光と闇を一つに!輝一最後の願い

 脚本:成田良美 演出:角銅博之 作画監督:上野ケン
 48話です。輝一が退場…完全死亡ですかもしかして?


●全体印象

 というわけで、輝一がいなくなりました。
 このように淡々とした報告みたいな言い方しかできないのが実に歯がゆいところ。
 なにしろ彼、私にはどんな子なのかさっぱりわからなかったのです。薄幸なのはわかりましたがそれは性格じゃないし。
 だいたい輝二以外とちゃんとお話したことありました? 設定の消化以外で。

 仲間になってから15話もあったのに、何をどうすればここまで感情移入を阻害できるんでしょうか……とほ。
 上野作画が少しでも盛り上げようとしてましたが、私のようなタイプのファンにはあんまり効果ないし。

 ああ、くそう、もったいない。もったいないお化けが出ますよちくしょう。
 
 ところで唐突に出てくる光と闇の設定もびっくりですが、もっと驚いたのは、いくら本に書いていたからといってもノーマル十闘士でルーチェモンに
 挑むなどという愚挙をしでかした拓也たちです。こいつらに学習能力はないのか?
 そもそも、チャックモンやフェアリモンずれでフォールダウンモードと戦えるなどと本気で思っていたのでしょうか?
 もしそうだとすれば、お目出度いと言わざるをえません。

 そのフォールダウンモードですが、前回に比すれば正統派魔王してましたね。プラスとマイナスの力を自在に操ったり。
 前回のキン肉ドライバーはいったいなんだったんだ…(笑)

 ところで、もしかしてデジモンたちは全滅ですか? 笑えん…。?
 


●各キャラ

拓也
 最後に近づくにつれてなぜかどんどん影が薄くなってきました。


輝二
 電波なセリフを話したり手が燃えたり人間に戻ったり合体したり、忙しい子ですね。
 たのむから人間の会話をしてくださいよ。


輝一
 今さらになって母親のお話。どんなに遅くとも40話くらいでやれただろうに(゚ ゚#)
 だらだらと出来レースを続けたツケは、こんなところでも支払われています。

 
泉・友樹・純平
 とうとう勝手にスピリットが出ていきました。
 これで、名実ともにボンクラーズの究極体になれたわけです。よかったね(T_T)


プロットモン、ロップモン、パタモン
 マスコットとしては強力ですね。それどころじゃないけど。


ボコモン
 ねえ、あなたもしかして、わざとやってます?


ルーチェモンフォールダウンモード
 余裕しゃくしゃく。人間界へのゲートもやすやすと開いていたし、確かにすごい力を持っているようです。
 そういえば02ではデーモンも任意にデジタルゲートを開いてましたっけ。おなじ魔王型どうし、似た能力を持ってるのかもしれません。



●今回の名(迷)セリフ

『ダークエリアまで連れていってくれ!』(拓也)

 自分らでやれよ。




●予告
 こんどは東京が消滅なのですか? もう勘弁して…。