京都に行ってきたこと。

 

  ほおっておくといろんなことを忘れてしまうのです。平成18年の目標は一人旅だったのです。そんで、9月21日から、

ためていた夏休みを使って京都に行ってきました。ずっと書くときっとものすごく長くなるので、できるだけ短く、書いてお

こうと思います(でも長いけど)。自分用みたいなものですよ。

 かなりいきあたりばったりに出かけましたが、出発する電車は2本のうちどちらかに決めていました。お彼岸なので朝

お寺さんに行って、そのあと、早いほうの電車(8時半ごろだったかな?)で、出発。バスに乗って、御殿場へ。御殿場か

ら切符を買って、バスに乗り換え、バスが動き出した30秒くらいあとに「ここは電車で行ったほうがいんじゃないの?」

と思う。調べたら電車のが安くて速かった。三島まで行って、昼食。ある店を探したんだけどわからなくて結局駅前で

さくらえびかきあげ定食。ハズレでした。かなしい。三島から新幹線。久しぶりの新幹線だずぇ。はやいね。

 京都着は13時半ごろ。5時間か…。近いんか遠いんか。

 まずは手近なところで東寺さんへ。近くに行くと、五重塔が。しょっぱななのでめちゃ感動する。でけぇよ!!

 しかしあれですな。ビルヂングなんかだと大きくても何も感じないけど、こういうのはとても存在感がありますな。

 市が立つ日だとは知っていたんだけど、想像以上の大賑わい。わぁわぁわぁわぁゆうております。かわいらしいような

ものも売っているのですが、荷物になると思うと初日から買えない…。門を入っていくと金堂が…これもすごい。

 

 でかい。し、いかにも何か中にすごいものが入っていそうじゃあありませんか。圧倒されました。

 んで、私はどうしたらいいのか?と思ってうろうろしていると、どうも奥に入るには券を買うらしい。特別に見せて

いるところもあってそこの券も売っているでよ。と言うのでぜんぶ買って入ってみる。五重塔もこれを買わないと

見れないのね。

 

 塔の(おお、ヒサビサに正しい意味で塔って使った)まわりで写真を撮っていると、若いお嬢さんたちのグループに

写真とってくださいと言われる。よろしい、おぢさんが撮ってあげやう。観光地ってかんじ。

 特別公開?の、観智院へ。ここ、庭が面白かったの。

 これは庭の一部。庭の前の廊下?に、説明の絵が書いてあるのです。それによると、手前のが水鳥、その

奥のが竜だそうです。で、一番奥にちらと見えているのは、中国ですって。なんかかわいい。

 このあと資料館みたいなのも見ました。鬼瓦のでっかいのがある。よく見るとなんだかユーモラスな顔なんで

すね。2時間も東寺さんにいました。仏像の見方とか歴史とか知ってればもっとずっと面白いんだろうな、と、

イキナリ思わされました。

 夜、くるりんさんたちと落語会を聴く予定だったのと、ちょうど会場近くの梨木神社を見たかったのもあって、

電車とバスで移動。梨木神社は、萩が咲いているという話だったのですが、もう終わりかかっていて花はほとん

どない状態でした。そのまま京都御苑のあたりを歩いていると、今度は外人さんに写真とってくださいと言われる。

(お互い身振り手振り)2回目だぁ。

 落語会の会場でくりるんさん、くるりんさんとおちあい、食事のあと落語会へ。桂文我さんの会です。

 最初に、桂雀五郎さんで、手水回し。やや喉がいがらっぽそう…。と思うともう私はなんだか気の毒になってしま

って落ち着かない。いつもそうなのです。困ったものだ。

 文我さんの最初の高座は「死ぬなら今」 珍しいネタです。存在は知っていたけど初めて聞きました。なかなか

難しいサゲです。あらかじめの説明はナシで、「みなさん…。死ぬなら今のうちです」 と、言ってしまってもいい気も

するのです。どうなんでしょ。

 続いて桂三象さんが、「憧れのカントリーライフ」 というネタだそうです。私にはややわかりにくい芸風でした。ナゾ

の人…。

 文我さんの二席目、きいたことのない噺だと思っていたのですが、後半になって、以前どこかで聴いたのを思い出し

ました。「鬼薊」(自分で書いていて読めない) 後味の悪いネタです。

 仲入りで、このあとは何をやるのか…。鬼薊がおもきそ重いネタなので、このあとさらに重いのがくるのはつらいな、

と思っていると、文我さんはもう一席重いネタで行きそうなお話。まあ、それもよし、と思っていると始まったのは「質

屋庫」 文我さんの「質屋庫」 は、博品館で聞いていますが、だいぶ印象が違いました。会場が小さいってこともあ

るのでしょうけれども、今日はとくに「鬼薊」 と、「質屋庫」 は、ひきこまれました。

 終演後、くりるんさん、くるりんさんご夫妻のご紹介で楽屋を訪ねて、文我さんとすこしお話をさせていただきました。

枝雀さんのことや、博品館の落語会のことなど、終演後のお疲れのところ、楽しいお話を伺いました。感謝。

 このあと、くりるんさん、くるりんさんとお酒を飲んで、私ははるばる宿舎まで送っていただきました。おわり。って、

1日目でこの分量かよ!!

 2日目は、朝目が覚めて(そっからかよ!)、旅館から近い(?)清水寺へ。朝から坂がしんどいですわ。実は清水

寺なんて見るところあるまいと思っていたのですが、なかなかそうでない。私は本堂の絵馬が面白かったです。

「武運長久」なんて書いてあって歴史を感じさせます。この舞台で誰が見るんだ?という疑問がありましたが、ここは

本堂の仏様に奉納する踊りだかなんだかを演じる舞台なんだそうです。両側にすこし引っ込んでいるところが控え室

にあたるらしい。胎内巡りもしてみたかったが修学旅行の女子中学生たちがわぁわぁ言っているので恥ずかしくて入

れなかったっす。

 

 舞台から見える「子安の塔」 も、ちいさくてシブい。時代がかっていてとてもひきつけられるものを感じました。

 

 音羽の滝の脇の茶店でひとやすみ。茶金さんが首をかしげた場所はここかしらん?

ぐるーっと回って、産寧坂を下り、八坂の塔。入ろうかと思ったのですが、清水寺にもかなり長くいたので、先を急ぐこと

にしました。

 

 八坂の塔を過ぎたところで、写真を撮っている人が。どうも、写真を撮っている人が、頼まれたんだけどカメラの使い

方がわからないらしい。代わりに撮ってくださいと言われて代わりに写真を撮る。デジカメだから失敗しても大丈夫なん

ですけどもね。

 たのまれたの3人目です。このあとはなぜかもうありませんでした、少しマイナーなところを回りだしたからかな?

次に行ったのは、知恩院さん。門がデカイんだけど、なんだか最初の東寺さんのインパクトが強くて、そんなには感心

しませんでした。改修中で、あまり見るところがない。

 庭園を見ていたら、清水寺で見かけた外人さんがあとから入ってきて、ここは静かですね。あなたは日本人ですか?

みたいなことを聞かれました。英語で。少しく緊張した。見えませんか……?日本人に?

 知恩院さんを出て、昼食どき。知恩院さんの前にチェーン店らしきラーメン屋さんがあるだけなんですよねえ。ここま

できてラーメンもなかろうよ。どっかに店はないのかっ?そういえば祗園が近かった気が。そこに行けば何かあるだろう。

と、祗園に。けっこう一見さんが入れななさげなお店もたくさんでしたが、表に看板を出しているお店もあったので、その

うちの1軒へ。

カウンターと、座敷席がすこしの、小さい店でした。そのあたりでは安めの価格設定でしたが、とてもおいしいお店でした。

すこしお昼時を過ぎていたためか、お客さんは私以外は初老のご夫婦だけ。少しく緊張した。ここはまた京都に行くこと

があったら寄ってみたいなあ。夜はきっと高いんだろうね。びんビール飲んじゃった。

 しばらくこのあたりをウロウロして、南禅寺さんへ。移動はバスですよ。この日だけは、一日乗車券を買ったの。帰り際

に知ったんだがバスの中でも買えたらしい。失敗した。

 石川五右衛門が絶景かな〜っと言ったとかいう山門。私はこの場面を長らく清水の舞台だと思っていた。ワタシもあ

がってみました。階段がとっても急。中の天井の絵はとってもきれいです。

 

奥のほうの本坊方丈庭園へ。虎の子渡りとかいったかな?石の庭です。だいたいきょろきょろしつつ歩いているので、

ふと見るとなんだかユーモラスな彫り物がある。猫?犬?虎?

 

 この隣には唐獅子の彫り物があって、左甚五郎作ですっていうことを放送で言っていたので、たぶんこれも甚五郎の

作なんでしょう。

 どうもこう、だいたい甚五郎のものって、どこか隅っこのちょろっとした部分にあるのですね。これといい、どのあたりが

名人だったんだろう…? ナゾの人物だのう…。でも、目をひくようなものを作るのはやっぱり名人なのかしらん?

 

 これは水路閣。帰りにインクラインっていうのも見たかったんだけど寄るのを忘れてしまった。

 これから京都駅に戻って、大阪へ。夜は若杉弘さん指揮の大阪センチュリー交響楽団の演奏会に行くことにしたの

です。くるりんさんに前の晩に会場である大阪のザ・シンフォニーホールの案内図をいただいていたにもかかわらず、

道に迷いました。ぐるっとまわってなんとかホールへ。時間が早かったし、疲れていたので、コーヒーでも飲もうかと近

くの喫茶店に入りました。メニューに「ミックスジュース」があったので、「これやな」と注文。これって大阪名物?おいしかったです。

この旅行中に3回飲みましたですよ。それぞれ味が違うんですねぇ。

 くりるんさんくるりんさんご夫妻と落ち合って、ホールへ。ロビーでお話をしました。開場が開演の1時間前なんですねえ。

 座席に移動して、プログラムを読んだりしていると、昼間の疲れで眠気が…(しっかり見られていたらしい…ハズカシイ)。

 曲が始まって、1曲目はJ・C・バッハの「2つのオーケストラのためのシンフォニア」 主題を確認する間もなくいきなり

眠気が…。む、無理だ…。ひたすら眠気との戦い。おおむね敗北を喫していたのですけど。

 2曲目はバルトークの、題名を覚えきれない「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」 この日はこれがいちばん

楽しく聞けました。チェレスタなんかがよくきこえたり、オーケストラが良く見える席だったので、きいていてなかなかエキ

サイティングでした。面白かった。

 休憩を挟んでベートーヴェンの交響曲第7番。ここでも弦を対抗配置にして、ひょっとして今日のテーマは「左右に配置

する日」? わりあいゆっくりめの演奏でした。ここでも疲れが出てねむいねむい…。オーケストラを見下ろす席だったの

ですが、オーケストラが金屏風のように見えてきて…。

 なかなかなんぎでしたが、弦チェレは面白かった。あれはでも、曲名の中に「ピアノ」も入れてあげなくちゃでしょうね。

 終演後ふたたびくりるんさん、くるりんさんご夫妻と合流し、自動車に乗せていただいて、今回の旅行の目標のひとつ

だった串かつやさんへ。車の中から見る大阪の町は、見たことのない都市のすがたをしていて、オドロキでした。あす

こを運転するのは嫌だな。怖い。

 新世界の串かつやさんへ。昭和レトロって感じのお店です。ソース2度づけ禁止とか書いてあったけど、酔っぱらうと

わからなくなりそう。店で人が倒れて救急車が来たり、というようなどきどき事件もありましたが、串かつおいしかったです。

実はこのあとも京都で食べたのですが、全然別物。まあ、店によるのでしょうが、京都で食べた串かつには愛がなかっ

た(ほんとかよ)。キャベツもない。

 その晩は大阪に泊まりで、翌朝は四天王寺さんへ。駅まで行けば塔が見えるであろう、というような気持ちで行ったら、

塔なんか全然見えない。案内所で聞いて、駅を出てみると、聞くまでもない、お彼岸の最中でお寺に向かうすごい人の数。

ついていくと、それほど歩かずに着きました。すごい人出。露店もたくさんです。引導鐘が鳴っている。うろうろしていると、

五重塔につきました。中に入れるというので中に入ってみると、なんだかまったくコンクリートとかでできていてすこし興ざめ。

   

あと、博物館?とか見ました。井戸の茶碗があって、どちらかというとごはんを食べる茶碗に形が似ているのにオドロキ。

湯のみ茶碗のようなのを想像していた。あと、千両箱、意外に小さい。つけもんの重石にするにはやや大きいかもしれませんが。

 天王寺さんを出て、地下鉄の駅へ。とりあえずどっかでごはんを食べようって魂胆です。駅に行く途中で、すこし疲れて

きたので、どうしようかと思いつつ入った天王寺さんの近くの小さい喫茶店、昔の家の柱などを使って、メニューや小物

にいろいろ気をきかせてあって、コーヒーもおいしくて、なかなか良かったです。なごんだ。

 地下鉄で心斎橋へ。地下鉄を出るとオフィス街みたいな。おおっ?ココドコ?もっとにぎやかなところちゃうん?と思っ

て見回すと、ちょっとはなれたところにアーケードが。そういえば昨晩通ったときもこんな感じだったっけ…。と思い出して

行ってみました。なんとなくこう整備されていると東京あたりのアーケードと変わらない気がするなぁ…。なんだけど、

道頓堀までくると、

 

大阪ですな。今、飛び込めないように工事中だそうです。

 

 こう見ると、イマイチわかんないけど、けっこう高いですよ。よー飛び込むよなあ。

 ここ見たあと、法善寺横町でお好み焼き。オイシイ。それから道端でたこ焼き買って食しました。

こちらはたこ以外はそうでもない。たぶんハズレですな。ものすごく並んでいたんだけど。

 電車を乗り換え、大阪城へ。大阪城公園とかいう駅で降りたのですよ。ないじゃん大阪城。

 案内図があったので見ると、と、遠そうじゃねえか…。暑いし。それでもとぼとぼ歩いていきました。

やっとこさ近くまで来る。長いよ長い。

 

 このあたりまでくると、なんとか攻め落としちゃるで!!って気になってくる。でも、帰りまたあの距離を歩くと思うとユウウツ。

 ここ渡って、少し歩くと大阪城見えてきます。大きい…。

 

 ここももともとの城ではないのですね。エレベーターがついてて、乗るのにたいへんな人の列。階段をあがって途中ま

で見ました。2階だかが石垣のコーナーだったのですけど、ここが一番面白かった。上のほうの、映像とかで説明がある

ところはほとんど見ずに素通りしたのですが、それでもこの時点で夕方にさしかかっていて、京都に戻ることにしました。

なにしろ暑くてメマイがしそうなイキオイ。

 京都に戻り、とりあえず賑やかな場所に行けば店がいっぱいあるはず、と思って地下鉄でそこを目指したのですが、

地上に出るとオフィス街。全然違うやん!!で、へとへとの状態で繁華街を目指しました。しかしそこでも入る店に迷っ

てうろうろ…。少しは目標を作っておけばよかった。かなり迷った挙句、先斗町の路地を入った小料理屋さんへよろけ

るよーにして(ウソ)はいりました。表の案内には安そうなことが書いてありましたが、そこそこお手軽な値段のものを

頼むと、今日はそれナイ。とのおこたえ。震えてしまうほど高いわけでもないので、まあいいや。軽く飲んで河岸をかえたろ。

と、店の人とすこし話しつつ飲んでいると、隣に私よりちょっと年上のご夫婦連れらしき方が来ました。何回かこの店に

来ているらしい。店の人とのお話を聞いているとどこぞの若社長さんらしい。どういうきっかけかこの人とお話が盛り上

がりまして、じゃあワタクシももう一杯飲んじゃうかな。みたいな感じになって、気がつけばソコソコのヨッパライ。今思い

出したけど、今夜泊まる宿も決めてない、といういい加減さに感動したらしい…。そんなところに感動されても…。でもご

心配をおかけしましたです。じゃあ、おかんじょうを、と言うと(やっぱりソコソコのお値段でした。)その方が、当たり前の

よーに「じゃあ次うた行きますかっ!!」 とか言うんですよ。私はそろそろ泊まるとこ探さないと…とか言ってたのですが、

なんのかんのでどこかのお店でタンバリン叩いてました。サイテイ。このあとラーメンまでごちそうになってしまった。ずい

ぶん知らない人についていってしまいましたなあ。

 かなり遅い時間に宿を見つけて、なんとか泊まるところも決まって、京都駅の前でそのかたたちとお別れしました。私

の宿泊先があらかじめ決まっていたらもっと遊びそうなイキオイでした。

 宿につくと、シングルの部屋がないので…。と、通された部屋が4人部屋。ゆとりの大スペースですぜ。きれいなホテル

でうれしくねむったのですが、夜中にトイレに起きたらその広さがなんだかブキミに感じてすこし困った。

 この日、ばんごはんのお店を探して歩きながら、かなり疲れた気がしたし、もう明日帰ろう…。と思いました。

 翌朝起きて、さて今日はどこを回って帰ろうか、と、ガイドブックを見ながら考えました。嵯峨野に行こうと最初思ってい

たのですが、修学旅行で歩いたところだし、もう少し街中を見てあるきたい気もして、三十三間堂と智釈院に行くことに

しました。なぜか途中でこんな写真を撮っているんだけど、なぜこっち方面に行ったんだか記憶にない…。

 んで、バスに乗って三十三間堂。ここってぜったいその前のバス停で降りるほうがいいですな。それに、智釈院、養源院、

三十三間堂って回ったほうが、坂の下りで楽。私は逆に歩きましたが。

 三十三間堂

 

 ここは、千手観音さんがずらーーーーっと、並んでいるんですけど、それよりその前におわしますです、なんとか天、

(帝釈天とか)みたいなのを見ますね。中にはヘビを食べるとかいう人(人じゃない)もいて、この人(だから人じゃないっ

てば)たちは、どういう存在なんだろう?と思いました。このへんの知識があると面白いんだろうな…。

 ワタクシの母方のおじいさんはここで弓を射たことがあるんですって。どういうわけでかはもう忘れてしまいましたが…。

微妙に感慨深いものが。

 で、門の前に養源院さんの案内が見えるんですよ。最初行く予定はなかったのですが、じゃあ寄ろうかな、ってんで養源院さんへ。

 

 ここは修学旅行生とかいなくてとっても静か。建物の前の枯れ井戸(?)が風情をさそいます。庭の木には目白やヤマ

ガラ(?)らしき鳥が遊んでいるのです。のどかだ。

 中に入ると、おばあさんがラジカセで説明を流しながら案内してくれます。狩野派の襖絵やなんか見ることができるのです。

麒麟の絵がなんだかかわいらしい。ここの天井は伏見城の落城の際の自決した人たちの血による血天井だそうで、お

ばあさんが竹ざお片手に説明をしてくれます。おばあさんのなにげない説明と血天井のギャップが…。鳥居元忠の自決

したというところは、その人型に血のりが残っていて、 それをおばあさんが説明するのです。ちょっと見ていると、怖い

というより何か悲しい気持ちになってしまうのでした。

 表に出てフタタビ庭で小鳥のあそぶのを見る。かなり近くまで寄っても平気なんですよねえ。なごむ。

 そろそろお昼です。っていうか、過ぎてます。このあたり、ごはん食べるところないんじゃ…と、不安でしたが、智釈院

さん脇に喫茶店などあって、ここでもミックスジュースをいただきつつごはんを食べました。

 さておなかもふくれたし、智釈院さんへ…。って、帰りの時間はだいじょうぶ…?でもせっかくなのでっていうか、喫茶

店からすぐなので、智釈院さんによりました。庭がいい、と聞いていたので、庭園へ。

 

 梨木神社で見られなかった萩が咲いていました。きれい。

 庭園がねえ、もうとってもいいのです。

 

 最初はワタシも縁側に座ってみていたのですが、昔の人は縁側でぼけっと庭園を見ただろうか?と、ふと思って、座敷

の中にはいってみてみました。また違ったアジワイでとてもいい。というか、暗い座敷のなかから色鮮やかな庭を見ると、

より色鮮やかに見える気がしました。池に注ぎ込む水音がのどかさを誘います。

 

 ここにかなりの時間居座ってしまいました。私のほかにも、何人かの人がいましたが、すぐに立っていく人はほとんど

いなくて、みんなしばらく座って庭を見ていました。今回京都で見た庭のなかではダントツに気に入りました。

 ってなことをしていたら遅くなってしまった。すこし疲れもとれたし、予定通り明日までいよう…ということに。このあと、

京都国立博物館を見ました。ここは京都に関する博物館かと思っていたら、そうではなくて少しがっかり。ここで気に入

ったのは百鬼夜行の絵でしたね。すばらしくユーモラス。

 

 ↑みちに迷っているひとがいました。

 その晩は鴨川の川床でごはん。川床って言ってもそこの店は畳ではなかったから、「これはベランダと言うのではある

まいか」 と思いましたです。わが家にはベランダがないので貴重な経験です。ここの串かつに愛がなかったので、やん

なって、その前の晩に見かけた餃子のチェーン店に入りました。この店は、東京で私がおきにいりだった店のチェーンです。

東京のその店はなくなってしまったので、しばらくぶりにあの味を…と、思ったのですが、これが、味もメニューも店の雰

囲気も全然違う。改めて東京にあったあの店の、味と活気を思い出して悲しくなってしまいました。今度京都に行っても、

にどといくか!!

↓ 夜の鴨川。欄干の上から恥ずかしいなぁ…と思いつつひとりで写真を撮っていると、それを見てあとからあとからカメラを出す人が…。

 

 ヨッパラって、新京極あたりをヘンテコなお土産を探してねり歩くけど、なかなかないものです。

疲れて酔いも覚めてきて、嫌になっちゃった。かえることを考えて、京都駅近辺にとっておいた宿に入りました。この晩

は缶ビールをもちこんだよ。

 翌朝起きて、駅に行ったけど、売店がほとんど開いていない。最低でも職場におみやげを買っていかなくては。八つ

橋は買わないのです。私は人に持っていくものは自分が好きなもの、という考えがあって、八つ橋は自分があまり好き

ではないので。

 じゃあおみやげやさんがあくまで西本願寺さんにでも。と、バス乗り場へ。この旅行中、西本願寺さんは気になってい

たのです。わが家の宗派の本山なので…(オイオイ)。

 それでも迷いつつ、バス乗り場に行くと、バスが出るところ。「あー行っちゃうのか。じゃあやめようかな…。」と思って

いると、私の姿を見て運転手さんがドアを開けてくれました。これは乗らねばナルマイ。

 

 んで、西本願寺さんに着くと、なんと改修中。御影堂はみられない。となりのお堂でおまいりをして、帰ろうかな、と歩い

ていると、案内図が。そういえば、門があったな、もうすこしで見ずに帰るところでしたよ。国宝だよ。

 

  これをみて、京都駅にバスで戻って、おみやげを物色。けっこう時間がかかってしまった。

11時3分の新幹線で帰りました。帰りの電車の中ではなんだか寂しい気持ちになってしまったですよ。途中、沼津でお

すし。家に着いたのは17時ちょっとすぎ。地元はもう涼しくて、電車のなかでひとりで半袖で恥ずかしかった。

 長い旅行でした。1週間くらい行ったような気がする。疲れましたが、とっても楽しかったです。京都はひとりでいてもわ

りと平気なところですね。回りにも一人で行動している人がけっこういました。ただ、時々ものすごく寂しいんですよねえ。

きっと人生も一人って気楽かもしれないけど寂しいんだよなあ。と、変なことを考えてしまいました。京都、修学旅行以来

ですが、いいですねぇ。今回は、市内や東山近辺しか回っていないので、また行きたいです。今回みたいな長さは無理

でしょうけど…。

 宿をとったり、電車の時間をしらべたり、携帯電話大活躍でした。えらい。ほめてとらす。

 あ。あと、信長と家康に挟まれて、3人のうちではあまり存在感を感じていなかったのですが、京都大阪で太閤さんの

残したものは大きいんだなあ、と思いました。

 いじょうでぼくのりょこうのにっきはおわりです。またいきたいなあとおもいました。ぜんぜんまとまっていませんね。

 ちょっと見るとわからないんだけど写真がけっこうピンボケでへこんだ。

 

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