デジタルワールドへ… 旅立ちの日

 脚本:小中千昭 演出:中村哲治 作画監督:清山滋崇
24話です。急転直下明けて、おだやかなお話。しかし実はカミングアウトの嵐!



■新OP
思ったより変わってませんでした(笑)。ヒロカズ、ケンタ、小春、加藤さんの影が取れて究極体の姿も公開、ベルゼブモンも公開、そんなところでしょう。でもベルゼブモンに羽根なんかあったかな…。

で、よく見たらケンタのパートナーってマリンエンジェモンだったんですね。
って、うわあいきなり究極体!? 地味なのにやるなケンタ!



■タカト

『ぼくは…とっても親不孝だ』
『ありがとう…おとうさん。ごめんなさい…おかあさん』

クルモンを助けたいだけなのかと思ったら、なにもそんな使命感だけではなく、好奇心と冒険心もあったんですね。そのほうが彼らしくていいかもしれません。表情も晴れやかで、義務感にしばられたようすは見受けられませんしね。

だまってパンを作りはじめてくれたお父さん、あんたも漢だぜ。

…そういえば先週からタカト、李くんのことはジェンと呼んでいるようですが、これは今後デフォルトになるのでしょうか。
間違えなかったら、シリーズ構成はばっちりですね。



■加藤さん

『わたしたち、誰も行ったことのないところへ行くんだよ』
『ちゃんと…言わないと』

意外にも、料亭の娘さんだった加藤さん。あの近辺に住んでいるんだから、考えてみれば意外ではないんですけど。
でもお父さんは厳格な職人気質の人のようで、店に降りてくることも注意するほど。そんなお父さんがちょっと怖いのか、言わなければと思うときには堅い顔をしていました。ひょっとしたらちゃんと説明してないのかも。

で、レオモンいつのまにかいるし。
なんかアークも出てきたし、観念してパートナーになったって感じですね。助けてもらったし。
ただ、まだ彼のほうにはぎこちなさがうかがえます。どうあつかっていいか、わかりかねてる感じ(^ ^;

でも、このふたりツーショットが映えるなあ。



■ジェン

『お父さんは絶対止めるだろうからね』

みんなが家族にしかられている局面でひとりパソコン叩いていたり、お父さんへのことわりがメールだったり、なんか君が一番屈折してるんですけど……(笑)。
大人っぽすぎるのも問題だぞう。
まあお父さんには前からカミングアウトしてたし、今さらでしょうけど。

そして小春は…予想通りというか、テリアモンが生きていると知っても、全然変わりませんでした。むしろ前よりアタックがはげしくなるかもしれない(笑)。
とりあえず、しばらくぽかんとしていたようなので、生きてるって気づいてはいなかったと思うんですが…どうよ?(^ ^;

…でも彼女もテイマーになるんですよね。パートナーは…やっぱり、ロップモン?
いかにして合流することになるのか、気になります。



■留姫

『…似合う?』

今週になってやっと気づいたのですが、留姫は性格が変わったんではなく、ただ単にふつうに戻っただけなんじゃないでしょうか。当初のクールさはあくまでもポーズであり背伸びで、それが緩和されて、彼女本来の顔が出てきたんじゃないでしょうか?
たぶん18話あたりから見せている表情が、本当の留姫なんじゃないかと…。
そして、今週でお母さんともいろいろ話したようだし。(お母さんが酔っていたのはその反動? やけ飲み?)
戻ってくるころにはもっと話ができるようになっているといいんですが…。

その橋渡しをしてくれたのがおばあちゃん。
留姫は隠しているつもりだったようですが、きっちりレナモンのことも感づいていたようです。
さすが大人。



■ヒロカズとケンタ

『おれがいなくなると、クラスの平均、下がるかなあ?』
『オレたちには、デジタルワールドでパートナーを探すっていう目標があるんだ!』

パートナーがないまま、それでも一緒に行こうとするこのふたり。あんたら無謀や…。
でもデジモン同士の戦いも幾度となく見ているし、取り乱して足手まといになったりはしなさそうです。
このふたりはまだまだこれからでしょう。



■浅沼先生

『そんなこと、なんであたしに話すのよ! あたしは関係ないのに!』
『あたしは…なんなのよ……』

なんか思いっきり本音をしゃべっています。
…でも、だったらなぜ、必死に追ってきたんですか? どうしてそんなに取り乱せるんですか?
ガキのたわごとと、放っておくこともできたはずなのに。

ちょっと好感度、上がりました。



■インプモン

『なにが間違ってたんだ… 強くなりたいこと…?
 所詮オレはただのデータ…
 こっちの世界が…お似合いってことかよ…』

インプモン、もしかしたら彼は、リアルワールドの存在を知り、そこで子供達と遊んでみたいと、あこがれていたんでしょうか。Vテイマー01のエテモンキーのように……。
それがかなわず、進化もできず、強くもなれず、素直に助けてもらうこともできず。

彼の心に去来するものがなにか、私には想像がつきません。



■ギルモン
タカトにはわりと受け身だった彼が、はじめて自分で発見をして、それをタカトに教えました。
すっごい重要なことだと思います。



■レナモン

『レナモンと申します。長らくお世話になっていながらご無礼の段、お許しください』

なんか↑の物言い、男っぽいです。なるほど麗人っぽい。
でも究極体では巫女デジモンでしかも紫ルージュだし、どっちなんじゃ! それともこれは不毛な議論なのか〜!?




■総括
戦いはありませんでしたが、これからの展開を期待させる、たいへん見どころのある回でした。
絵もきれいだし、それぞれのバックボーンがわかったり、わずかでも歩み寄りがあったり。なんというか、テイマーズは親とのかかわりが濃くて子供主役のお話としては、安心して見ていられる感覚ですよ。とくに小中さん描くところのみんなはホントに年相応です。
ジェン以外(笑)

でもテイマーズって、演出にもよるけど戦闘がないほうが面白くないですか?(←おいおい)



■新ED
おだやかだけど盛り上がりもある、デジアド系ではめずらしいタイプの歌です。これまた新境地。
出ているのはタカト、ジェン、留姫とそのデジモンなので、今後もあくまでこの3人が中心なんでしょうね。
レナモンのめずらしい笑顔が見られます。
あと不謹慎ながら、寝っころがる留姫はちょっとエロチックでした。わあ。



■次回予告
とうとうデジタルワールドへ突入! デジアド系の自然がゆたかな雰囲気とはかなり違う、なにやら過酷な雰囲気。さっそく一波乱ありそうな感じです。そう言っている間に、メラモンが!

演出が貝澤さんなので、キレのいい展開が期待できそう。