デジタマを守れ!消えゆく命の奇跡

 脚本:吉田玲子 演出:梅澤淳稔 作画監督:八島善孝
 42話です。なんとはじまりの町が登場。


●全体印象

 動きのよさは特筆モノ。八島イズム大爆発です。

 それにしても、何の前ぶれもなく出てくるはじまりの町には、ただただ茫然。
 前半の展開はまるで12話か13話みたいな雰囲気だし、拓也たちは先週あたりからこっち側も故郷だとにわかに言い始めているし。
 …このへんはもはやツッコミを入れる気にもならず。

 ところで、ロイヤルナイツもずいぶんと地に落ちたものです。
 人質を取っただけではあき足らず、赤子にまで手を出そうとするとは…。いくら上の命令とはいえ、やっていい事と悪いことがあります。
 オメガモンとデュークモンクリムゾンモードを呼ぶんだ。名をけがす輩は粛正せねばなりませんよ。

 そうそう、裏十闘士も復活しましたね。予想通り、一瞬だけだけど。
 去りぎわに見せたメルキューレモンの笑顔がかなり不気味に見えたのは気のせいでしょうか(笑)。
 しかし、てっきり勝春たちがかかわってくると思ってたんだけどなあ…(まだ言ってるよ)。

 あ。
 1話で『別の世界、別の次元で産まれかわる』ってコメントがありましたが……あれ?



●各キャラ

拓也
 なんですかその雑魚っぽいやられ方はッ(怒)!
 ケルビモンを倒したときのあの底力は、どうしちゃったんです。


輝二
 気のせいか拓也その2になっています。


輝一
 しかし、あれだけ大々的?な加入イベントがありながらその後まるで出番なしとは…ある意味新鮮です。
 やっぱりロイヤルナイツがたった二人しかいないというのは問題だよなあ。

 

 今回、ものごっつい俊足を披露しました。それとも途中で進化して飛んでいったのかな?


友樹
 せっかく母親を一瞬思い出してくれたのに、次の瞬間かき消されました。


純平
 あいかわらず汚れ役のようです。


ボコモン
 子守りに慣れてるってことは、パタモン以前にもいろんな赤ん坊のめんどうを見ていたんでしょうね。
 パタモンもそんなボコモンの父母性に反応して早く孵化したのかも。見直しちゃいました。


スワンモン
 よかった…生きてて。大けがはしたけど。
 これでこの方まで死んじゃってたら、救いが少なすぎます。


ロイヤルナイツ
 もうただの悪役ですね。もとの設定が正義の味方なのでよけいタチが悪い。(まあ過激派という設定もあるんだけど…)
 ルーチェモンに仕え続けることへそれなりに思うところがあると思っていた、私が馬鹿でした。


裏十闘士
 一瞬だけの復活。セリフはありませんでした。このためだけに声優さんは呼べないか…でもサービスして欲しい。
 消えぎわにアルボルモンがにっこり目になったらどうしようと心配になりましたが、さすがにそれはありませんでした。
 ところでヤツの口から吐き出される謎のビームはいったい?



●今回の名(迷)セリフ


『デジタルワールドで、もう一度生まれたんだ』(拓也)
『オレたちにはふたつ誕生日がある』(輝二)
『もうデジモンじゃない自分なんて考えられないよ』(純平)

 ちょっと待てお前ら(笑)
 だんだん浸食されてきているのですよ?


『またお前たちか』
『なにがさあ来い、だ』
『誰が相手をしてやると言った』 (ロイヤルナイツ)

 もういいかげん超越体の技も見切りきってるんでしょうしねえ。
 こんな風に扱われる主役級キャラなんてデジモンじゃはじめて見ましたよ………。
 『負けっぱなし』はいわゆる『愛すべき悪役』にこそ最も似つかわしいもんなんですね。実感してしまいます。


『負けるとわかっていても、やらなきゃいけない時があるのさ!』(輝二)

 その言葉は戦う前から負けています。


『今のうちにデジタマを!』
『あたし、もう一度トレイルモンのところへ行って来る!』 (その他大勢)

 拓也と輝二は何分堪えりゃええっちゅーねん。


『そうか、十闘士の力を全部あわせれば!』(ボンクラーズFの誰か)

 いやいやいやいや、ソレはさっきボコスカにされています。しかも今度は技さえ出せず一方的に。
 …と思っていたらなぜかロイヤルナイツが退散してしまいました。…あれ?

 どうでもいいんですが、泉たちもせめて融合体になれるくらいには修行をしてほしかったです。
 拓也と輝二ばかり戦っている状況では、どうしてもバリエーション不足になってしまいますから。


『手ぶらで帰れるか!』(デュナスモン)

 最初からやれよ。



●予告
 タイトルの時点で負け確定なのはカンベンしてほしいんですが。