切り札はコレだ!友情のブルーカード

 脚本:まさきひろ 演出:今村隆寛 作画監督:八島善孝
20話代に突入。前回にひきつづき、強敵インダラモンが大あばれ!



■インプモン

『てめえをロードして…オレは進化してやる!』

と言ってましたが、あっさり退場。ありゃりゃ…(^ ^;
その後、ラーメン屋の屋台にかくれている姿が見受けられましたが、活躍はなし。彼の進化は、まだ先の話になりそうです。
ひどいケガをしているのに、なぜ姿を消したのかといえば、傷ついた姿を見られたり、人間にほどこしを受けたりするのはプライドが許さないからかもしれません。
まあ、意地をはっているということなのでしょうけど…。



■李くん

『きょうはもう遅いから、あしたまた探そう』

↑のセリフがちょっぴり冷たいなあ、と思ったのは私だけでしょうか。
どこにもいない=死んではいないだろうと判断したのでしょうけど、デジモンって死体が残らないんじゃ…。
…さすがにそこまで考えてはいないか。

あとはインダラモン戦での、冷静になろうと深呼吸をする姿が印象的でした。大人っぽくふるまっているけど、やっぱり心中はめいっぱい気を張っているんだなあとわかります。

でもインプモン探し中に、留姫にみせた表情は少し怪しいですよ?



■留姫

『強くなりたいんなら…パートナーを探せばいいのに…』

今回のハイライトは、↑のセリフの後。
李くんに『やっぱりインプモンが心配なんだ?』と指摘されて、ふくれるシーンですね。妙にかわいい。
一対一なら李くんのほうが、一枚上手かも。



■鎮宇さんと仲間たち
いつのまにか李パパ・鎮宇さんを手の内にとりこんで、本格的なデジモン殲滅作戦をはじめようとする山木室長。あいかわらず人前でもサングラスははずしませんね?
仲間たちは鎮宇さんをタオ(=道?)と呼んでいましたが、これはたぶん仲間うちでのコードネームでしょう。いまでいうところのハンドルネームですね。でも、例のSHIBUMIだけはまだ見つかっていないようです。

となるとインダラモンの身体におこった異常は、直接的にはかれらの仕業?
鎮宇さんの今後の立場が気になるところです…。



■謎の少年
今回もまた登場。いつのまにかタカトやヒロカズたちの間にまぎれこんでディーアークを引ったくろうとしたり、テイマーズ対インダラモンの戦いをじっと見ていたり、不可解な行動ばかりが目立ちます。
敵とは言い切れませんが、味方とも言い切れない、いまはそんな感じ。いったい何者なんだ?



■タカト

『…わかった!』
『アトミックブラスターーーーーーーーッ!!』

今回で二度目の完全体進化ですが、位置的には混沌とした状況の真ん中、という感じ。今回の主役はわりと全員でしょう。
ただし、14話でみせたメガログラウモンとの一体感は軽めながら、しっかり再現されてました。
…なんだかんだいって、だんだんかっこよくなってきてません?



■ヒロカズ、ケンタ、加藤さん
脇キャラに近かった彼らですが、タカトたちとともに戦う意欲を燃やし始めました。加藤さんにいたってはパートナーデジモンがいれば加勢できるのに、となかばくやし泣きしてましたし。
ギルモンがタカトのメモから実体化したことを信じ、自作のブルーカードを手渡すヒロカズの姿は、今後のいい参考になるかもしれませんね。
ヒロカズ、テイマーになれたら、タカトのフォローをたのむぜ!



■山木室長

『生みの親の手でほうむられるなら…彼らも本望でしょう』

水面下で着々と悪だくみ(笑)を続けています。たぶん22、3話あたりで実行にうつすのでしょう。
またシャッガイみたいなことにならなきゃいいんですが…(もはやそういう心配しかできないらしい)。



■インダラモン戦

『まけるもんかー!』
『貴様ごときに倒されるために、生を受けたのではない!』
『タカトといっしょにいたいだけなのに、なんでジャマするんだ!』

成熟期のままではとうてい歯がたたないインダラモン
ですが、その猛威に腰が引けがちなテイマーに比し、デジモンたちは一歩もひきません。そしてタカトがふたたび立ち向かう決意をしたときに完全体進化。ドラマとしてはなかなかです。
それにしても、超進化プラグインSでは完全体進化できないんでしょうかね? やはり経験値が必要…?

あ。

そういえば13話で留姫、『いまなら進化できる!』と言ってましたが、実践=確認ずみだったということでしょうか?



■インダラモン

『はかなき…夢よ!』

なんか前回よりでかくなってません?(^ ^;
どうみても30メートルはあるぞ…。演出のせいかな?

しかも強さまでひとまわり大きくなって、3体がかり+カードでも微動だにしないばかりか、一方的にダメージをあたえてきます。 あまりのパワーに、テイマーたちがびびっちゃうほど。これはまちがいなくミヒラモン級ですね。サンティラモンやシンドゥーラモンと同格とは思えん…。
しかも物言いにちょっと時代がかっているので、シンドゥーラモンのことを聞いたら

『フフフ、ヤツなどわれらの中では一番の小物よ!』

と、どこかで聞いたようなセリフをバッチリ返してくれそうです。すごいぞインダラモン。

それにしてもこいつが強すぎるせいで、またしても進化カード→ごり押しで勝利に…。
ほかのカードがいまイチ役に立っていないよう…な…。



■総括
とりあえずカードスラッシュについてはおいとくとして…
演出のキレがいいせいか、かなり楽しめました。ちょっといそがしいけど、このくらいのほうがいいです。タイトルはああですがそれは一部の見せ場でしかなく、李くん、留姫、ヒロカズ、加藤さん、室長、鎮宇さんと、みんなそれぞれ見どころがありました。大人たちのドラマが濃いめなのは個人的に好み。
そういえば今回、デジモンたちの技は八島さんの描き起こしになってました。演出のかねあい?



■次回予告
とうとう加藤さんのパートナー、レオモンが登場……なつかしい。02に出なかったのは、単純にこっちに出すためだったんですね。わたしゃまた、転生しそこねたのかと(縁起でもない)。
しかし……それにしても……加藤さんの流し目、アレは浦沢さんならではの演出ですねえ。02は6話、京の妄想に出てきたウテナ空間も、浦沢さんの回だし…。いや、ギャグですから別にいいんですけど…濃いな。

って……いきなりカードスラッシュですか!? そんな大胆な!