしばらく休憩し、安達太良山に向けて出発。が、ここから先は結構苦労した。というのも、雨が降ったのは二日ほど前だったと思うが、水捌けが悪いのか道が至るところでぬかるんでぐちゃぐちゃ。天気がよかったせいか、観光客が登山者に紛れて一緒に登っていて、まぁ、それはそれで結構なのだが、なにせ普通のスニーカーや革靴で登っているために泥濘をよけるのに悪戦苦闘している。狭い登山道のこと、そこここで渋滞が発生している始末(^_^;)。これには参った。
 下のほうの渋滞を抜けてからは快調に登り続ける。途中安達太良温泉からの登山道の合流点近くで休憩し、あとは一気に頂上へ。快晴の安達太良山頂は大勢の登山者で賑わっていた。これほど人が多いとは思っていなかったので、ちょっと驚く。
 岩峰の下に荷物を置いて、頂上へ。頂上からは360度遮るもののない展望。絶景!北には鉄山、箕輪山、その後ろに吾妻連峰の山々、遠く蔵王連峰が見える。東には阿武隈山地の山々が広がり、南には間近に和尚山、その後ろに南会津の山々が広がっている。南西には猪苗代湖が少しだけ顔を覗かせており、西には船明神山とその後ろに磐梯山が美しい三角錐のシルエットを浮かび上がらせている。そして北西の彼方には飯豊連峰。

 しばらく頂上からの景色を堪能した後、鉄山方面へ向かう。
 天気がいいとは言え、さすがに11月の山はじっとしていると寒い。稜線に出てからは風も少し出てきた。馬の背あたりまで歩いて、風を避けるために船明神山への登山道を少し下った辺りで昼食にする。お湯を沸かしてカップラーメンにおにぎり。景色がいいと何を食べてもなぜか美味しい(^^)。
 時間的にはまだ余裕があったので、鉄山まで脚を伸ばす。馬の背から鉄山までのルートからは、西側眼下に沼の平を見下ろして歩く。沼の平は火山性の地形で、現在もガスや蒸気が噴出している。87年にはここで有毒ガスにより4名の登山者が亡くなる遭難事故が起きている。
 鉄山頂上では安達太良山の写真を撮り、記念撮影などして過ごす。今回は4人で登っていたのだが、カメラを持ってきていたのは私だけだったので、必然的にカメラマン役を引き受けることに。まぁ、どうせここに載せる写真も撮るしそれはいいのだが、大勢で来ていて自分の写真だけないのも寂しいので、2度ほど他の登山者に4人揃った写真を撮っていただいた。が、これがどちらもピンぼけ(^_^;)。これにはちょっとがっかり。
  
 さて、鉄山からは馬の背方面に引き返し、峰ノ辻から勢至平経由で奥岳に戻ることにする。稜線を下り始めたのが2時ちょうど。峰ノ辻でくろがね小屋方面の道とわかれ、勢至平に向かってだらだらとしたゆるい下りが続く。やがてくろがね小屋からの林道に合流。そこからは林道を歩くことになるが、途中何箇所か林道をショートカットする道があるので、そちらを利用した方が早い。
 奥岳についたのは3時半頃。
 その後はもちろん温泉!奥岳温泉でもよかったのだが、混んでるといやだったので、車で岳温泉に移動。国民年金保養センター?だったかで温泉につかる。極楽(^^)。
 
 
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