デジモン大戦:ワールドヴュー

デジモン大戦、今回は大戦が勃発する直前までの世界情勢を。
本編は言うに及ばず、大山さんの元ネタからも大きくずれています(笑)

DWとデジモンの存在は、無印、02、テイマーズの事件を通して
一般の人々にも認知されています。
ですが各事件が事件なだけに、皆が皆デジモンを友好的な隣人として
受け入れているわけではありません。
大多数の人は、畏怖の念のほうが強い状態です。

結果現実世界では、子供達を中心とするデジモンとの共存を目指す融和派
デジモンを現実世界を脅かすものとする排斥派
DWを人間の為に利用しようとする支配派、の3つの勢力が誕生します。

DWと現実世界を結ぶゲートは、突発的に開くのを別にすれば
02のメンバーがもつD3だけが開くことができます。
その為排斥派はDWとの行き来を完全に封鎖するため、支配派はDWに侵入するため
何度か子供達に協力を要請しましたが、当然誰一人として首を縦には振りませんでした。

子供達の説得が不可能と知った各派閥は、次に彼らの親兄弟を説得にかかります。
大人なら利権に食い付いてくるだろうし、子供は大人の言う事をきくものだと考えたのでしょう。
しかし当然のことながら、子供達の親御さんの中に
子供が親の所有物だと思うような愚かな人間はいませんでした。

やがて各派閥は説得をあきらめますが、同時に排斥派は対デジモン兵装の開発に着手
支配派は独自にゲートを開く方法を模索しているといわれています。
同時にこの2つの勢力の思惑と働きかけによって、国連内部に
UNUF(国連統合軍)が結成されました。

突発的にゲートが開いた際、デジモンが迷い出てくることがあります。
そのような時は各地のパートナーデジモンを持つ子供達が
彼らをもといた場所に送り返すのですが、現地の子供達だけでは手におえない場合は
各国の子供達が連携することになります。そのなかでも究極体・完全体クラスの
パートナーデジモンを数多く有する日本の子供達は、自然皆の中心となっていきます。

この事態を受けて泉光子郎は、自分のもつDBをもとにした各国の子供達の
連動と各地のゲートを監視するするためのシステムを提案。
現時点ではデジモンがらみの事態は
彼らに任せるのが一番だと判断した各国もこれを容認。
そしてお台場に泉光子郎を総責任者とする、ネットワーク・ベースが完成します。

迷い出たデジモンを説得、興奮して暴れ回るデジモンを取り押さえる等の実績によって
子供達とパートナーデジモンは徐々にではありますが、信頼を勝ち得ています。
それにあわせて融和に理解を示す人々も増え始めています。

このように緊迫しているわけではないが微妙な情勢のなか
DWと現実世界の双方で、邪悪な意思が動き始めます。