時を越えて!新たな伝説の始まり
脚本:富田祐弘 演出:貝澤幸男 作画監督:八島善孝
最終話です。
●全体印象
まず、スタッフの皆さんには四年間お疲れさまと言いたいです。さんざ罵倒しておきながら勝手だとお思いでしょうけど(^_^;)
そんでもってこの最終話も、これまでの経緯を思えば御の字なできになっており、ほっと胸をなでおろしております。
自分たちで戦っていると思っていた拓也たちが、実は十闘士とともに戦っていた…というあたりは、これまでもデジヴァイスとの会話でちょくちょく
出てはきてました。が、スピリットに意志があるのかどうかはイマイチはっきりしておらず。
しかし最後へ来て、上記の少ない描写がかえって効果を出した印象。そうだったのか! という感じです。
土壇場でデジモンお得意の『パートナーとともに戦う』を出してくるとは、あなどりがたしシリーズ構成。
ただ、サタンモード&ラルバとの戦いが長引いた影響で、現実世界の描写がダイジェストに終わったのはヒジョーに残念でした。
輝二と実母との対面を実現させてくれたのはいいんですが、一枚絵で終わり。最後になんとかすべりこませたという風情です。
↑のあたりはどうせ出してきたのなら、一話かけてじっくり見たかったんですが……なんのアニメかわからなくなりそうだけども。
そして輝一ですが、やっぱり復活しましたね(^_^;) どのみち生き返るなら、あそこで退場させなくても別に問題なかったのでは?
スサノオモンに進化するだけなら、誰かの犠牲に乗っかった形にせずとも方法はあったはずです。
まあ、彼が魂だけというのは当初から決まっていたようなので、こうなるのは必然だったわけですけど。
涙ぴちょーんで復活を一話につき二度もやられるとさすがにご都合主義が目立ちます。
…それにしても、裏十闘士は結局セリフなしでしたね。「ありがとう」とさえ言わなかった。…って、そこまで言う義理はないのか。
たった一言のために檜山さんや大友さんを呼ぶのなら、彼らも呼んでほし……尺がたりないか。
納得してどーする私!
…けどまあ、おかげでスッキリしました。
最終回のでき次第ではまだ何か書かなければならないと思ったものですが、もう私ずれがこれ以上うだうだ言わんでいいでしょう。
それでなくたって、ずっとうだうだ言い続けてましたから…(^_^;)
私より入れ込めている人にとってはきっと、さらに良い最終話だったでしょうしね。
というわけで、フロンティアへのコメントはとりあえず打ち止めになります。気が向いたらなんか打つかもですが、可能性はひくいでしょう。
●最後の迷セリフ
『戦いますか? それとも……』
それはもうええっちゅーねん(笑)