アジサイ ─ 心身疲労に

| 分類 : |
ユキノシタ科アジサイ属 |
| 原産地: |
日本 |
| 花期 : |
6〜7月 |
うっとうしい天気の続く梅雨の季節に、青紫、青、ピンク、白とさまざまな色合いで私たちの目を楽しませてくれる紫陽花。原産地が“日本”というのも、なんだか嬉しい気がします。原種はガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾアジサイの3種といわれています。清楚でひかえめな印象の花です。それらが中国を経由してヨーロッパへ渡り、品種改良が進められ、華麗な西洋アジサイ(ハイドランジア)として逆輸入されてきました。お花屋さんで鉢植えや切り花として売られている花色鮮やかなアジサイはおそらく西洋アジサイでしょう。
アジサイの名前の由来ですが、「あじ」は集まること、「さい」は真(さ)藍(あい)で、つまり青い花が集まって咲くところからきています。ただし花弁のように見えるのは、じつはがく片で、飾り花、装飾花ともよばれます。
その名前のとおりすがすがしい青紫色のアジサイの花は、五臓の肝に作用し、体の疲れや目の疲れをとってくれるそうです。春に無理をして肝を弱めてしまい、疲れがたまりがちな人は、青いアジサイの花でもながめて肩の力を抜いてみましょう。一段とみずみずしく咲きほころぶ花を見ていると、雨もそう悪くないかなと思えてきたりしませんか!
花材としては、アジサイは水が下がりやすく、扱いにくい花です。買ってきたらまず、枝の下の方の皮を削り、余分な葉も落として深水につけておきましょう。これだけでも、たっぷり水を吸って元気に咲いてくれます。切り口を焼く方法もあります。真っ黒になるまで焼いたら、すぐに水の中に入れてあげてください。

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