テイルモンの成長期です。名の意味するところは『原型』。
いわゆる聖獣型デジモンの祖とされる姿ですが、きわめて不安定でもある存在で、この段階での経験が、その後の進化さえ左右します。善にも悪にもなってしまうわけですね。
テイルモンはこの姿のときヴァンデモンと遭遇し、無理矢理配下に加えられました。にもかかわらず、その後に聖なる進化を遂げることに成功しています。いつか巡り会う、大切な存在を心のどこかで信じ続けた結果かもしれません。ヴァンデモンは彼女の秘めたちからに目をつけながらも、その屈することのない精神を、恐れ続けていたのではないでしょうか。
必殺技は叫び(悲鳴?)を超音波にしてぶつけるパピーハウリング。あのちっちゃな手でパンチもするそうです。