テイマーの試練!ゴリモンを倒せ!

 脚本:まさきひろ 演出:川田武範 作画監督:直井正博
 4話。シリーズ構成・小中さん以外の脚本による初のテイマーズです。

■ゴリモン
3年目にして、初めてタイトルバックに登場しました。
確か02にも出ていましたが、デジタマモン及び、シュリモンの前座でしたっけ。


■ガルゴモン
冒頭から逆立ち。これが、李君式のお仕置きなのでしょうか? そして、今回もどうやら進化しっぱなし、というわけじゃないようですね。進化したらしっぱなしなのは、漫画のVテイマー01だけかな?
もっとも今月では究極体進化→力を失って退化、というパターンを見せていましたが。


■タカトモン(違)
あれれ? 成熟期…いや、完全体の絵を書いてるですよ? あの大枚メモはいったい??
もしかして、余計なことまでロードした?

「ギルモンを呼んでこなくちゃ」にちょっぴり違和感。
まだノリに慣れてないかもしれません。


■デジタルフィールド
李君をねらってきたのは、やはりテリアモンを連れていたからでしょう。ゴリモンはその「臭い」を追って、さしずめ「復讐」に来たのですね。
霧=デジタルフィールドは、リアライズしたデジモンがデジタルワールドから持ち込むようです。あるいはリアライズしたときなかば自動的に、発生するものか。
でもギルモンが誕生した時には発生しなかったので、やはり任意かもしれません。


■李くんとその家族
妙にパチモンくさいゲーム画面が気になって仕方ありません。あれじゃスーファミ以下です。
ドット絵っぽいのは、ゲームであることを強調するため…でしょうけど、場面によってドット絵だったりそうじゃなかったりするので、あんまり統一感がありませんでした。
他のデジモンのロード(=血の味)をおぼえたゴリモンを相手に怒り心頭に発していたところをみて、李君、正義感は強いようですね。テリアに進化を禁ずる態度には、少々「無理」を感じます。
そんな李君の話を、笑い飛ばさずにまずじっくり聞き、そのうえで意見を言うお父さんはなかなかの人物ですね。
それにしても兄弟が多い家庭です。私に言わせれば、ですが。あれじゃあ、李君もテリアのことを内緒にするのは大変でしょうねぇ…。無問題?


■トレーニングギプス
パワーアップのためのアイテムカードと思いきや、逆利用してゴリモンの動きを封じるとは。
これは正直、裏をかかれました。テリアが耳につけたとき、それでゴリモンをぶっ叩くのかと思いましたよ。いや、ふつうそう思うでしょう? そうだと言って〜ι
ヒロカズとのやりとりは伏線のようで伏線じゃありませんでした。


■夕暮れの歩道橋
戦い終わって、夕暮れでなごむタカトと李君。でも、あんなところにいて、目立ちませんか?


■総括
脚本は良かったのですが、場面場面で妙に間延びしており、総合的には前の3話に劣ります。特に後半は間がもたないシーンが多く、短い脚本を牛歩戦術しているようにも。
でも、作画は良好でした。この点はどうやら、完全に安心できそうですね。


■予告
着せ替えクルモン! サッカークルモン! ボクシングクルモン! 段平ヒロカズ!
一体何がおこるのか、想像もつきません。絵は伊藤さんなので、演出とうまくかみあえばいい感じになりそうですね。ギャグ編かな?