留姫とレナモン きずなの危機!

 脚本:吉村元希 演出:芝田浩樹 作画監督:浅沼昭弘
12話。キャラが少しずつ確立してきた感じ。


■留姫とおばあちゃん

『言わなきゃ、伝わらないこともあるんだよ』

帰宅してふとレナモンを探したり、割り切ろうとムリをしたり、レナモンを助けに行けずに後悔して机に突っ伏したり、今回はいつになく、
いろんな顔を見せていました。

そんな留姫に声をかけたのが、おばあちゃん。飛び回りがちな留姫ママに代わり、家事のたいていを切り盛りしているのでしょう。6話ではチャットも楽しんでいましたし、なかなかハイカラな方。

この方、 いずれ留姫と留姫ママの橋わたし役になるんじゃないでしょうか。


■レナモン

『留姫! カードスラッシュ… !』

フライビーモンとの戦いのなか、つい上のように叫んでしまうレナモン。
これはパートナーへの依存ではないと思います。レナモンに現在の自分の限界、というものがわからないとは思えないし、それを越えたところに、留姫とのコンビネーションがあるはずですから。テイマーとの連携ってそういうものですよね。

そう考えると、留姫がいなくとも強い、というモノローグは強がりにしか聞こえなくなります。
確かにレナモン、成長期としては破格に強いんですが。


■タカトと友人たち

『かわいい〜〜!』

タカトを避けるようになる、ヒロカズとケンタ。あれは本物を飼っているタカトへの羨望とか嫉妬というより、もっと単純に怖いからなんでしょう。目しか見ていないし、その目が忘れられないと。
で、とうとう加藤さんにもカミングアウト。一撃でなじむあたり、ある意味予想どおりというか…。

でもじっさいに出てきて、しかも人語を解するのなら、けっこう好奇心が勝りそうな気はしますね。加藤さんの場合はとくに。きっと知りたがる心を持っているのでしょう。


■李くん

『…僕は、テリアモンのこと、友達だと思ってるよ』
『僕はね。留姫はどうだか、知らないけれど…』
『ジェンリャ、です』

先週、ある程度割り切ったからか、フライビーモンの時はさっそく援護にきましたね。調子いいぞこの人(笑)。まあ、今までもけっこう、タカトのフォローへ回っていましたが。
そしてレナモンに聞かれての、上の回答。どうあれ、その想いは変わらないんでしょうね。むしろ、前より強くなったかも。
最後のセリフは、山木室長への訂正要求。逃げ腰なタカトと違い毅然としています。ああいう怪しい手合いには、逆に立ち向かうタイプでしょう。正義漢ですね。


■インプモン
窓から子供たちをながめる眼が印象的。人間に対しては、どうもネガティブな感情しか持てないようです。それは人間の全てではないのですが。
あのシーン、今後の彼をながめるに参考になりそう。


■テリアモン
今回は太極拳につきるでしょう。暗黒太極拳じゃないですよ。


■クルモン
あいかわらず留姫にひっついてますね(^^;; やっぱり気に入ったのか?


■留姫とレナモン

『…しょうがない。パートナーだから』

一瞬の油断からピンチに陥ったレナモンを、体を張って助けた留姫。進化して、ハーピモンの爪から留姫を守ったキュウビモン。理屈だとか割り切りだとか越えた部分に、このふたりの間柄はなりつつあるようです。また一歩前進、といったところでしょう。

どうでもいいけどタカトくんも李くんも、驚いてないで助けてあげなさいよ、レナモン…。


■山木室長

『…ありえないことなら、はじめからなかったことにするだけだ。
 …危険な遊びは、もうおしまいだ…!』

タカトと李くんに接触したり、タカトの自宅を確認したり、あげくにこの発言と、悪役テイストをいよいよ醸しだしはじめています(笑)。
でも見ていると、どんな性格かはかかわりなく、デジモンの存在そのものが認められないようですね。あっさり自宅や名前を割り出していることだし、その気になったらタカトの周囲の環境へ圧力を加えることも簡単でしょう。デジモンよりよほどタチの悪い相手かもしれません。今後の動向が心配…。


■総括
今回の作監は7話の浅沼さん。麾下には諏訪さんと竹田さんを擁する、贅沢な布陣です。でも演出に少し間抜けな部分があり、レベルの高い回だけに、そこが残念でした。周囲の大状況もそろそろ動きだして、いよいよキャラ紹介編も終わり、次回から急展開でしょうか!


■予告
次回の登場はダークリザモンでしょうか。どちらにせよ、とうとうヒュプノスが動き始めるようです。そうすると出番がまわってくるのが小中さん。演出に今村隆寛さんも加わったことだし、これは絶対に見逃せませんね!
映画の日取りも確認しなきゃ!