ギルモン進化!西新宿大決戦
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脚本:前川淳 演出:中村哲治 作画監督:八島善孝 |
8話。いよいよギルモンが進化です!
■インプモン
「タカトのオッパイでも飲んでろよ!」(←問題発言)
6話にひきつづいて登場。なんかあおるだけあおって楽しんでいますが、おもいっきり空回りしているのが笑…涙をさそいます。好き勝手を気取っているわりに、ギルモンの悪友になろうとしたり失敗してうつむいたり、いろんな顔を見せてくれました。
デビドラモンの強さにあこがれる姿は、OPの伏線…?
ヤツをおおうフィールドを破ったように見えたのは能力でしょうか、演出の問題でしょうか。
■タカト
空回りマンがまたひとり(笑)。
誤解がとけるまでは完全にひとり相撲でした。でも、ギルモンが見つかったらどうなるか、の想像はけっこう子供には生々しい感じの映像です。考えたらこういうの、02までじゃありませんでしたね。02にいたっては最後のほうでおもいっきりカミングアウトしていたし…。
それにしても、グラウモンを想像して描いていたときに
「これじゃぼくが乗れないな…」
そう言ったのはほほえましい。モノホンテイマーだからこその考えですね。
しかしあなた、成熟期の名前も決めとらんかったですか?
■浅沼先生
やっと名前をおぼえました。でもそれがあの、問題だけはおこさないよう、適当に子供たちとつきあって適当に給料をもらってりゃいいやっぽい勤務態度からだったのが…。
公園の見回りにかんしてもそう。たぶん予定があったのにかり出されて、カリカリしていたんでしょうね。仕事が終わったあとにいきなり元気になるタイプ。
…一応社会人になった今からすれば、他人ごととは思えないなぁ、この人の気持ち…。
■デビドラモン
02のザコデジモン、晴れ舞台へ! 巨大感も01や02を越えています。が、ギルモンを押さえつけているシーンで、意外と小さいことが判明…あれ?
それでも12〜3メートルくらいはあったんじゃないでしょうか。グラウモンもそれくらい?
目立ってしょうがないですね。
■李くんと留姫
「…それだけかなあ?」
今回は脇役。レナモンは横から獲物をかっさらうのは好きじゃないようです。5話でやっていたけどその時のタカトたちはあくまで、クルモンをガードするために戦っていたと思われますし。
でも今回のギルモンは戦う気まんまん。襲われたんだからしょうがないんですけど。
…どうでもいいけど、李くん、上のセリフは怪しげですよ? 一回見ただけじゃ意味がわかりませんし…。いきなり疑問府だけ口にして、周囲をめんくらわせるタイプ?
■グラウモン
「グラーーーーーー!」(なんかこう聞こえます、咆哮)
なぜかタカトが名前を叫んでいましたが、そのときに決めたのですからしょうがないですね。あとで『進化した君はグラウモンだよ』って教えてあげましょう。
成長期のときよりはるかに強力になった必殺技の威力が、視覚的にわかるシーンもあって、デジアドの最初の映画を多少、意識してそうです。
それにしても、倒したデビドラモンのデータをロードしていたように見えましたが、上から降ってきているので不可抗力という気がしないでもありません。それとも本能か。
そして、山木室長はこれだけの事件さえ握りつぶすつもりのようです。
もっとも、そのほうがタカトたちにはつごうがいいいのですが、もし山木室長に目をつけられたりしたらどうなるでしょう。気になるところです。
■総括
2話でやったばかりなのにまた作監をやっている八島さん。この人、実は何人かの共同ネームなんじゃないでしょうか?
ていうか、いちばんのインパクトは
キャラデザの中鶴さんが原画にいたということですね。
それ以外は平均的なできだったと思います。作監やってくれないかなぁ…。
■予告
………………。
さすが浦沢さんというか…いったいどうなるか、見当もつきません(^^;;